DJ B=BALL
オーディエンスからのリクエストについて。DJはどう対処すべきか?DJ BRAIZEを交え徹底討論!【DJナイトスクープ – SEASON 02- 】
全世界で常に議論されている、オーディエンスからDJへのリクエストについて改めて討論しました。この議題には様々な賛否両論が巻き起こっている中、六本木を中心としたインターナショナルナイトクラブで、現在もレジデントを務める経験豊富な実力者DJ BRAIZEを迎え、リクエストに対する考えや応対法について語られています。
ここで討論している内容について、誤解を招かないように先述しておきます。
そもそも一般的な“DJ”には大きく分けて3つのカテゴリーに分けることが出来ます。
① NIGHT CLUB DJ
② RADIO DJ
③ PRODUCER DJ
今回討論しているのは① NIGHT CLUB DJに限定する議題となります。② RADIO DJに関しては、日本国内と国外で性質に大きな違いがありますが、国内に関してはそもそも公にリクエストを受け付けており、RADIO DJ(パーソナリティー)が受け答えする仕組みとなっているのは周知のことなので省略致します。
一般的にみて曖昧な線引きとなっているのが③ PRODUCER DJ。わかりやすく簡潔に解説すると、自身の楽曲をリリースしヒットさせて、その楽曲を交えたセットプレーをするDJのことを意味します。リクエストを受け付けないとするDJは、この3つのカテゴリーの中の③ PRODUCER DJに一番多い印象がありますが、この事に関しては、必然的な摩擦と言えます。そもそもDJプレー(セット)に関する捉え方が、予め用意したライブパフォーマンスに近いDJセットを現場で披露するのが③ PRODUCER DJ。オーディエンスからのリクエストは、そのセットの邪魔となってしまうため、リクエストを受け付けない、といった意図を汲み取る事ができます。
対して① NIGHT CLUB DJは多くの場合、ヒット作を持っていない=知名度が低い、その事から幅広いオーディエンスのニーズに答える必要があり、より即興性を求められ、パーティーの潤滑油的な役割に位置していると考えられます。この事から、多くのNIGHT CLUB DJは、操作的に瞬発力の高いパソコン(Laptop)で、PCDJソフトウェアを使ってプレーし、時にはパソコンに保存していない楽曲をも、その場でダウンロードし、そのままプレーするようなシーンも見受けられます。この① NIGHT CLUB DJにも様々なタイプがあり、先鋭されたスキルでクリエイティブに楽曲を調理し、既存曲をまるでオリジナルかのようにアレンジしながらプレーするDJも存在します。この事からNIGHT CLUB DJをさらにカテゴリー分けするとしたら、レジデントタイプ(レギュラー)、ショットタイプ(ゲスト)になります。この後者の中にはPRODUCER DJに近い感覚を持ったDJも多く、リクエストに関して受け付けないというDJもいると想像できます。
オーディエンスをエキサイティングに楽しませるベく、自身名義の楽曲を制作するなど、様々な手法で試行錯誤している「DJ」。いずれのタイプのDJにも共通して言えることは、プレーの「流れ」や「展開」、そして「驚き」をオーディエンスに楽しんでもらいたい!という事なのではないでしょうか?コロナ禍を脱しつつある現在に始まらず、これまでも幾度となく論じられてきた本件ですが、DJ、そしてナイトクラブのオーディエンスに対する本当のホスピタリティーとして、今一度議論しても良い案件なのではないでしょうか?
出演 : DJ BRAIZE、DJ B=BALL
企画制作 : DJcity Japan
DJ IKU & DJ YUTAROに公開収録インタビュー!【DJナイトスクープ – SEASON 02- 】
新宿マルイメンにて開催されたPioneer DJ POP UP STORE会場にて、DJ IKU & DJ YUTAROにDJナイトスクープが公開インタビューを敢行。DJにとって抱える様々な疑問や苦悩について徹底討論。DJ機材の進化により得た利便性により、失われつつあるDJの根本的価値やスキル面についてなど、事前一般アンケートから頂いた意見をふまえディスカッションしています。
出演 : DJ IKU、DJ YUTARO、DJ B=BALL
会場撮影協力 : AlphaTheta
関連: DJは少人数精鋭であるべき?DJ KEKKEにインタビュー!そのメリットとは?【DJナイトスクープ – SEASON 02- 】
【THE HITS】GHOST Osaka のEN:CORE(土曜日)でヘビープレー中の楽曲は?by DJ B=BALL
大阪・心斎橋のアメリカ村にあり、多くのHip-Hopミュージックラバーが集う人気ナイトクラブ、GHOST Osaka。そのGhost Osakaで毎週土曜日開催されているパーティー、EN:COREはインターナショナルでアンテナの高いクラウドが集い、ここでヘビープレーされる楽曲がDJにとって一つの指針とされるほど。その各界から注目を浴びるイベントのヘッドライナーの一人、DJ B=BALLが実際にプレイしている楽曲を公開してくれました。Bruno Marsの「Talking To The Moon」からJnr Choiの「TO THE MOON」繋ぎはクラウドが盛り上がり、みんながその歌詞を口ずさむとのこと。
地域やナイトクラブごとで流行っている楽曲は異なりますが、実際に足を運んでチェックするのは、時間の制限や物理的な問題で難しかったりすることがあります。このTHE HITSではマンスリーで全国各地のレジデントDJにそのクラブ・イベント単位でどんな楽曲が今ヘビープレイされているかを紹介したいと思います。
