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YBによるテンポスライダーを使ったスクラッチ映像が公開


RedBull 3Style ジャパンファイナリストでありGoldie AwardワールドファイナリストのYBから面白いビデオが届きました。CDJやDJコントローラーに必ず搭載されているテンポスライダーを使ってのスクラッチ映像です。動画の後半ではその仕組みを解説してくれています。使用機材はPioneerDJ XDJ-XZ

CDJや一体型DJコントローラーを巧みに使った独創的なPlayが世界から高い評価を得ているYB。ついにオリジナルスクラッチ「テンポスライダー・スクラッチ」を生み出したようです。ルーティンの前半では右手のDECKでフィンガードラミングをしつつ左手は定番スクラッチネタ「Ahhh」という長い音をループ状態にしてテンポスライダーを上下に動かしています。クロスフェーダーを触っていないのに音が細切れに聞こえるのは内臓エフェクター「TRANS」の効果で、さらにテンポスライダーでスピードに変化をつける事で音程に高低差をもたらしています。(スピードを下げると低い音、上げると高い音)
ポイントとしてはテンポスライダーで音に急激な変化を加える為にテンポのレンジをワイドにしておく事(動画 01:42~)と、マスターテンポのボタンはオフにしておく事(動画 02:07~)です。エフェクトのテンポもTAPボタンを叩くかオートBPM機能を使って楽曲と同じにしておいた方がビートに対して綺麗に演奏できます。ルーティン映像の後半ではテンポスライダーを上下させつつ時折DECKのホットキューボタンを叩いて、スクラッチネタを変えていますね。このテンポスライダー・スクラッチはスクラッチネタとの相性もありそう。(まずは長い音だったら間違いないと思われます)

以前ご紹介したDDJ-SB3もそうですが、ターンテーブルを触らずにスクラッチができる時代になってきました。とりわけYBのテンポスライダー・スクラッチに関してはDDJ-SB3のパッド・スクラッチのように「誰でも簡単にスクラッチが出来る」という発想ではなく、最新機材とオリジナリティーへの探究心から生まれた”賜物”である事をお忘れなく。

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関連: PioneerDJ Japanオフィシャル: Goldie AwardsファイナリストのYBによるXDJ-XZを使ったパフォーマンス映像

MATSUがSeratoの新しい映像シリーズでルーティンを公開

BeatsourceとDJcityのニューヨーク代表であるMatsuが、Seartoの新しい映像シリーズ「From The Crib」にてショートルーティンを披露しました。Red Bull 3Styleのアメリカ大会で準優勝しているほかA-Trak主催のGoldie Awardでも世界大会に出場しています。
映像ではYo Gotti の「Rake It Up」 ft. Nicki Minajを原曲のグルーヴを保ったまま卓越した技術で展開しています。

Seratoの新しい映像シリーズ「From The Crib」はDJが自宅でショートルーティンを披露するというもので、過去にはDJ FUZEDJ O-ONEなどが出演しています。さて、「 Well, I’m the doughboy, the one they talkin’ anout」の一節から始まる今回のルーティン。Goldie Awardの時も思いましたがMatsuはスクラッチを交えながらの新譜HipHopを使ったワードプレイがとても上手ですね。(昔のDJバトルではよく見られた光景ですが最近では少なくなったように思います)
サビのフレーズ「Fuck It Up」でスクラッチした後はビートジャグリングのパートに移行。シンプルな抜けのあるドラム配列のビートに手動で音を足していくイメージ。この手のジャグリングはDJ CRAZEが世界でも抜きん出ていると思いますが、やはりMatsuもSlow Roast Recordsのレーベルメイトとしてそのあたりのテクニックを継承している印象を受けます。精力的に活動し結果を残してきているDJ Matsu、今後の活躍にも期待しましょう!

