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ビデオ: ミックスショーシリーズ, ‘20 Minutes With DJ Delta’新エピソード

イタリアを拠点に活動しているターンテーブリストのDJ Deltaが自身のミックスショーシリーズである、20 Minutes With DJ Deltaの新しいエピソードを公開しました。2016年のRed Bull Music 3Styleでイタリア王者の彼は20分の間にスクラッチ、トーンプレイ、ジャグリングなど様々なテクニックを披露しています。

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ビデオ: ミックスショーシリーズ, ‘20 Minutes With DJ Delta’

DJ SEBYが様々な機材でスクラッチをする”Multiscratch”動画をDJcityTVにて公開


今回のDJcityTVは、イタリアのシチリア島で活躍するターンテーブリストDJ SEBYの登場です。
様々な機材のセットアップで卓越したスクラッチを披露してくれています。

< ルーティン解説 >

「ルーティン解説」と言いつつも機材の紹介になりそうな今回の動画。

最初に登場するのはNumark DJX × Rane TTM56の組み合わせ。2004年に発売されたNumark DJXはCDとMP3等の音楽ファイルを12inchのターンテーブルで操作が可能。その年はTechnicsもターテンテーブル仕様のCDJ”SL-DZ1200“を発売した年で、それまでターンテーブル一辺倒だったHipHop DJがCDJを意識しだした時期です。見た目も昨今話題になっているアーム不要のターンテーブル式コントローラー(PhaseRane Twelve)を予見していたかのようなデザインですね。DJミキサーはRane TTM56というデジタルミキサーでSERATOでお馴染みのRane社が2004年に発売したデジタルミキサーです。特徴としては内蔵エフェクターが装備されているのと、縦フェーダーの距離が短いのでバトルDJ向けのミキサーと言えるでしょう。フーレズ「What’s that cool」を使ったスクラッチの切れ味を見てもそれが伺えます。

次に登場するのはReloop Spin × Vestax PMC-07Pro ISP Modelです。Reloop Spinは2018年に発売されたポータブルターンテーブルで携帯端末やPC機器とのBluetooth接続が可能となっており、ビートとスクラッチ音を同時に内蔵スピーカーから鳴らせるようになりました。また、USBメモリースティックを直挿ししてLINE録音も可能になったので周囲の音を気にする事無く綺麗に録音が出来ます。DJミキサーは2014年に倒産したVestax社が製造したバトルDJ用のミキサーで、SEBYが使っている機種はスクラッチの神様といわれるDJ Q-BERT率いるターンテーブリスト集団Invisible Skratch Piklz(ISP)のシグネチャーモデルです。パネル左中央部に見えるヘッドシェルを模した虫のようなマークがISPのロゴです。とっくに廃番している機種なのでマニアの間では欲しい一品かもしれません。定番フレーズ「Ahhh」を使ったフェーダーの切れ味も抜群です。クロスフェーダー付近の塗装が剥げているのも練習量の証なので当時はヤスリで擦ったりして塗装を剥がしていました(笑)。

3番目のセットアップは、Vestax PDX-2000mk2 Pro × DENON DN-1500S。ターンテーブルは20004年発売のVestax PDX-2000mk2 Proはトーンアームがストレートになっているのが特徴。これは針飛びのしにくい構造(A.S.T.S)として施されておりハードなスクラッチや2枚使いに対応した設計。また通常のピッチコントローラー(可変幅±10)に加えウルトラピッチフェーダーというものがついており、その可変幅は驚愕の±50。おそらく楽曲制作時のソウルなどの早回しサンプリング(Kanye WestのThroug The Fireとか)等で役立ったはずです。 DJミキサーの方は2006年発売のDENON DN-1500Sで調べた所によるとかなりの優れもの。内蔵エフェクターにサンプリング機能、USB出力などなど当時のデジタルミキサーで考えると機能が盛り沢山です。スクラッチの切れ味をみても全く問題無さそうです。