4月のTHE HITS by DJ B=BALL at GHOST Osaka
1. Fivio Foreign, Kanye West, Alicia Keys – City of Gods
2. Fivio Foreign, Queen Naija, Coi Leray – What’s My Name
3. Bruno Mars – Talking To The Moon
4. Jnr Choi – TO THE MOON
5. Nardo Wick ft. G Herbo, Lil Durk & 21 Savage –Who Want Smoke??
6. JID ft. 21 Savage & Baby Tate – Surround Sound
7. Latto ft. Mariah Carey & DJ Khaled – Big Energy (Remix)
8. Ckay – love nwantiti (ah ah ah)
9. Ed Sheeran, Fireboy DML – Peru
10. Daddy Yankee, El Alfa & Lil Jon – BOMBÓN
DJcity TakeoverをSPACE KUMAMOTOで開催
DJcityのリアルコンテンツの一つ、DJcity Takeoverが1年半ぶりにカムバックします。もちろんGENRE BNDRとのコラボレーション開催に加えて、AbemaTVのHip Hopチャンネルでの番組、AbemaMixがサポート。今回は初の熊本、SPACE KUMAMOTOでの開催になります。出演するDJはDJcity Japanのアンバサダーを担う面々。
パーティーの詳細
日程: 2021年12月11(土)
場所: SPACE KUMAMOTO
Special Guest DJs: BRAIZE, B=BALL, IKU, YB
MC: BULL
また、このイベントを記念してのGENRE BNDRとのコラボレーションTシャツが期間限定販売されています。
12/8(水) 17:00をもって販売終了ですので、お求めの方はコチラから。
【DJ B=BALL】DJとして最もPLAYした曲
大阪を拠点にキャリアをスタートし、現在はDJcity Japapnの代表であるDJ/プロデューサーのDJ B=BALL。毎週金曜日は関西最大級の大箱CLUB PICCADILLYにて、また大阪を代表するHip-Hopクラブ、GHOST OSAKAにて週末のレジデントを務める傍ら、音楽プロデューサーとしても幅広い活動をおこなっており、Amazon Primeの人気番組 「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」のオープニング楽曲を提供しています。そんなDJ B=BALLがDJとして最もPLAYした楽曲三選
Snoop Dogg ft. Pharell – Drop It Like It’s Hot
B=BALL : この曲はこの“DJとして最もPLAYした曲”シリーズで最多登場かと思いますが、やはりこの曲は私も外せませんでした。RemixやEdit verを使うこともありますが、2004年発売からずっとプレーしてて、程よい音数で未だ色褪せない大クラシック。808ベースを多用する今のHip-Hopに精通する基盤になった曲じゃないかなーと思いますSoulja Boy – Crank Dat
B=BALL : 2007年リリースの元祖バイラルヒットのラインダンスチューン。ちょっとばかり浮き沈みはあったけど、なんやかんや今でも皆でバカになれる一曲。イントロのYuuuuuuuだけで必ずフロアから反応があるし、ダンスもラップも全てクセだらけ。曲自体の良い悪いは置いといて…w よくプレーしたと振り返れば思いますFat Joe ft. Ja Rule and Ashanti – What’s luv?
B=BALL : ここ最近は登場回数が減ってきたかもしれないけど、、ど頭からかけても盛り上がるし、途中のブリッジから入れるのもアリで、キャッチーに空気を変えたい時に大ハズレする事があまりない万能な曲だと思います。2002年リリースからずっとかけてる気がします。なんやかんやこの時期の曲は約20年経った今、サンプリングソースに使われたりしていて、現代を象徴する人気ラッパーからしても“特別な時代”だったのかなーと想像できますね
DJcity Japan Takeover: Live Stream on Twitch
ライブストリーミングとゆう言葉を当たり前に耳にするようになった近年のパンデミックの渦中、現在も続く緊急事態宣言により開催を延期としているDJcity Japan TakeoverをオンラインDJcityTV on Twitchにてライブ配信が決定!