関連: The 20 PodcastにMatsuが出演

Bedroom Sessions : Tiosan

今回のDJcityTV Bedroom Sessionsはインドネシアからお届け。ジャカルタを拠点に活動するTIOSANの登場です。RedBull 3Style X インドネシアでは3位の実力を持つ26歳のTIOSAN。インドネシアのDJカルチャーが世界基準であることを証明するべくBedroom Sessionsにエントリー。映像ではDJミキサーS9のパッドを巧みに使ったクリエイティブな4分間を披露してくれています。

< ルーティン解説 >
なんとも妖艶なメロディの1曲目は、ニューヨークを拠点に活動している生音を基調にジャンルレスな楽曲をリリースしているToo Many Zoozの”Havana Banana”というナンバー。この曲のベースラインをs9のパッドで弾き直して2017年の世界的ヒットソングCamila Cbello 「Havana」を再現。この曲はサビに入る直前「ナナナナ〜」という分かりやすいドロップがあり、当時この箇所でよくワードプレイミックスをしていた思い出があります。

さて次は「Say Hoo」のフレーズで軽く擦りつつまたしてもToo Many Zoozの曲「Get Busy」をドロップ。本家Sean Paul “Get Busy”のアカペラを軽く乗せたあとにLady Bee 「Bring The Trumpets」のトランペットのフレーズをパッドで叩いております。この時、パッドはユーザーモードでHot CueとKey Shiftを同時に使用していますね。(ユーザーモードについてはこちらの18ページを参照)
続いてHipHopティーチャーKRS-ONEの声ネタ「Pick It Up Back」を挟みつつ、2010年にクラブヒットした「Outta Your Mind」をミックスしていきます。エディットした「I don’t give a fuck」のアカペラフレーズからサビまでの流れを左右2曲流しながらバランス良くメイク。次の繋ぎは世界中の多くのDJがやってきたであろうテッパンの繋ぎ”Outta Your Mind”「I don’t give a fuck」のフレーズからBig Sean “IDFWU”のサビへワードプレイで繋ぎます。(日本の3Style国内地方予選でもよく見た気がします)

ラストパートは2006年のヒットソング Kelis フィーチャリング Too $hort “Bossy”のアカペラから「Bitch」のフレーズをチョイス。Too $hortのベイエリアアンセム”Blow The Whistle”の「What’s my favolite word ?」と掛け合わせたワードプレイをメイクしてフィニッシュ。見た目の雰囲気とは裏腹なワードプレイに驚きました。

トラックリスト:

1. Too Many Zooz – Havana Banana
2. Camila Cabello ft. Young Thug – Havana – Instrumental
3. Flava Flav – Say Ho – Acapella
4. Too Many Zooz – Get Busy
5. Sean Paul – Get Busy – Acapella
6. Lady Bee – Bring The Trumpet
7. Pick It Up Back – Acapella
8. LMFAO ft. Lil Jon – Outta Your Mind
9. Big Sean ft. Lil Jon – IDFWU
10. Kelis ft. Too Short – Bossy – Acapella
11. Too Short – Blow The Whistle

いかがでしたか。ミキサー のパッドやエフェクトのレバー、縦フェーダーなど沢山の箇所をコマメに正確に触っていた4分間でしたね。地味に手数が多いルーティンだったと思います。そして指が細いからでしょうか、ミキサーを触る手の動きがとてもスムーズで、安心して見ていられました。ルーティン本編とは関係ありませんが、ターンテーブル に貼ってあるステッカーを見る限り彼は絶対に日本が好きだと思います。あとコントロールレコードも日の丸バイナルですね!

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“Bedroom Sessions”でルーティンを公開しませんか?”brs@djcity.com“に動画をお送りください。

関連: Bedroom Sessions: DJ Lordwin

【最新機種CDJ-3000徹底検証】3StyleセットをUSBメモリ1本で再現!


DJカルチャーを中心とした内容の映像コンテンツが豊富なGENRE BNDRYouTubeチャンネルで9月から新たにスタートした 「DJ B=BALLのガジェット研究所」のエピソード5が公開。(エピソード4はコチラから)

今回のエピソードでは前回に引き続き話題のPioneerDJ CDJ-3000について、USBメモリを使った場合の動作を検証しています。検証材料として用意したのはRed Bull 3Style 2015 日本大会決勝でのウィニングセット

