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A-Trakが自身についてインタビューで語る

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A-Trak at ComplexCon in Long Beach, CA / Oliver Scherillo

A-Trakは本人の野心的な性格によって自身のDJスキルを上達させました。また彼はレーベル運営などビジネスの面でも尊敬されている人物とも言えるでしょう。20年のキャリアを経た彼は現在も様々な場面で活躍しています。

Fool’s Goldのボスである彼はComplexのBlueprintシリーズで自身を語ったインタビューを行いました。今回の36分にも及ぶインタビューは様々なアーティストにとっても参考になるのではないでしょうか?A-Trakはこのシリーズでインタビューを受けた初めてのDJとなりました。

今回のインタビューでは15歳で世界チャンピオンになった事について、Kanye Westと仕事して人生が変わった事、Fool’s Goldの設立について、EDMが流行りその後衰退した事について、彼主催のDJ、ビートバトルのGoldie Awardsについて、そして彼が自身のキャリアアップすることが大事かということを語りました。

なぜNick CatchdubsとFool’s Goldのレーベルを始めたのか。

“DJがレーベルを運営するのが大事だと思った理由は早めにリリースされる楽曲がクラブミュージックの中で分類できないカテゴリに分かれてしまうからなんだ。過去に、当時では珍しくラッパーをエレクトロのビートに乗せるという楽曲制作に挑戦をしていたんだ。このような楽曲でHip-Hopのヘッズ達にエレクトロミュージックをアピールするモノは持っていたんだ。Nickと僕はDJとしてそれが刺激的な音楽というのを知っていたんだ。”

EDMが流行りだしてから

“子供の頃からスクラッチをしていた僕はDJをすることが道理にかなっていることが大切であると思っていた。そしてEDMが北アメリカで流行り始めた時、やっときたかと思ったよ。DJの方法が今までと違ったり、自分の好きなスタイルではないかもしれないけど「やっとこのDJカルチャーに対して人々は興味を持ってくれた」と思ったんだ・・・、それが本当にEDMだったと思うよ。DJカルチャーが世界中で知られるようになった。これ自体本当に嬉しかったし興奮したね。”

Fool’s Goldの財務体質について

“Fool’s Goldから給与はもらっていないよ。この会社はお金を儲けるためにあるわけではないんだ。この会社はどれだけクールなアイデアを生み出せるのかを大事にしている。自分はA-Trakとしてお金を稼いでる、その中にDuck Sauceとしての活動なども含まれるよ。”

色々な音楽に対してオープンな思考になった事に対して:

“僕はDJ PremierやBoombapしか聞いていなかったんだ。当時はキーボードの音を聞いた瞬間に自分が求めているものじゃないとすごく思ってたんだ。けど後にDJとして1つの音楽に固執してしまう事がよくないという事に気づく事ができたんだ。”

最後に

一般的に、エンターテイメントや音楽に関するビジネスは自分のような人間や音楽を作る人で大体5年以上のキャリアがある人間の為にあると考えてるよ。チャレンジする事は長期戦であり、それを今までの自分が培ってきた改革で毎回乗り超えてきたと思う。自分は常に自分がしてきた事や、次に挑戦する事は自分で決めている。だから常に新しいものや出来事に遭遇しても、自分のする事は決まっているから心配する必要はないんだ。自分で書いている物語は自分にしか分からないからね。

関連: ビデオ: A-Trakが”rockstar”を使用したルーティンを解説

ビデオ: A-Trakが”rockstar”を使用したルーティンを解説

先日ファンに楽曲のプロデュースについて解説したA-Trakが今回ルーティンを解説したビデオを公開しました。

Fool’s Goldの代表でもある彼は約12分の動画では、Post Malone21Savageのスマッシュヒット”rockstar“を使用したルーティンの解説を行なっています。今回彼はルーティンを考えるときに思い浮かべるアイデアなどを語り、動画の最後にはルーティンを行なっています。

