テクノロジー

Pioneer DJが「CDJ-3000」の革新的アップデートを発表

近年いつでもどこでもアクセスできるクラウドの普及が急速に進む中、DJ市場においてもさまざまな楽曲を入手して“クラウドから直接DJプレイをする”といったニーズが高まっています。
そんな中、Pioneer DJがフラッグシップモデルのマルチプレーヤー「CDJ-3000」のメジャーファームウェアアップデート ver. 2.0をリリースしました。これは革命的なアップデートで、新たに搭載された「rekordbox CloudDirectPlay」により、CDJ-3000を直接インターネットに接続することで、クラウド上 (Dropbox) に所有している楽曲を使用してDJプレイすることが可能に。バイナルレコードやCDからPCDJへ。この先はこのままクラウドの時代へと進むのだろうか?

今週のTips and TricksではMojaxxが初解説しているのでチェックしてみてください

関連: Tips and Tricks: MojaxxがPioneer DJのDJM-V10-LFをレビュー

CH419: DJ IKUが教えるDJ動画撮影のポイント

DJ IKU解説】

今回のCH419では、DJ動画の撮影時に使っている機材についてと、撮影時にしている事を少しお話しします。前置きとして、自分は動画撮影やカメラ関係はド素人なのであくまでも参考程度にご覧下さい。

誰でも簡単に動画を発信できる時代になったからこそ他と差をつけたいと思っている人も多いと思います。機材やソフトウェアに頼る部分と、ちょっとした心掛けで動画のクオリティを上げてみてはいかがでしょうか。

関連: CH419: DJ IKUとスクラッチセッション (75BPM)

AppleがShazamを使った機能でDJ MIX内の楽曲識別が可能に


(Source: Apple Music)

Appleは、同社のサービスであるApple Musicにおいて、Shazamを使ってDJミックス中のトラックを識別する新しい機能を導入することを発表しました。この機能は、リスナーが新しい音楽を見つけるのに役立つだけでなく、楽曲の権利者に対して公正なロイヤリティーを受けられるようにするためのものです。

Apple Music and BeatsのOliver Schusser氏はBillboardに対し、「私たちは、DJミックスにShazamの技術を適用することで、DJ MIX内の楽曲を正確に識別するツールを開発しました。多くのダンスミュージックや音楽を作るDJにとって、音楽がストリーミングサービスに届くことはありませんでした。なぜなら、DJミックスに含まれる音楽をレーベルが識別するための優れたプロセスがなかったためです。」

Apple Musicでは現在約1,200のミックスが提供されており、3億回以上のストリーミング再生が行われています。また、Apple Musicの加入者は、ミックスから個々の曲を直接Apple Musicのライブラリに保存することができます。現在、ミックスプログラムは大きくキュレーションされているため、限定的なものとなっていますが、今後、利用可能なミックスのカタログを幅は広がっていく予定です。

関連: TuneMyMusicのアプリでSpotifyやApple MusicのプレイリストをBeatsource LINKに移行が可能

Pioneer DJ – DDJ-FLX6をプレゼント

DJcityとPionner DJがパートナーシップを結び、「DJを楽しもう-スタートアップキャンペーン」を発表しました。これからDJを始めようと思っている人や、モバイルなDJ活動を行いたい人にぴったりな賞品が当たります。応募方法は、Instagramより簡単に申し込むことが出来ます。応募条件等の詳細を下記に載せておきますので良く読んで、ご参加ください。

なんと合計で3名にDDJ-FLX6をキャンペーンの賞品として用意しています!
rekordboxとSerato DJ Proに対応した4chのDJコントローラー、DDJ-FLX6は、搭載されているMERGE FX機能で、異なるジャンル、BPM、KEYの楽曲同士でもミックスを可能にしてくれます。またJOG CUTTER機能を使えば、JOGの回転方向を切り替えるだけでスクラッチ音を奏で、楽曲にアクセントを加えることができます。さらに、CDJ-3000と同じサイズの大型ジョグを搭載しているので、ピッチベンドやスクラッチ操作がスムースに行えます。