ご参考までに2015年優勝時の彼のセットアップを記しておきます。

・DVS = Serato DJ
・DJミキサー = Rane 62
・アナログターンテーブル × 2
・MIDIコントローラー = DDJ-SP1

今回の映像で、まず上記のセットアップとの大きな違いは物理的に外部機器(MIDIコントローラーとラップトップパソコン)が不要となっています。これは見た目的にもスッキリするし、使用するケーブルの数が減る = トラブルのリスクが減ることに繋がると思います。(その昔に音響スタッフさんに「ケーブルの数だけリスクがある」と言われた事が頭から離れない。。。)
そしていよいよ検証すべく3Styleのウィニングセットをしてくれているのですが、スクラッチ、2枚使い、ピッチコントローラーを使ったトーンプレイ等、何のハンデも感じさせないPlayを見せてくれています。
では一体何が凄いのか!? CDJ2000NEXUS以前のモデルとの違いも1つ1つ解説してくれていますが、やはり曲のロードの速さは秒を生きるDJにとってはとても重要だと思います。そしてHOT CUEボタンが8つ設置されている点、ブラウジングがやり易くなったのも嬉しい点。つまり、今までの機種に存在していた”ちょっとしたストレス”を解消してくれるのがCDJ-3000の大きな利点の1つだと思います。それに加えて(以前の記事でも触れましたが)KEY SYNCが手軽に出来るメリットは個人的にも超魅力的です。そのあたりも実例を交えて動画の後半で解説してくれているので、DJ偏差値をあげたい方は必見!いよいよ欲しくなってきた…

関連: 革命的進化!? CDJ-3000とHIDモード

DJ FummyがT-Painのインスタグラムに登場

 

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RedBull 3StyleDMCの2大DJバトルで日本王者に輝いたDJ Fummy。彼のインスタグラム投稿が世界的なアーティストであるT-Painのフィードでリポスト投稿されました。T-Painが自身のTwitchチャンネルのイントロ用に作ったジングルを使ってFummyがスクラッチしています。

今でこそ日本のHipHop / R&Bでは当たり前のように使われているオートチューンを2000年中期にいち早く導入し世界的なヒット曲を量産してきたアーティストT-Pain。そんな彼のインスタグラムに日本のDJ/ターンテーブリスのFummyが登場したというニュースが入ってきました。使用している楽曲は3Style世界王者Eskei83が、T-PainのTwitch用のジングルをFestival Trap風にアレンジした”Let’s Go Chat (Eskei83 Flip)”。冒頭に「Champ is here」のフレーズも追加されているのでタイトルホルダーのDJにはピッタリの曲に仕上がっています。
Fummyが投稿したショートルーティンの映像では、楽曲中に散りばめられているドラムの抜けた擦りやすい部分を見つけて順番にスクラッチしており、後半は「Let’ Go Chat」のドロップを倍速のリズムで激しく擦り上げ、バイブス高めのままフィニッシュ。

今回のサプライズ投稿、有名なアーティストと同じプラットフォームで発信できる「SNS」が無料で使える最高のプロモーションツールだという事を再認識させられる一件だと思います。国境や言葉を越えて関わりが持てるSNSの素晴らしさを教えてくれたFummyとT-Painにビッグリスペクト!

関連: Pomegranate DJ Challengeに日本のDJ FUMMYが優勝

革命的進化!? CDJ-3000とHIDモード


DJカルチャーを中心とした内容の映像コンテンツが豊富なGENRE BNDRYouTubeチャンネルで9月から新たにスタートした 「DJ B=BALLのガジェット研究所」のエピソード4が公開。(エピソード3はコチラから)

今回のエピソードではPioneerDJから先日発売された話題のCDJ-3000をいち早くレビュー。またCDJに搭載された機能をフル活用できるHIDモードについても解説してくれています。

冒頭で話しているHIDモードはCDJのホットキューボタンを使えるうえ、PC上の楽曲をブラウジングしロードできる。またBPM SYNCをした時に片方のピッチの可変に追従してくれるので、途中でSYNCが外れる心配が無い。と、ここまではCDJ-2000nxs2までのお話。
今回リリースされたCDJ-3000ではDJが一番使うであろう機能のホットキューボタンが4つから8つに増設、液晶パネルもタッチパネルでスワイプ 動作にも対応している模様。そして個人的にも魅力的なアップデートとして紹介されているのがKEY SYNC(キーシンク)ボタンの搭載である。私自身もインスト(もしくはイントロやアウトロ) × アカペラでのマッシュアップMIXをよくするので、このボタンが設置されたのは嬉しいです。
USBハブが必要だったり接続台数分のUSBケーブルが必要にはなってきますが、その手間以上のメリットが見込まれますね。

「DJ」という仕事はオリジナリティを出すことが難しいと言われますが、このような新しいテクノロジーを使いこなすだけで個性的なプレイに繋がる可能性を見出せるのではないでしょうか。うん、あると思います。

次のエピソードでは実際にCDJ-3000を使ったPlay動画を披露してくれるとのことです。公開が待ち遠しい!!!

