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DMC最年少世界王者DJ RENAによるRANE TWELVE MK IIとTRAKTORを使ったパフォーマンス


世界的に最も権威のあるDJバトル”DMC World DJ Championship“において12歳の若さで史上最年少となる世界王者に輝いた優勝を果たしたDJ RENAが、RANEのオフィシャルチャンネルから新しいパフォーマンス動画を公開しました。RANE TWELVE MK ⅡとTRAKTOR PROを使い「和」をモチーフにした空間でスキルフルなルーティンを披露しています。

先ず機材のセットアップで目を引くのがDJミキサーTRAKTOR Z2の存在。RANEと言えばバトルDJ御用達のミキサー”SIXTY-TWO“や”SEVENTY-TWO“といった機種が世界的にもポピュラーで、当然のことながらRANEオフィシャル動画にはそれらが使用されてきました。しかし今回の動画でセンターを任されているのはTRAKTOR Control Z2 。一体どういう事でしょう。
その答えはターンテーブルTWELVE MK Ⅱの製品仕様にありました。この度新たに発売されるTWELEVE MK ⅡはSerato DJ Proの他にTraktor、Virtual DJの3つのDVSのコントロールが可能になったのです。RANEと言えばSeratoという認識をお持ちの方も多いかと思いますが、既に数年前から一部のRANE製品ではTraktorへの公式対応をはじめています。

このTWELVE MK Ⅱに新たに搭載された機能としてはDVSのライブラリ・ナビゲーション・コントロール機能のツマミがついており、ライブラリ内を移動(スクロール)でき曲のロードも可能。また私もよく使うインスタントダブルスのボタンもついています。OLED画面にBPMの表示もされる模様。詳しくはコチラの動画をご覧下さい。

今回はカメラワーク的にルーティンの細かい解説は断念しましたが、RENAの超絶スキルに応えられるポテンシャルはあるようです。個人的な経験から言うと事前の設定さえしっかりすれば高いパフォーマンスを発揮してくれる印象です。因みにルーティンのイントロは2001年リリースのQ-BERT”WAVE TWISTERS”から”Razorblade Alcohol Slide“の冒頭で使用されている声ネタを持ってくるあたりがツボ。同タイトルの映像作品もターンテーブリズム好きでまだ見てない人がいたら超オススメなので是非!! そして使用されている楽曲はRENAのリリース間近のオリジナルトラックということで、コチラも引き続き注目です。

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関連: DJ世界最年少チャンピオンの記録を保持するDJ RENAがAbleton Pushとスクラッチを組み合わせたルーティンを公開

PioneerDJ Japanオフィシャル: Goldie AwardsファイナリストのYBによるXDJ-XZを使ったパフォーマンス映像

Pioneed DJ JapanからXDJ-XZを使ったパフォーマンス動画がリリースされました。抜擢されたのはRed Bull 3Style日本大会の常連でもあり、2018年のGoldie Awards DJ BattleのワールドファイナルでもCDJ使いがA-Trakに高く評価されたYB。今回の動画では昨年末発売されたオールインワンDJシステムXDJ-XZの持つ機能を自らのテクニックと組み合わせて驚きのパフォーマンスを見せてくれています。

数年前からCDJを使ったDJ Playが注目されていたYB、PioneerDJ Japanからのラブコールが念願叶って今回の動画撮影に至ったそう。さすがオールインワンというだけあって機材周りがスッキリしていますね。ケーブルも電源と出力ケーブルのみ、楽曲データもUSBメモリスティックを1つ挿しているだけです。(ちなみに使用しているPioneerDJのUSBメモリは非売品)
こちらの動画ではルーティン内で使っているエフェクト”HELIX”と、3チャンネル同時使用のテクニックについてYB本人が解説してくれています。

皆さんは自分が持っている機材の機能を最大限に使えていますか?今一度、機材やソフトウェアと向き合う時間を作ってみるのもいいかもしれませんね。

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関連: YBが自身の経験談とCDJへの挑戦について語る

ターンテーブリスト/シンガーのAsian Hawkが楽曲”Tired Eyes”を披露


DMC UKチャンピオンの経歴をもつターンテーブリスト/シンガーのAsian Hawkが自身の曲”Tired Eyes”を披露してくれました。スクラッチやフィンガードラムをしながら歌う、というスタイルでそのマルチな才能を発揮しています。

これまでにもDJcityのニュース記事で幾度となく紹介してきたAsian Hawk。過去のDJバトルの映像を見ても分かるとおり彼は作曲した音のパーツを手動で再構築してゆくスタイルが特徴のプレイヤーです。「DJ」といえば基本的には既存の曲(誰かの曲)を使ってプレイする事がほとんどですが、自ら作曲してアウトプットした瞬間に「アーティスト」と呼べるのではないでしょうか。勿論、既存の曲を使って独特の世界観(その人にしか出せないグルーヴ)を表現するアーティスティックなDJも存在します。(私もそうであるように後者の “DJがアーティストに寄せていく作業” も大好きです) そういった意味でAsian Hawkは完全なるアーティストと言えるでしょう。