A-Trakは「自分がクリエイティブになった時のプロセスを共有したかったんだ。どのようなパターンやアイデアを思い浮かんで組み合わせるかというのを説明しているよ。」とコメント
しています。

Post Maloneの”rockstar”はBillboardのHot 100で5週連続、1位の座につき、ダブルプラチナムにも認定されました。9月のDJcity Top 50でも3位にランクインしています。

関連: ビデオ: A-TrakがFat JoeとRemy Maの”All the Way Up”を使い魅せる

ビデオ: A-TrakがFat JoeとRemy Maの”All the Way Up”を使い魅せる

数多くのターンテーブリストがFat JoeRemy Maが2016年にリリースした”All the Way Up“を使いそのスキルを披露してきました。そして、ついにFool’s GoldのA-Trakも同様に魅せてくれました。彼のパフォーマンスはこれまでのセットの中で、最もクリエティブなものの一つではないでしょうか。

“All the Way Up”はDJcityにてダウンロード可能です。

関連: ビデオ: A-TrakがSeratoで自身のキャリアについて語り、ルーティンを披露

ビデオ: A-TrakがSeratoで自身のキャリアについて語り、ルーティンを披露

9月にニューヨークで行われたFools Goldの代表であるA-Trak主催のバトルGoldie Awardsに因んで、Seratoで自身のキャリアについて語り、ルーティンを披露しました。今回のルーティンでA-Trakは自身でリリースした楽曲”Belive“を使用しています。この楽曲ではフューチャリングにQuavoLil Yatchyを迎えています。

今回のインタビューでは7つの項目に別れています:

– ターンテーブリストとしての始まり
– パーティーDJをどう学んだか
– Seratoを見つけた時の話
– インスピレーションをどこで受けたか
– なぜセットを即興で行うのか
– プロデューサーとしての進化
– Goldie Awardsを創設したのは何故か

下記でインタビューとルーティンを見ることができます。

関連:ビデオ: A-TrakがLil YachtyとQuavoをフューチャリングで迎えた”Believe”の制作秘話を語る

A-TrakのGoldie Awardsに出場するファイナリスト達が発表

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A-Trakが主催する大会であるGoldie Awardsに出場する8人のDJとプロデューサーが選ばれました。今回の大会は6月7日にニューヨーク市で行われます。

DJ部門でのファイナリストはJohn Beez (アメリカ)、 K-Swizz (ニュージーランド)、Kayper (イギリス)、Miles Medina (アメリカ)、Rocket Jackson (アメリカ)、Rafik (ドイツ)、Vekked (カナダ)そしてYuto (日本)の8人です。

プロデュース部門でのファイナリストはDJ Brace (カナダ)、City The Beatmaster (アメリカ)、Fresh Kils (カナダ)、Holly (ポルトガル)、MSCLS (アメリカ)、R!OT (アメリカ)、STFU (アメリカ)、そしてYoung Sidechain (アメリカ)の8人です。

今大会のジャッジにはDiploCraze、Just Blaze、Mannie Fresh、そしてDestructoなどのメンバーが行う予定です。

大会に勝利したプロデューサーはA-TrakのFool’s Goldレーベルから曲をリリースすることができ、勝利したDJはFool’s Gold主催のDay Offフェスティバルにてパフォーマンスができます。

下記でファイナリスト達を見ることができます。


関連: ビデオ: VekkedがA-TrakのGoldie Awards Battleにエントリー

ビデオ: A-TrakがLil YachtyとQuavoをフューチャリングで迎えた”Believe”の制作秘話を語る

多くのファンがA-TrakのDJセットパフォーマンスを目にしたことがあると思いますが、彼のプロデューサーとしての側面を目にしたことがある人は少ないと思います。

しかしながら、グラミー賞にノミネートされたことがあるA-Trakの最新シングル、“Believe”の制作秘話を公開してくれました。公開元は、GeniusのDeconstructedシリーズになります。この楽曲にはLil YachtyQuavoがフューチャーリングされていてDJcityのHot Boxチャートにて現在7位にランクインしています。