関連: クラブDJとして『recordbox dj』をトラブル・音質・楽曲管理の面から解説

The X-EcutionersのオリジナルメンバーがRANE SEVENTYを使ったパフォーマンス映像を公開


Seratoオフィシャルからホットな映像が届きました。RANEから今年発売された2チャンネルDJミキサーSEVENTYを使いMista SinistaRob Swiftの2人がチームルーティンを披露。最新の機材をオールドスクールフレイヴァなネタ使いで乗りこなすレジェンド達のテクニックをお楽しみください。

ターンテーブリズム、DJバトルの歴史を語る上で最も重要なクルーの1つ「The X-Ecutiners」は1989年にアメリカのニューヨークで結成(オリジナルメンバーのRoc Raidaは2009年に他界)。DJバトルにおける輝かしい成績もさることながらスクラッチやビートジャグリングといったそれまでナマモノとして見られていたターンテーブリズムをアート(楽曲)に昇華させたパイオニア的存在。彼らの作品を聴きやすいところでご紹介するとM.O.Pをフィーチャーリングした”Let It Bang” やLinkin Parkとフュージョンした” It’s Going Down“、韻シストのBASIが2018年にリリースした”愛のままに feat. 唾奇”とサンプリングソースが同ネタの”B-Boy Punk Rock 2001“などがあります。

今回の動画ではそのオリジナルメンバーであるMista SinistaとRob Swiftが貫禄のプレイを見せてくれているわけですが、そのいぶし銀なルーティンを少しばかり解説。先ずはRob Swiftが引きの音からスクラッチを静かに始め、Run-DMC 「Here We Go」の声ネタをSinistaと交互に擦りイントロダクションのパートをテンション抑え目に展開。ちなみに拳を作り腕をクロスするポーズ(動画のサムネにもなっている)はX-Ecutionersの”X”を意味し、DJ界においては彼らのシグネチャー。

00:35~「We are The X-Ecutioners」のフレーズをキッカケにギアをアップ。オールドスクール、エレクトロヒップホップを代表するプロデューサーKurtis Mantronik(カーティス・マントロニク)のサウンドが前面に出ている「T La Rock / Back To Burn(1987年リリース)」をドロップ。曲中のどこをチョイスしても2枚使いしたらそれなりに聞こえそうなアタックの強い音ばかりですが、前半は「Annihilating」のフレーズとスネアを使って構成。後半は過去この曲の最も2枚使いされてきたポイント(A-TRAKも1997年のDMC世界大会優勝時に使っていたパート)であるビートボックスのブレイクで息の合ったトリックをメイクし、ラストはX-Ecutionersのフレーズでフィニッシュ。

テクノロジーを駆使したルーティンというわけではないけど、レコードタッチやカメラに向けたアクションなど2人の所作が昔と変わらずとにかくシブい。365度のアングルを使ったカメラワークやスローモーションなどの映像効果もカッコイイですね。そしてレジェンドを起用したRANESeratoにもBIG UPな動画です。流行りのDJ/アーティストや曲もチェックしつつ、カルチャーを作ってきた先人達やその歴史もディグってみるとPlayに深みが出てくるかもしれないので、たまに調べてみることをオススメします。

関連: DMC最年少世界王者DJ RENAによるRANE TWELVE MK IIとTRAKTORを使ったパフォーマンス

KAMIKAZE DJ BATTLE 2020 日本王者: DJ Is-k ウイニングセット


先日開催された「KAMIKAZE DJ BATTLE 2020」においてソロ部門とビートマッチ部門の2部門で優勝したDJ Is-k。今回はそのビートマッチ部門で優勝したルーティン動画をご紹介。ジャンルをクロスオーバーさせつつターンテーブリスト仕込みのテクニックを盛り込んだ5分間をお楽しみ下さい。

KAMIKAZE DJ BATTLE」とは、日本ターンテーブリスト界の草分け的存在DJ $HIN(Turntable Toorpers ENT)が2014年から主宰しているDJバトル。毎年、厳選なる動画審査を通過したDJ達が大阪の南船場CELLで行われる決勝大会で日本一を決めていますが、今年はコロナウイルスの影響をうけオンラインでの開催になりました。部門はスクラッチ、ビートマッチ、ソロの3部門。過去にはDMC世界王者のDJ RENAやI.T.F.日本王者のDJ AK、DJスクールTOYODA-GYMのオーナー及びYoutube番組”匠の手“のプロデューサー TOYODA-STYLEなども優勝しています。