今回の映像で使用しているテクニカルライダーは、DVSソフトがTraktor、DJミキサーもTraktor-Control Z2、ターンテーブルはBPMが液晶ディプレイに表示されるNumark-TTXUSB、針は使わずPhaseを使用、外部接続でNI(Native Instruments)のMachineTraktor Control-F1といったところでしょうか。(マイク周りはわかり次第追記します)

以前DJcityニュース記事で取り上げたDJ B-BALLのライブリミックス映像や、Red Bull 3Style日本王者のYutoもこの様なライブセットを準備中との情報が入っています。デジタルとアナログの融合、そしてDJとアーティスト/プロデューサーの側面を1回で表現できれば唯一無二の存在になれるのではないでしょうか。

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関連: ビデオ: ターンテーブリスト/シンガーのAsian Hawkが楽曲”Wind Up”を披露

Bedroom Session: DJ Dez

今回のDJcityTV Bedroom Sessionsはイタリアからお届け。ローマを拠点にイタリア国内の主要クラブ NiceEdenPiper ClubなどでPlayしているDez。動画ではグルーヴに重きを置いた6分間のセットを披露してくれました。トーンプレイや90’s HipHopを使ったワードプレイ、ネタ振りミックスや違和感の無いブレンドミックスをお楽しみ下さい。

< ルーティン解説 >

2013年リリースMajor Lazerの”Get Free”のEDITからスタート。曲終わりのフルートからスタートしコーラス部分に突入する構成になっています。コーラス終わりのブレイクでA Boogie Wit Da Hoodieの2020年リリース”Right Back”をコーラス手前からMIXしていきます。ここは”Get Free”のメロディラインと似たような旋律なのでとても心地良いですね。次にSeratoのキーシフト機能を使ってコーラス部分(DeBarge”A Dream“サンプリング)のピアノをKanye West “Dark Fantasy”のキーに合わせてからカットイン。

続いて2014年リリースのマイケル・ジャクソン使いTroyBoi、”Don’t Be Judging”を綺麗にミックスしていき完全にスイッチしたらピッチを上げていきます。マイケル・ジャクソンの声ネタのドロップ終わりでミキサーのパッドを叩きフィンガードラミング、からの動画02:27〜のところでミキサーのループ機能を使いダンスホール調に叩いたドラムを記憶させ、Jarreau Vandal × ShukoのEDITモノ”What You Saying – Autumn 96″をミックスします。ここはループさせるフィンガードラミングのリズムキープが重要です。

さて、ルーティンもラストパートに突入。
コーラス終わりで1997年リリースのR&Bクラシックソング Janet Jackson”Got’ Til it’s Gone”を声ネタの元曲で軽くスクラッチしてからドロップ。同曲中で使用されているQ-Tipのフレーズ「Why you wanna go and do that love, huh」をサンプルネタである1998年リリースHipHopクラシックソング A Tribe Called Quest”Find A Way”と掛け合わせてカットイン。軽く2枚使いをした後に再び同じ声ネタにジャンプしループさせます。そしてラストは2006年リリースのGypsy Womenネタでお馴染みT.I. “Why You Wanna”をワードプレイで繋いでフィニッシュ。

トラックリスト:

1. A Boogie With Da Hoodie – Right Back – Dez Edit
2. Kanye West – Dark Fantasy – Dez Edit
3. Troyboi – Don’t Be Judging – Dez Edit
4. Jarreau Vandal x Shuko – What U Saying x August 96 (Melledit) – Dez Edit
5. Joni Mitchell – Big Yellow Taxi – Dez Acapella Loop
6. Janet Jackson ft. Q-Tip & Joni Mitchell – Got Til It’s Gone – Dez Acapella Out Edit
7. A Tribe Called Quest – Find A Way
8. T.I – Why You Wanna

いかがでしたでしょうか。良い意味でスクラッチや2枚使いなどのターンテーブルテクニックを主張することなくグルーブ重視のセットでしたね。個人的にはこの曲順でもう少し長い尺でゆったりMIXされたものを聞きたいです。やはり限られた時間の中で披露する”ルーティン”となるとMIXのセットリストを凝縮させながら曲も聞かせなければいけないバランス感覚が必要です。(DMCなどのスキル重視なセットは例外ですが)
どこの部分を削って、どこの部分を残すのか。例えばルーティンが完成したら、リリースする前に一度誰かに見てもらうなどして客観的な意見をもらうといいかもしれませんね。

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“Bedroom Sessions”でルーティンを公開しませんか?”brs@djcity.com“に動画をお送りください。