今回のキャストはGENREBNDR YoutubeのCH419でお馴染み日本を代表するDJ職人IKU、そして1OAK TOKYOでレギュラーを持つ実力派DopeOnigiri、そして関西からB=BALLを迎え、東京中野DJcity Japan Officeより生配信
日程 : 2021.06.03 (THU)
時間 : 8PM – 11PM (JST)
配信元 : DJcityTV on Twitch
そしてさらに今回の配信を記念し、GENREBNDRから限定オリジナルT-SHIRTの発売を開始
ガジェット研究所: 欲しいアカペラとインストを簡単にゲットする方法
DJカルチャーを中心とした内容の映像コンテンツが豊富なGENRE BNDRのYouTubeチャンネルで9月から新たにスタートした 「DJ B=BALLのガジェット研究所」のエピソード8が公開。(エピソード7はコチラから)
今回の内容は欲しいアカペラとインストルメンタルを簡単にゲットするためのプラグイン、iZotope RX 8を紹介しています。DJ B=BALLは昨年末に行われたBlack Fridayをきっかけにこのプラグインをゲットしました。元々はノイズ除去や補正をするプラグインですが、昨年末のアップデートにより、インストルメンタルやアカペラの音源を簡単に作ることができるとのこと。上記の映像をお楽しみください。
イントロクイズ「良〜く聞いてください」: DopeOnigiri VS BULLSET
DJcity JapanがGENRE BNDRのYouTubeチャンネルから、イントロ曲名当て対決番組である、「良〜く聞いてください、THE FAST AND THE KNOWLEDGEABLE」を公開しました。
前回の対決では見事DJ B=BALLが勝利しています。今回の対戦では大阪を拠点に活動するBULLSETと出場予定であったDJ Georgeの代わりに出場したDopeOnigiriの対決となっています。
前線で活躍するナイトクラブDJ・MCの音楽知識をイントロクイズにて可視化したゲームであり、総勢16名がトーナメント形式で戦います。ルールは至ってシンプル。先に3問正解したDJ/MCが勝ち抜け。イントロクイズの問題となる楽曲は全てDJcityでダウンロード可能となっています。なお、今大会の司会はDJ 8manが務めています。
これまでの対戦動画
DJ MINAMI vs DJ B=BALL
DJ KANJI vs DJ BRAIZE
DJ KEKKE vs MC MOGGY
4REST VS DJ ALAMAKI
DopeOnigiri VS DJ JOJO
DJ S.U VS BULL
今後も多くのDJ/MC達が対決して行きます。乞うご期待ください。
下拓のDJやプロデューサーとしての活動の視点
楽曲「ビッチしかいねえ」をプロデュースした下拓がDJcityのインタビューに答えてくれました。インタビューをしてくれたのは前回に引き続きDJ B=BALLが協力してくれました。
下拓は90年代から精力的に活動を初め2002年には関西最大級のHIP HOPパーティー「OSAKA SAFARI」をDJ GEORGEと共にプロデュース、 同パーティーは2011年、関西圏を越えて「TOKYO SAFARI」として開催された。現在はその活動を楽曲制作に置いていてReggaeとHip Hopのクロスオーバーなサウンドを多数プロデュースしています。DJからキャリアをスタートさせ時代とともにその身の置き方を変えていく、彼のスタイルはとても興味深いものがあります。
インタビューの前半はナイトクラブでDJとして精力的に活躍していた背景や環境について興味深い歴史について語ってくれています。当時のDJの状況やレコードからSERATOへの移行、そして他ジャンルをミックスすることについて等、下拓の視点からどう変換していったかを知ることができます。中盤ではDJからトラックメイカー/プロデューサーに移っていく心境を喋ってくれています。海外のフェスティバルでオリジナル楽曲を持っているDJ/プロデューサーの活躍や、大阪のReggaeカルチャーからインスパイアされたことなど、彼のパーソナルな内容を知ることができます。そして、最後には自身の作品「ビッチしかいねえ」の制作について語ってくれています。
イントロクイズ「良〜く聞いてください」: DJ MINAMI VS DJ B=BALL
DJcity JapanがGENRE BNDRのYouTubeチャンネルから、イントロ曲名当て対決番組である、「良〜く聞いてください、THE FAST AND THE KNOWLEDGEABLE」を公開しました。
前回の対決では見事DJ S.Uが勝利しています。今回の対戦では大阪を代表するDJ同士の対決となっており、DJ MINAMIとDJ B=BALLが競います。
前線で活躍するナイトクラブDJ・MCの音楽知識をイントロクイズにて可視化したゲームであり、総勢16名がトーナメント形式で戦います。ルールは至ってシンプル。先に3問正解したDJ/MCが勝ち抜け。イントロクイズの問題となる楽曲は全てDJcityでダウンロード可能となっています。なお、今大会の司会はDJ 8manが務めています。
これまでの対戦動画
DJ KANJI vs DJ BRAIZE
DJ KEKKE vs MC MOGGY
4REST VS DJ ALAMAKI
DopeOnigiri VS DJ JOJO
DJ S.U VS BULL
今後も多くのDJ/MC達が対決して行きます。乞うご期待ください。
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