4番目に登場するのはNative Instruments TRAKTOR Kontrol S4。見ての通りオールインワンタイプのDJコントローラーで、DVSソフトのTRAKTOR専用機種になります。発売された2010年といえばSERATOやTRAKTOR等のDVSソフトを使うDJが増え始めた年ですね。同時にこの手のコントローラーも各メーカーから色々リリースされていました。持ち運びが可能なので家と同じセットでDJできるというメリットがあり、DJ人口増加の後押しになったのではないかと思います。スクラッチに関して言えばジョグホイールのタッチ面積が狭いぶん難しそうですね。クロスフェーダーはキレキレなので問題無さそうです。

5番目はTechnics SL-1200 mk3 × Vestax PMC-07Pro ISP Model。いよいよターンテーブルの本命が登場。日本が生んだ名器ともいえるSL-1200は、1979年に現在もクラブ等で使われているSL-1200シリーズの原型とされるモデルSL-1200 Mk2が発売されて以降、世界中のDJに愛され続けカルチャーの発展を共に歩んできました。個人的には未だにTechnics SL-1200を超える安心感と操作性を持つターンテーブルは存在しない気がします。私も15年以上使っていますが1度も壊れた事が無く今日も元気に回転しています。その歴史を紹介したドキュメンタリー映像 「世界を変えた日本の音楽テクノロジー」が昨年RedBull Musicから公開されているので是非チェックしてみて下さい。

ラストはPioneer CDJ-2000 × DENON DN-1500S。Technicsがターンテーブルの本命なら、CDJの本命はPioneerDJといえるでしょう。そもそも「CDJ」という言葉はPioneerDJの製品名ですが、一般ではDJ用CDプレーヤー全般をCDJと呼んでいますよね。それぐらい世界中で使われている機種なのです。多才な機能と高い操作性を備えているのでDJ YAMATO並みに使いこなせばそれだけでオリジナリティのあるDJ Playが可能だと思います。

いかがでしたでしょうか。ポータブルタンテ、CDJ、コントローラー、それぞれの機材に合ったスクラッチの技があると思うので、それを見極めて安定したスキルを見せてくれたDJ SEBYに拍手です。また、これを機にメーカーや機材の歴史に触れてみると面白いかもしれません。日本の機材メーカーが世界の音楽シーンの発展に大きく貢献した事実を知る事になると思います。

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関連: Beast ModeがDJcity本社にてバトルルーティンをサプライズ披露

DJ CRAZEがRaneの新しいミキサーSEVENTYを使ったルーティン動画を公開


DMC World Championshipsにて前人未到の世界王者3連覇を成し遂げ、現在地球上で最もカリスマ性と技術を兼ね備えたターンテーブリストDJ CRAZEがRaneの新しいミキサー”Rane SEVENTY“を使ったルーティン動画を公開しました。ナイトクラブではありがちなリクエスタを皮肉った内容からスタートしています。

<ルーティン解説>

ルーティン本編は動画01:00〜から。先ずはTygaとDrakeの“Still Got It”のフレーズ、「You want that feeling back?」 から始まります。そこにサンプラーボタンで自らの名前を差込み「You want CRAZE back」にしてスタート。続いてYBN Cordae 2019年のアルバム「The Lost Boy」からAnderson. Paakを迎えた曲”RNP“を、「all y’all ain’t got nothin’ on me」のフレーズからカットインし、ドラム部分だけで4小節のビートジャグリングをします。ポイントとしては動画01:32秒のところで一瞬45回転にした音を1音だけ足しているところがオシャレ。再び「all y’all ain’t got nothin’ on me」のフレーズに戻るんだけど、その時にもフェーダーを使わない高度なテアースクラッチを使って次の展開へ。

(※テアースクラッチについてはコチラの動画で解説!)

次はミキサーのパッド(モードはHOT QUE)にアサインしてあるベース音 + ドラムス + フレーズ を叩いて手動ライブリミックス。ここのポイントはそれぞれの音にフィルター、スクラッチ、縦フェーダー等を使って変化をつけている点と、このパートの最後に入るボディトリックもさりげなくてクールです。8小節終わると”Strapped Ready For War“をドロップしてブレイクタイム。ちなみに同サンプルはバトルブレイクス(DJバトル用に作られた音源集レコード)にも使用されていて、有名どころだとDJ ie.merge がI.T.F 2002 World Finalでスクラッチルーティンに使っています。

さて・・・後半に突入!