関連: Bedroom Sessions : DJ Powerdog

DMC日本王者DJ SHOTAとMAN WITH A MISSIONのDJサンタモニカがチームルーティンを公開

 

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DMC日本王者のDJ SHOTAと国内人気ロックバンドのMAN WITH A MISSION所属 DJ SANTA MONICAがチームルーティンを公開しました。この2人は昨年のDMC JAPAN FINALでもゲストショーケースとして出演しており、随所に息の合ったコンビネーションが見られます。

世界最大規模の歴史あるDJバトルDMC WORLD CHAMPIONSHIPの日本大会にて2009年、2015年と王者に輝いているDJ SHOTA。全米ツアーやヨーロッパツアー、国内外のフェスへ数多く出演している人気ロックバンドMAN WITH A MISSIONのDJ SANTA MONICA。そんな2人が12分間のセッション動画を公開してくれました。

冒頭から息の合った1つのDJブースで2人以上で交互に行う2枚使い(通称:回転寿司)から始まり、続くミッドテンポなパートでは小気味良いスクラッチを交互にハメております。DJ SHOTAは流石の腕前ですが狼マスクのDJ SANTA MONICAのスクラッチもキレキレですね。中盤のスペーシーなドラムンベースのパートではメロディーラインとボイスサンプルを音楽性の高いスクラッチで綺麗に聞かせています。終盤ではチルなビートにZhaneの「It’s A Party,  Let’s get it on tonight〜」のフレーズをブレンドして心地良い時間を演出。そこからのラストは2002年リリースのドラムンベース特大アンセム”LK”をドロップして遊び倒しています。

トラックリスト:

1. Dirtyphonics / Night Ride
2. Riow Arai / Ground Heat
3. LSB / My Squeeze
4. Spor, Ewun & Evol Intent / Levitate
5. LSB / Beep
6. Ruck P / Belvedere
7. DJ Marky & XRS / LK

過去にもクオリティの高い映像をリリースしているDJ SHOTAの動向は今後も注目です。やはりバンドメンバーにDJがいるグループってDJ的には親近感湧きますよね。

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関連: DMCチャンピオンのMr. Switchがオーケストラとコラボしたターンテーブリズム演奏を披露

Chris Villaの’Playlisted’ ルーティンが公開 (July 2020)

アリゾナを拠点に活動するターンテーブリストのChris VillaがBeatsourceのPlaylistedシリーズにて新しいルーティンを公開しました。今回は”Classic House”のプレイリストにある楽曲を中心にテクニカルなセットを披露しています。

< ルーティン解説 >
Jungle Brothers “I’ll House You”のアカペラフレーズ「Here The House Music!」からスタート。続いて1997年リリースDaft Punkのファーストアルバム「Home Work」から人気曲”Around The World”を挿入しJungle Btothersのアカペラで軽く擦ります。因みにこのJ.B.の”I’ll House You”は使えそうなフレーズが他にも収録されているので原曲とアカペラは持っていてもいいかもしれません。

続いて動画00:35〜 からは半拍ずらしをしているのですが、裏拍の音を出しているのでキックとスネアが隠れて面白い聞こえ方になっています。次に1988年リリースInner City最大のヒットチューン”Good Life”のボーカル歌い出しを焦らすように何回か擦ってからカットインMIX。”Good Life”のコーラスが終わったところでThe 45 King “900 Number”使いネタの往年定番アンセム DJ KOOL “Let My Clear My Throat”の冒頭の声ネタ「One, Two,Three」で8小節スクラッチした後、ビートを止めます。DJ KOOLの「Hit me with the horns」の掛け声とともに再びビートをイン。ミキサーのパッド(ホットキューモード)を使って「Hit me with the horns」を繰り返し聞かせ、1994年のワールドヒットThe Backetheads”The Bomb!”のホーンをドロップします。この流れはホーンから始まる曲であれば何でもいけそうですね!

そしてルーティンは最後の展開へ。”The Bomb!”のコーラスが終わると再びDJ KOOLの同曲のフレーズ「Here we go now, Check it out〜」からカットイン、続く「Rock to rhythm of the funk」のフレーズが聞こえると最後の曲Armand Van Helden “The Funk Phenomena”をドロップ。Redmanのボイスサンプル「Funk Phenomena」が入ってくるまでDJ KOOLの「the , funk」のフレーズをミキサーのパッドを使いリズムよく鳴らします。ここは「Funk」を掛け合わせたワードプレイになります。ラストはミキサー内蔵エフェクトのReverveをかけてドヤ顔で終了。

トラックリスト:

Jungle Brothers – I’ll House You
Daft Punk – Around The World
Inner City – Good Life
DJ Kool – Let Me Clear My Throat Live
The Bucketheads – The Bomb! (These Sounds Fall Into My Mind)
Armand Van Helden – The Funk Phenomena