映像にてA-Trakは曲自体は1年前にレコーディングし数ヶ月寝かせていたと語っています。そして、Rugratsのテーマソングからインスパイアされた、遊び心ある音も時間をかけて変化させた一つであると述べています。更に、A-TrakはChromeoのメンバーで実の兄である、Dave 1そしてFool’s GoldのアーティストのPromniteからアドバイスをもらったことについても振り返っています。

関連: ビデオ: 1MindがFrench Montanaとの”Unforgettable”をどうプロデュースしたか語る

DJ BraceがA-TrakのGoldie Awards Battleにエントリー

Vekkedと共にDMC Online Team Championshipにて優勝したばかりのDJ BraceA-TrakのGoldie Awardsバトルにエントリーしました。カナダ人ターンテーブリストの彼が今回はプロデューサーとして大会に参加しています。

Goldie AwardsはDJとプロデューサーの為の新しいバトルで、9月7日にニューヨークにて決勝戦が行われます。バトル参加者は、DiploDJ Craze、Just Blaze、Mannie Fresh、そしてDestructoによりジャッジされます。プロデューサー部門の優勝者はA-TrakのFool’s Goldレーベルから楽曲リリース、そしてDJ部門の優勝者はFool’s Gold Day Offフェステティバルにてパフォーマンスと素晴らしいチャンスが準備されています。

バトル参加には、Goldie Awardsのサイトにて8月6日までにオンラインエントリーをすることが必須です。

関連: ビデオ: VekkedがA-TrakのGoldie Awards Battleにエントリー

A-TrakがDJはクリエイティブであり、柔軟な考え方をするべきだとインタビューで述べる

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ここ近日で自身の新しいシングル”Believe“をリリースや主催をしているGoldie Awards Battleの開催を控えているA-TrakがShade 45の番組”Sway In The Morning“にてインタビュー、そしてミックスを披露しました。

番組ではA-TrakがGoldie Awardsを企画した理由はDJingのアートを前進させたいからとコメントしました。

様々な音でスクラッチ:

「私自身はスクラッチが古いものだとは全く思わない。人々が私のDJを見たときに”あぁ、古いものをまた持ってきたんだね”と思われたくない。私にとってスクラッチはすごく奇抜なものなんだ。スクラッチをするときのサンプル音の選択はたくさんある。ただ”Ahh”や”Fresh”やJames Brownのシャウトじゃなくてもいいんだ。音楽はより統合されているからこそ私はスクラッチをするときの音もそれに合わせるようにしているんだ。」


現代のDJテクノロジーへの適応:

「数年前から私は風や振動が大きい場所、また紙吹雪が多く吹かれる場所などでCDJを使い始めたんだ。そこで思ったのがなぜ私がバイナルやレコード針から紙吹雪をはらってまでオーディエンスの前でパフォーマンスをしないといけないのかと。そして機材の進化に自分自身が適応していけなければならないと思わされたよ。」

クリエイティブであり柔軟な考え方をする:

「個人的にはターンテーブルの事を愛している、そして長い間ずっと使われていく事を願うよ。だけれどDJをしたい人、DJになりたい子供達にスクラッチをするためにはTechnics 1200シリーズを持っていなければならないという考え方にしたくない。スクラッチのみならず、人々はどのようにして自らのスキルを磨き上げるのかを考えなければいけないと思う。僕にとってはスクラッチとターンテーブリズムが全てであり、まるでHip-HopがDJingにアプローチしたように、元々違う用途で使われていた機材を新しい方法で使うようになったみたいにね。全てはクリエイティブな考えに基づかれているんだ。新しい世代が出てきて、新しいアイデアとトリックをどんな機材でできるか、そんなDJが出てきて欲しいと思っているよ。DJをもう時代遅れのアートフォームにしたくないんだ。」



関連: A-Trakがノートパソコンを飛行機内に持ち込み禁止になる可能性があることについてコメント

ビデオ: VekkedがA-TrakのGoldie Awards Battleにエントリー

エントリーまで残り2週間となったA-Trak主催のGoldie Awards BattleにDMC世界チャンピオンのVekkedが自身のFacebookページにて大会のエントリーを発表しました。