ターンテーブルを45回転にした状態からスタートし片方のチャンネルだけでフィンガードラム。左手を顎に当てワンハンドでプレイしている事をアピールしています。そして途中からもう片方のチャンネルのパッド(モードはサンプラー)を使って音を増やしていきます。8小節演奏したところで序盤から使ってきた「all y’all ain’t got nothin’ on me」のフレーズも加え、クロスフェーダーも使いながらビートジャグリングの要素を取り入れた展開になっていきます。驚くべき点は、これだけスクラッチやフィンガードラム、ボディトリックを同時にこなしつつリズムキープが完璧なのです。全てのトリックの基本とも言えるリズムキープ。それをこの次元で保てるところに世界最高峰のターンテーブリストの所以を感じます。

ラストパートはベース音にミキサー内蔵エフェクトのPhaserをかけて、その上にフィンガードラムを被せていきます。(ドラム音にもたまにReverbをかけていますね!)最後は今回のルーティンのキーフレーズ「all y’all ain’t got nothin’ on me」をドロップして終了!

いかがでしたでしょうか。ミキサーの凄さよりCRAZEの凄さに感服する動画でした。というのも今回発売されたRane SEVENTYは既存のRane SEVENTY-TWOの後継機という位置づけ。液晶モニターが縮小しボタンの数もスッキリした模様。強みとしてはSEVENTY-TWOに引き続き左右のチャンネルのパッドモードを別々にコントロールできる点でしょうか。あとはやはり値段が気になります。このところ20万円超えのDJミキサーが当たり前になってきている中、SEVENTYだけはお手軽な値段で販売してくれる事に期待しましょう!

関連: R.O.A.D Podcast: Spyda T.E.Kが出演、Crazeとの新しいユニット、Mete Manoについて語る

DJ Fuzeによる今月の“20-Year-View”(January 2000 & January 2020)

ロサンゼルスのラジオ局、REAL 92.3でミキサーを務めるDJ FuzeBeatsourceの企画である20-Year-Viewにて新たなルーティンを公開しました。2000年1月、2020年1月に流行した楽曲を交互に織り交ぜた内容となっています。

トラックリスト:

Post Malone ft. DaBaby – Enemies – Edit
Post Malone ft. DaBaby – Enemies – Acap Edit
Destiny’s Child – Say My Name – Acap Edit
Dr. Dre ft. Eminem – Forgot About Dre
Justin Bieber – Yummy
Christina Aguilera – What a Girl Wants – Acap
Travis Scott – Highest in the Room

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関連: DJ Fuzeによる今月の“20-Year-View”(December)

ビデオ: ミックスショーシリーズ, ‘20 Minutes With DJ Delta’

イタリアを拠点に活動しているターンテーブリストのDJ Deltaが自身の新しいミックスショーシリーズである、20 Minutes With DJ Deltaをスタートさせました。2016年のRed Bull Music 3Styleでイタリア王者の彼は20分の間にスクラッチ、トーンプレイ、ジャグリングなど様々なテクニックを披露しています。

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関連: DJ Deltaがトーンプレイのチュートリアル動画を公開

ビデオ: DJcityTVベストルーティン2019

2019年、DJcityTVでは世界中のDJ達が出演してくれました。Bedroom SessionsCutting Roomなどのシリーズでは多くの才能をもつDJ達のスキルを紹介できました。

DJcityTVではルーティン、DJカルチャーについての映像、インタビューなどを含め100以上の作品を公開しました。ニュースでは2019年のルーティン映像をまとめました。