今年の大会を制したDJ Is-kは前年もソロ部門で優勝しており、DMC JAPAN FINALにおいても2018、2019のファイナリストになるなど現在最も脂の乗ったターンテーブリスト の1人。ご紹介する動画のビートマッチ部門は、スクラッチや2枚使いなどのターンテーブルテクニック重視というよりは、選曲やミックスセンスなどのいわゆるクラブプレイに近いカテゴリーで競われる部門。

夏全開のイントロから始まり、トーンプレイをサラっと挟み、レゲエのパートではオリジナルダブも炸裂。現行のパーティーシーンに寄せたLil Johのメドレーでは「Outta Your Mind」のコーラスを残しながら正確な2枚使いをメイク。ラストは80’s ロックの大名曲”I Love Rock ‘N Roll”のアカペラを軸にメドレー、「神風旋風」のフレーズで締めています。

トラックリスト:

1. DJ Jazzy Jeff & Fresh Prince – Summertime (Mayda Remix)
2. Lumidee – Never Leave You (Uh Oh)
3. Justin Timberlake – Rock Your Body
4. Wayne Smith – Uuder Mi Sleng Teng
5. Boogie Down Productions  – I’m Still #1
6. Lil’ Jon ft. LMFAO – Get Outta Your Mind
7. Lil’ Jon, Kronic & Onderkoffer – Bad Bitches
8. Lil’ Jon – Get Low
9. Lil’ Jon ft. Usher – Yeah
10. Lil’ Jon & DJ Snake – Turn Down For What
11. Lil’ Jon – Bend Ova
12. Sean Paul ft. Fatman Scoop – Get Busy (Clap Your Hands Now Remix)
13. Joan Jett – I Love Rock ‘N Roll (Acapella)
14. AC/DC – Back In Black
15. Survivor – Eye Of The Tiger
16. Joan Jett – I Love Rock ‘N Roll (MAKJ Remix)

RedBull 3Styleにも言えることですが、この系統のDJセットを組むときはテクニックの配分が難しかったりします。やり過ぎても良くないし、何もやらないとパンチの無いセットになってしまう。。。DMC等の与えられた時間のほとんどを忙しく過ごすテクニック重視のセットとは明らかに違う時間の過ごし方が必要になるうえ、2枚使いにおいても崩し過ぎない工夫が必要になってきます。楽曲を聞かせつつグルーヴを保ちつつ盛り込むテクニックの種類と配分。優勝したIs-kはその辺りの”チカラ加減”がわかっているのでしょう。それ故ソロ部門とビートマッチ部門の2冠を達成出来たのだと思います。

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関連: KAMIKAZE DJ BATTLE ONLINE 2020が開催決定

【DJ B=BALLのガジェット研究所】: 安心して進め!! DJストリーミング時代


DJカルチャーを中心とした内容の映像コンテンツが豊富なGENREBNDRのYouTubeチャンネルで9月から新たにスタートした 「DJ B=BALLのガジェット研究所」。公開されたエピソード2では前回に引き続き『DJストリーミング時代』について実際のプレイ映像を交えて分かりやすく解説しています。(エピソード1はコチラ)

やはり実際のプレイ映像を見てみないとイマイチ信用出来ないというDJも多いと思いますが、今回のエピソード2を見てスッキリ安心。DJストリーミングサービスのBeatsourceの音源を使って、2枚使いやスクラッチ、さらには外付けMIDIコントローラーによるトーンプレイまで披露してくれています。勿論それらのトリックを行うための準備として設定するキューポイントやアクティブループの動作についても、冒頭Real Loveアカペラでのスクラッチやパッドを叩いた時の反応の速さ(レイテンシー)を見る限り問題なさそう。ダウンロード音源となんら変わりなくプレイできる事を証明してくれています。また、動画04:15〜からは著作権使用料のアーティストへの還元についても大切なことを話しているのでDJに限らずアーティストの方も是非お目通しを。

個人的に2点ほど気になったのは

① 曲をロードするのにコンマ何秒の時間がかかること。
これはダウンロード音源においてもPC側の性能が低かったりすると曲のロードに若干のタイムラグが発生します。が・・・そこは使用機材に拘っているB=BALLさんとなれば恐らく使用しているPCスペックも高いはず。その状態でコンマ何秒のタイムラグが生じているのは若干気になります。クイックミックス等ロードした瞬間から音を出したい時に出音まで遅れてしまうのか、それとも波形の表示だけ遅くて音は問題ないのか気になるところ。