「カナダツアー真っ只中ですが、今回のA-Trak主催のGoldie Awardsを最後にソロでのDJバトルを引退しようと考えています。今回のルーティンでは皆さんが馴染みのある音を使用しました。今回使用した音は”モータルコンバット”、”ストリートファイター”、”アースワーム・ジム”、”NBA Jam”などゲームから来たものです。」

と本人がコメントしました。

VekkedはXkey Air KeyboardをBluetooth経由で使用。そしてSeratoのPitch’n Time機能でSegaの音ネタをループさせたと語ってくれました。

“The Goldie Awards”ではDJとビートバトルにおいて各6名ずつのDJとプロデューサーが選ばれます。DJ達はオリジナリティー、クリエイティビティー、テクニック、選曲、オーディエンスーの反応、そしてステージ上での演出が審査対象となり、プロデューサー達はオリジナリティー、クリエイティビティー、テクニカルな技術、音楽性の幅、そしてオーディエンスの反応が審査対象となります。大会の審査員にはDiplo、DJ Craze、Just Blaze、Mannie Fresh、Destructo、そしてMijaなどのスターが参加しており、ニューヨークのハーレム出身であるラッパーのDave Eastがホストを務めます。エントリー期限は2017年8月6日まで、同年9月7日にニューヨーク市にあるBrooklyn Steelで審査員が選出したDJ、プロデューサー達がバトルを行う形になります。

関連: ビデオ: VekkedとDJ BraceのDMCオンライン・チームファイナルでのルーティーン

A-Trakが新しくDJとビートバトルの大会について発表

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A-Trakが新しく”The Goldie Awards”というDJとビートバトルの大会について発表しました。Fool’s Goldのチーフである彼が最初にこの大会についてアナウンスしたのが2016年の2月、DJcityのMikiDz Showでした。

「”The Goldie Awards”は昔のようなDJバトルとは違うんだ」と大会の予告でコメントしています。「この大会ではどのような機材も使用していいんだ。僕たちはDJのアートに関わるものであれば何でも受け入れるよ」とも述べています。

「この大会ではジャンルに問わられず、境界線もなく、制限もない」と大会のメインスポンサーであるThumpがコメントしています。

“The Goldie Awards”ではDJとビートバトルにおいて各6名ずつのDJとプロデューサーが選ばれます。DJ達はオリジナリティー、クリエイティビティー、テクニック、選曲、オーディエンスーの反応、そしてステージ上での演出が審査対象となり、プロデューサー達はオリジナリティー、クリエイティビティー、テクニカルな技術、音楽性の幅、そしてオーディエンスの反応が審査対象となります。

大会の審査員にはDiplo、DJ Craze、Just Blaze、Mannie FreshDestructo、そしてMijaなどのスターが参加しており、ニューヨークのハーレム出身であるラッパーのDave Eastがホストを務めます。

大会で優勝したDJはFool’s Gold Day OffのフェスティバルにてDJができ、優勝したプロデューサーはFool’s Goldのレーベルから曲をリリースすることができます。

この大会にエントリーする方法として、DJバトルではDJは5分のビデオをYoutube等にアップロードしエントリーすること、そしてビートバトルではプロデューサーは1分間のビデオをInstagramかYoutube等に楽曲をアップロードすることです。そして共に#GoldieAwardsとハッシュタグを付け、公式サイトの登録フォームに情報を入れるとエントリーが完了します。エントリー期限は2017年8月6日まで、同年9月7日にニューヨーク市にあるBrooklyn Steelで審査員が選出したDJ、プロデューサー達がバトルを行う形になります。

詳しい情報やルールは大会の公式サイトにてご確認ください

下記に大会の予告動画が視聴できます。

関連: A-Trakがノートパソコンを飛行機内に持ち込み禁止になる可能性があることについてコメント

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