2018年、DJCityTVのベストルーティン

Bedroom Sessions : DJ D.o.G


今回のDJcityTV Bedroom Sessionsは2019年11月にDJcity podcast mixをドロップしたばかりのDJ D.o.Gが登場。ヨーロッパはアイルランド出身の彼がオリジナリティ溢れる選曲と音楽性の高いトリックを盛り込んだ6分間を披露してくれています。Karma DJ Competition、Travel 2 Ultra DJ Competitionでの優勝経験もあり自身のYoutubeチャンネルでも「Transition Tuesday」というシリーズを公開しています。

<ルーティン解説>

ルーティンはLil Dicky ft. Snoop Dogg “Professional Rapper”の一節から始まります。「You Can Call Me Dogg」の「Dogg」→「D.o.G」なので名前の紹介ですね。既存の楽曲から自らの名前を引っ張ってくるあたりに”DJらしさ”を感じます。ここでいきなり余談。98年DMC US FinalにてDJ Dummyが既存のレコード(楽曲)を使って他の出場者全員を名指しでディスった伝説があります。やはりDJたるものDigってナンボと感心した思い出。さてルーティン解説に戻ります。イントロの続き「Let me just elaborate」→「詳しく説明させてくれ」的なニュアンスでしょうか。「elaborate」をループさせながらフェードアウトさせると同時にPlanet Reach “You”をド頭から挿入します。”You”のボーカルが入ってきた所でLogic “Everybody Dies”と掛け合わせているのですが・・・私はここでリズムが取れなくなり一瞬迷子になってしまいました(トーンプレイなのかな多分・・・)。”Everybody Dies”のコーラス部分が始まり、フレーズ「Runnin」をQUEボタンでタイミングよく連打しながらターンテーブルの電源をOFFにしてスローダウンさせます。次にRun The Jewelsの”Close Your Eyes”をフレーズ「F#ck the slow mo」からカットインで挿入。この後の「Run them, Run them」というコーラスに繋がるワードプレイになります。ここのポイントとしてはseratoのキーロック機能をOFFにしておくことでターンテーブルの回転が遅くなるにつれ音程も低くなります。よってフレーズ「Runnin」のスローダウンがより効果的に表現出来ます。(動画01:11〜)

続きまして、“Close Your Eyes”のフレーズ「How You Like My Stylin Bruh?」にさしかかった所でWhat So Notの“Be Ok Again”を挿入しつつスクラッチを開始。メロディのタイミングに合わせてスクラッチしているのでグルーヴ感があっていいですね!このパートの最後はフレーズ「Up Like」の音程をPitch PlayモードであげていきWhat So Notのメロディにスイッチしています。ポイントはメロディにスイッチした時にドラムが抜けている事です。スクラッチは基本的に音数を増やす行為なので、そのスクラッチを止めた時にいっきに音数が減ると展開に抑揚が生まれ見ている側を飽きさせません。

“Be Ok Again”のコーラスまで聞き終えたらミキサー内蔵エフェクトのEchoをかけつつ、レコードを勢い良く逆回転させるバックスピンで次の展開へ。ここでLinkin Parkの“Cure For The Itch”をぶっ込み「Alright now, wasn’t that fun ?」「Let’s try something else」と次の展開を期待させる美味しいフレーズが流れます。(←俺も使おう!) 次に2枚使いをするのですが、ここはリズムキープを崩さないように自分の技術の出来る範囲内に留めています。

2枚使い終了後はThundercatの“Fridenzone”を綺麗にMIXしていき「You can come or you can go」のフレーズとDaryl Hall & John Oatesの80’sを代表する名曲、“I Can’t Go For That”のフレーズ「I Can’t Go For That」を掛け合わせてワードプレイミックス。ポイントとしてはThundercat側に軽くミキサー内蔵エフェクトのReverbをかけ低音(Low)のトリムも少し下げて2曲の音の質感を合わせています。こういった細かい気遣いの連続がいいグルーヴを生むと思うのです。最後は昨年惜しくも亡くなったMac Millerの“Dang!”を挿入しつつ“I Can’t Go For That”のコーラス後の「Ahhh〜」をHot Queでループさせながらクロスフェーダーでリズム良く切り、Filterで音を絞っていきクリーンに繋いでフィニッシュ!