② WI-FIがオフラインで使用できる楽曲は100曲までとありますが、それ以上の使用は不可能なのか。動画00:57〜 のところでrekordboxの画面左下部を見てもらうと、WI-FIがオフラインの状態でも楽曲を使用できるプレイリストOffline Locker(※エピソード1参照)の表記の右横に(1o/100)と記載されています。これは調べによると最大100曲までオフラインで使用可能との事です。それ以上の楽曲を使用したい場合の方法があれば知りたいところです。因みにBeatsourceの楽曲とPCにダウンロードしてある楽曲を同じプレイリストに入れることは可能だそう。

このBeatsource Link、Serato DJ Proにも対応したようなので当然そちらのチュートリアル動画や実演も見たいですね。B=BALL所長ぉ〜!

関連: 【DJ B=BALLのガジェット研究所】: Beatsource

Bedroom Sessions: DJ Lordwin

世界中のDJが自宅部屋でルーティンを撮影する人気シリーズ DJcity Bedroom Sessions。今回はアフリカのケニアからDJ LORDWINが登場。ナイロビを拠点に活動する25歳の彼、世界的に有名なウォッカブランドのスミノフが主宰する、「Smirnoff Battle Of The Beats 2020」のファイナリストにも選ばれており、目標はRed Bull 3Styleの世界一だそう。今回の映像では母国であるケニア産のアーティストを織り交ぜながらワードプレイや2枚使いを披露してくれています。

< ルーティン解説 >
2016年リリースのDJ Khaled feat. Nas “Nas Album Done”からスタート。リリックの中で「アフリカ」と言っている箇所をループさせ、 ナイロビの事を歌っている2017年リリースのビッグチューン Mayonde “Nairobi”をドロップ(ミュージックビデオもケニアの首都ナイロビの雰囲気が断片的に味わえる作品になっているのでオススメ) 。続いてもケニアのアーティスト NYASHINSKIのMarathon Runnerを綺麗にミックスしていき「I’m Kenyan so you know I’m a marathon runner」のフレーズのところで音を切りサンプラーで自らのDJネームのシャウトを鳴らしつつ曲のコーラス部分へジャンプ。コーラス終わりで同アーティストの”Free”という曲をミックスしていきます。
続いてはノルウェーを拠点に活動するダンスホール、アフロビートのユニットMatataの”Mare Mare”をドロップ。この曲はケニアのLamaz Span Kobというアーティストをフィーチャーリングしており、次の曲もアフリカ系プロデューサーFully FocusのRushという曲です。途中で2枚使いをしていますが・・・リズムキープが崩れてしまっているのでまだまだ練習が必要ですね。

続いてもケニアのシンガーソングライターBrian Nadra 2019年リリースの”Bonge”をドロップすると曲中のフレーズ「Swalla」をループさせ、Jason Derulo 2017年のクラブヒット”Swalla”をワードプレイで繋ぎます。ラストはケニアのTikTokでバズっているM.O.Bの”Fess Ka fe bang”という曲で2枚使いからの半拍ずらしを見てせフィニッシュ。

トラックリスト:

1. Nas ft. DJ Khaled– Nas Album Done
2. Mayonde – Nairobi
3. Nyashinski – Marathon Runner
4. Nyashinski – Free
5. Matata – Mare Mare
6. Fully Focus – Rush
7. The Decimators – Bonge
8. Jason Derulo & Left Side – Swalla (Dancehall Remix)
9. DJ Madness ft. M.O.B. – Fess Ka Fe Bang

いかがでしたでしょうか。Bedroom Sessionシリーズでは珍しいアフリカ大陸からのエントリーという事で、色々と気になる映像でした。使用しているPioneerDJ M-S-9やPhese等の最新機材のケニアにおける普及率も気になるし、今回のトラックリストは殆どアフリカのアーティストでした。ここ1~2年、個人的にアフリカ発祥のAfrobeatを追いかけている身としてはその辺りの音楽事情も知りたいところ。やはり母国のアーティストや楽曲を中心にPlayしてくれると見ている側の教養にもなるので楽しいですね!今後もBedroom sessions には世界中の国から映像を届けしてほしいです。

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関連: Bedroom Sessions: Nick Spinelli

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