【当選商品】
DDJ-FLX6 (Black)

【応募条件】
@pioneerdjjpn @djcityjapanのアカウントをフォローして、コメント欄にお気に入り国内DJ1名以上をメンションとPioneer DJ JPNをメンションして応募となります。

【応募期間】
9月20日月曜日23時59分まで

【当選者数】
3名

【当選発表】
当選者の方にはDJcity JapanのInstagramアカウントよりDMにてご連絡いたします。

【応募のご注意点】
※ 応募条件を満たしていない場合はご応募不可となりますので、ご了承下さい。⁠
※ 賞品の発送は国内のみにさせていただきます。⁠
※ 個人情報などは当選連絡のために使用し、そのほかの目的では使用いたしません。⁠

「DJを楽しもう-スタートアップキャンペーン」に今すぐ応募する。
たくさんのご応募お待ちしております!

関連: レビュー: Pioneer DDJ-FLX6 4チャンネルDJコントローラー

DJ アプリケーション「rekordbox」に「Professional プラン」が登場

Pioneer DJは、ファイルホスティングサービスのDropboxと提携し、新プラン「rekordbox Professional Plan」を発表しました。本プランでは、音楽ライブラリにて使用できる無制限のクラウドストレージを提供します。

rekordboxプロフェッショナルプランは、DJソフトウェアとしては初めてDropboxによる容量無制限のストレージを提供します。全楽曲を、プレイリスト情報・HOT CUE・LOOP・タグ情報と共にクラウドにアップロードして保存が可能となりました。

このプランでは、DJが使用するデバイスごとにデータベースを作成することができます。デバイスのデータベースをバックアップしておけば、デバイスの紛失や破損時に、いつでも簡単にrekordboxからライブラリを復元することができます。また、最大8台のデバイス間でrekordboxのライブラリを同期することができるので、外出先でのライブの準備も簡単に行えます。

詳細はrekordboxのウェブサイトをご覧ください。

関連: Pioneer DJがrekordboxのモバイルアプリをAndroidから公開

DJ CFLOのMac OSデスクトップアプリである「Stemverter 2」と「3vice」がDJとしてのワークフローをスムーズに

Stemverter 23viseは、DJや音楽プロデューサーのワークフローを改善するCFLOの最新のmacOS用デスクトップアプリケーションです。

このアプリはアカペラやインストルメンタルなど、曲の一部を切り離す必要があったりSeratoファイルが壊れていたりと、DJがセット中またプロデューサーがトラック作業中に直面する典型的な問題に悩んでいるDJや音楽プロデューサーの方にはもってこいの内容となっていますのでぜひ参考にしてください。

Stemverter 2はDJやプロデューサーがドラッグ&ドロップのインターフェイスを使って、あらゆる楽曲をステムデータ(アカペラ、インストルメンタル、ドラム、ベース、ピアノ、トランジェント)として分離することができます。市販されている他のステムデータを制作するソフトとは異なり、Stemverter 2はローカルの処理能力でファイルを変換し、音楽制作やライブDJセット用のハードコピーとしてファイルを出力します。最新バージョンでは、ファイルの一括変換機能、WAV/MP3出力の選択、ID3クローニングやスマートファイルネーミングの採用などにより、ファイルの管理が容易になりました。また、macOS 10.12 Sierra~11.3 Big Sur(Intelのみ)にも対応しています。

3viseは、ワンクリックでmp3のスキャンと行い、問題のあるID3メタデータを修復することができます。ユーザーはソースファイルをその場で修復することができるため、ファイルの再配置やDJライブラリへの変更は必要ありません。

Stemverter 2は、Stemverter v1.1をお使いの方であれば無料でアップグレードできます。また、Stemverter v1.1のユーザーは無料でアップグレードでき、Stemverter v1.1を使用していないユーザーは69ドルで購入できます。3viseについては、100%無料でダウンロード可能で、macOS 10.12 Sierra – 11.3 Big Surに対応しています。