トラックリスト:

1. Lil Dicky ft. Snoop Dogg – Professional Rapper
2. Planet Reach – You (Could Be)
3. Busta Rhymes – Bounce To The Beat People Hands Up – Acapella
4. Logic – Everybody Dies
5. Run The Jewels – Close Your Eyes – D.o.G Cutdown Beat-A-Pella
6. What So Not ft. Daniel Johns – Be Ok Again
7. Linkin Park – Cure For The Itch
8. Linkin Park – KYUR4 TH ICH//Chairman Hahn
9. Thundercat – Friend Zone
10. Daryl Hall & John Oates – I Can’t Go For That (No Can Do) – Pomo Remix
11. Mac Miller ft. Anderson .Paak – Dang!

いかがでしたでしょうか。ちょいちょい見せるカメラ目線と彼の部屋の綺麗さを納得させる丁寧なトリックミックス。そして渋い選曲のうえに保たれるグルーヴ感。普段の彼のDJ Playや他のMIXも聞いてみたいなぁと思わせてくれるセットでした。もしかすると部屋を綺麗にすればモチベーションが高まるのかもしれませんね。皆さんも年末の大掃除は是非DJブースまわりをしっかり掃除してみましょう。

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“Bedroom Sessions”でルーティンを公開しませんか?”brs@djcity.com“に動画をお送りください。

関連: Bedroom Sessions: DJ LeNERD

DEFRAが新旧ヒップホップを使ったトリックミックスルーティンをDJcityTVにて公開


ドイツはミュンヘン出身のDJ兼プロデューサー DEFRAが新旧織り交ぜたHIPHOPルーティンをDJcityTVにて公開しました。インスタグラムでハッシュタグ #ToneplayTuesday を検索するとしばしば登場する彼。ドイツのR&Bシンガー Mark Leano とコラボレートした曲 “Lit “も好評です。

<ルーティン解説>

イントロは1曲目のタイトルでもある”DIP Raar”の「DIP」と自らの名前「DEFRA」のフレーズを簡単なスクラッチで聞かせます。言い方を変えると、フレーズを正確に聞かせたいから簡単なスクラッチにしています(←ここがポイント)。8小節スクラッチし終えると曲がメロディーのみになります。予め設定しておいたHOT QUEとDJミキサー Pioneer DJM-S9の[PARAMETER]ボタンにアサインしておいたキーシフティング機能ボタンを同時に押してメロディーの最初の1音のキーを下げていきます。(動画0:24秒〜)

続いてDJ Mustardの楽曲ではお馴染みのドロップ「Mustard on the beat, ho!」をきっかけに2019年のヒット曲 ” Go Loko “のメロディーをトーンプレイで再現します。ここは欲を言えばリズムキープした状態でドロップを入れてほしかった。トーンプレイも予め使う音をEDITでセパレートしてあるので難易度は低め。8小節トーンプレイすると曲のサビに突入します。そこからカットインで同曲の「Hey mamachita, hey mamachita, hey」に飛ばして4カウントのループを仕掛けつつ、Public Announcement”Mamachita”をMIXしていき”Mamachita”の歌いだしで曲を完全にスイッチ。ここのワードプレイはとても分かりやすいですね。

次の展開は「ワードプレイ × ネタ繋ぎ」的なトリックMIXになります。まずPublic Announcememt “Mamachita”の歌詞の歌いだしを見てみましょう→「Mamachita, Where You At ? Been Trying To Reach Ya〜」となっています。これに対しTyga “Mamachita”の歌詞の歌いだしは→「Mamachita, Where You At ? I’v been Tryna Reach Ya〜」となっています。つまりサビの部分は歌詞をほぼそのまま引用しているのです。このパターンって実は結構あるので気になった歌詞があれば Whosampled とかで検索してみて下さい。なので動画1:31秒のところからは2曲の歌いだしをタイミングよく合わせて、あとは縦フェーダーで片方を出したり隠したりしていますね。ラストパートはサンタナのギターパートの上にギター単音をスクラッチ×ピッチプレイ機能を駆使して被せていきます。DJミキサー内蔵エフェクトのエコーもかかっているのでメロディアスに聞こえてかっこよいですね!しかし最後はやはりサンタナにギターを任せてフィニッシュ。

トラックリスト:

1. Diplo ft. Bizzey & Ramiks – Dip Raar – Instrumental
2. Freak Nasty – Da’ Dip – Acapella
3. YG ft. Tyga & Jon Z – Go Loko
4. Public Announcement – Mamacita
5. Tyga, YG, & Santana – MAMACITA With E-Guitar Tool

いかがでしたでしょうか。全体的に見やすくて聞きやすかったのですが・・・1点だけ残念だったのは彼がEDITしているであろう音源が割れてしまっていた事。PC画面に映るSeratoの波形を見ても分かりますが、書き出した音源の音量がかなり大きそうです。ルーティン撮影時の録音設定でミスっている可能性もありますがDJなら特に注意したい部分ですね。音が小さいぶんには後の編集で大きくできるけど割れた音はどんなに小さくしても割れたままなので、まだ前者の方が助かります。皆さんも録音時には音が割れていないか確認することをオススメします。

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関連: DJ Tipsy HanがトリッキーなショートルーティンをDJcityTVにて公開

DJ Fuzeによる今月の“20-Year-View”(December)

ロサンゼルスのラジオ局、REAL 92.3でミキサーを務めるDJ FuzeBeatsourceの企画である20-Year-Viewにて新たなルーティンを公開しました。1999年12月、2019年12月に流行した楽曲を交互に織り交ぜた内容となっています。

トラックリスト:

Fat Joe, Cardi B, & Anuel AA – YES
Ice Cube ft. Mack 10 & Ms. Toi – You Can Do It
Russ ft. Bia – BEST ON EARTH
Limp Bizkit ft. Method Man – N 2 Gether Now
Montell Jordan – Get It On Tonite

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関連: DJ Fuzeによる今月の“20-Year-View”(November)

Beast ModeがDJcity本社にてバトルルーティンをサプライズ披露


DMCGoldei Awards3styleなど数々のDJバトルでワールドファイナリストになっているオーストラリアの怪物Beast Mode。先日出場したGoldie Awardsの帰りにロサンゼルスにあるDJcityの本部をサプライズ訪問した際の映像が届きました。Keys N Krates “Dum Dee Dum”を45回転で使ったバトルルーティンを披露しています。

<ルーティン解説>

ルーティンはオフィスの扉を明けるところから始まっております。というのも登場してからビートジャグリングに入るまでがとてもスムーズで、ターンテーブルも回りっぱなしのHOT QUEも押していない状態でいきなりガシガシ2枚使いをしていますね。きっと扉をあけるタイミングや歩くスピードも計算したのでしょう。そんな冒頭シーンから前半はDMC仕込みの複雑なビートジャグリングをしています。彼はDJ SAMRAI名義でDMC World FInal 2001 にも出場しておりターンテーブリストとしてのスキルはバッチリ備えております。0:36秒のところでロール機能 を使ってジャグリングを一段落させているのですが、PioneerDJのDJM-S9に搭載されているPARAMETERボタンにロール機能をアサインしているものと思われます。

そこからはフィンガードラムに突入。0:45秒のところは複数のパッドの上で指を滑らせ連打音を出していますね!ラストパートはパッドを叩きながらビートジャグリングをした後HOT CUEでコーラス部分にジャンプしてフィニッシュ。このパッド+ジャグリングの組み合わせは今のDJバトルシーンにおいては定番となりつつある新しいスタイルです。その昔DMC SummitにてDJ CRAZEPioneer DJM-909を使ったパフォーマンスで世界を驚愕させたのが2006年。昨今ではデジタルミキサーなど当たり前だしDJもテクノロジーとともに対応と進化をしていますが、センスよくデジタルミキサーの機能を使いこなしているDJは果たしてどれだけいるのでしょうか。皆さんも自分の持っている機材やソフトウェアと改めて向き合う時間を作ってみると新たな発見があるかも!?

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関連: Red Bull 3Styleワールドファイナリスト: Beast Mode

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