関連: DJcityのデスクトップアプリがアップデートされました

DJcityのモバイルアプリから新しくリミキサーのページが表示されました

New Remixers Page Now Available On the DJcity Mobile App

今年の初め、DJcityはウェブサイトに新しく改良されたリミキサーのページを導入しました。先日この新機能は、DJcityモバイルアプリにも追加され、リミキサーズページと強化された検索機能により、ユーザーはお気に入りのDJcityリミキサーによる全てのDJcity Exclusiveなエディットやリミックスを素早く検索し、視聴することができます。

DJcityモバイルアプリをこちらからダウンロードして、ぜひお試しください。

関連: DJcityのサイトがアップデート、ダークモードとリミキサーページが公開

Denon DJが最新のコントローラーLC6000 PRIME を発表

Denon DJは、最新のコントローラー、LC6000 PRIMEを発表しました。LC6000 PRIMEは、「世界で最も多機能性の高いDJコントローラー」をコンセプトに開発されたもので、、プロフェッショナルなクラブスタイルのレイアウト、デザインとなっています。

このコントローラーは、波形が表示されるデュアルディスプレイを採用しています。各トラックの正しい情報が大きな波形の周りにはっきりと表示されます。また8.5インチのジョグホイール、多機能パフォーマンスパッド、100mmデュアルプレシジョンピッチフェーダー、ナビゲーションコントロールを搭載されており、よりクリエイティブなミックスコントロールが可能です。また、セットアップ全体の電源は、1つのUSB接続で供給されます。

下記でMojaxxの解説映像を見ることができます。

関連: Denon DJ Engine OS 1.6とSearto DJ PROをMojaxxがレビュー

Ableton Live 11を使ったクリエイティブなルーティンをJohn Typeが披露

イタリアを拠点に活動するJohn TypeAbleton Live 11の新機能を使って、レコード盤をシンセサイザーのように演奏し、シーケンスするという革新的な試みを行いました。 Vestax PDX-3000とTechnics SL-1210のターンテーブルを使って、2つの異なるトラックのビートを同期させ、バイナルシンセシスを巧みに表現しています。Vestax PDX-3000がDaft Punkの1995年のシングル「Da Funk」のメロディを演奏し、Donna Summerの1978年の名曲「I Feel Love」のベースアルペジオに変化します。これは、Technics SL-1210のアナログピッチがドラムのスピードを変化させており、またAbleton Live 11のTempo Follower機能によって同期が行われるためです。

このパフォーマンスを行うためには、いくつかのハードウェアが必要です。まず、Vestax Controller One / PDX-3000やReloop RP-8000などのMIDIピッチコントロール付きターンテーブルが必須です。 ミキサーからのオーディオを接続して、MIDIターンテーブルをコントロールするためには、オーディオとMIDIのインターフェースが必要です。同様に、MIDIコントローラーも必要となります。

Ableton Live 10 Suite / 11 Standardでは、この作業を可能にするMIDI Envelope、Utility、Auto Filterのプラグインが必要です。さらに、バトルブレイクやDJツールによく見られる、シンセ音が入っているグルーブ感のあるトラックも、今回のDJスキルを発揮するための重要なポイントとなります。

今回のデモで使用したツールなどはウェブサイト上にて無料で公開されています。John Typeはどのようにして今回のルーティンを築き上げた詳細も記載されています。

関連: ビデオ: Ableton Linkのデモンストレーション動画

MojaxxがSerato DJでのBeatsource LINKのオフラインモードを振り返る

先週の月曜日にSeratoがSerato DJ Pro 2.5そしてLite 2.5をリリースしました。今回のアップデートでは、Beatsource LINKのオフラインモードが追加されました。この機能はインターネットに接続されていなくてもLINK機能を使用できる代物です。上記にてDJcityTVのMojaxx氏がこの機能を解説していますので、ご覧ください。

Beatsource LINKのお試しはコチラから。

関連: Beatsource LINKのオフラインモードがSerato DJに対応

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