いかがでしたでしょうか。ハウスミュージックもHipHop等と同様にサンプリングやリエディットが多用されており、サンプルの元ネタや元曲と組み合わせると面白いミックスが出来るかもしれませんね。また、リアルタイムで聴けていない往年の名曲を効率良くチェックできるこのPlaylistはオススメです。
皆さんも是非チェックしてみて下さい。

関連: Chris Villaの’Playlisted’ ルーティンが公開 (May 2020)

Pomegranate DJ Challengeに日本のDJ FUMMYが優勝

DJ Fummy
DJ Fummy

Beatsourceとdeadmau5が共同で開催した”Pomegranate DJ Challenge”に大阪を拠点に活動しているDJ FUMMYが優勝しました。DJ FUMMYにはAppleのギフトカード$2000ドル分とBeatsource LINK1年間のサブスクリプションが贈呈されます。

FUMMYはこれまで2018年のRed Bull 3Style、そしてDMC World Championshipでそれぞれ準優勝した経歴を持っています。

今回のチャレンジではスペイン勢のDJ DaflexSergi Alesも入賞しており、日本からはDJ TAIJIもスキルフルなルーティンを見せてくれました。

今回のDJチャレンジはBeatsourceのグローバルチームがジャッジを担当しています。

関連: Beatsourceとdeadmau5が組み、”Pomegranate DJ Challenge”がスタート

DJcityのSpotifyが更新されました (July 15)

Carl Cox
Carl Cox. (Source: Facebook)

今週、DJcityのSpotifyプレイリストに新たに6曲が追加されました

Amine ft. Young Thug – Compensating
DJDS ft. Tory Lanez and Rema – Simple Things
deadmau5 & The Neptunes – Pomegranate – Carl Cox Remix
Juice WRLD – Wishing Well
Kid Cudi ft. Eminem – The Adventures Of Moon Man And Slim Shady
Safety First! ft. Contrass – Boom Boom Boom

Spotifyで全ての曲をストリーミング再生できます。

関連: DJcityのSpotifyが更新されました (July 8)

DJ Kwestが最新&注目の楽曲を使ったルーティンを披露

カリフォルニア南部を拠点に活動するDJ Kwestが、DJcityのピックアップする最新&注目の楽曲を使用したショートルーティンシリーズを公開。過去にはBOOM DJ Battleへの出場経験があり、ラジオプログラムPitbull’s Sirius XM Globalization やカリフォルニアリバーサイドのラジオKGGI, 99.1 FM.でも彼をチェックできます。では今週も見ていきましょう!

< ルーティン解説 >

1曲目は”悪いウサギ”Bad BunnyとNicky Jamの人気ラテンアーティスト2人が手を組んだ作品”Bad Con Nicky”からスタート。タイトルに含まれる「Con」はラテン語で「共に」という意味だそう。まずはミドルテンポなコーラスの歌い出しで準備体操がてら簡単な2枚使い、そこから同曲のトランジション部分になり一気にBPMが上がります。(+-0のピッチでbpm93から105へと変わる構成の曲になります)トランジション楽曲を使用する際のserato DJにおける注意点としては、楽曲の情報として予め設定してあるBPMの数値はトランジション後のBPMまでは解析して表示してくれないので、トランジション前の数値で表示されます。(ビートグリッドの設定を行えば追従して表示してくれるようです。詳しくはコチラの動画をご参照ください)

BPMが上がり曲調も陽気になったところで2曲目Jonas BrothersがKarol Gをフィーチャリングに迎えた新曲”X”をミックスしていきます。曲を完全にスイッチしボーカルが入ってきてから4小節のところで、フックの手前部分へとカットインでジャンプします。フックに突入すると同時にPhantomsの”One In A Million”を本シリーズにしては珍しいゆっくり丁寧なフェードインでミックス。ちなみにこの楽曲は故・アリーヤの1996年リリースの同タイトル曲をテックハウス調に仕上げたもの。動画01:42~からはミキサー内蔵エフェクトのFlanger(フランジャー)を使っていますね。”One In A Million”のような伸びやかな歌声が入っている楽曲には効果的なエフェクトだと思います。ヴォーカルが抜けてドラムスだけになり8小節聞いたところで、このシリーズではお馴染みのカットインミックス = いわゆる「ブッ込み」でMigos “Racks 2 Skinny”をドロップ。ラップが入ってくる前のドラムスで2枚使いからの半拍ずらし、その後はフックの歌い出し部分で2枚使い。半拍の短さまでループさせて最後はフックを聞かせてフィニッシュ。

トラックリスト:

1. Bad Bunny & Nicky Jam – BAD CON NICKY
2. Jonas Brothers ft. Karol G – X
3. Phantoms – One In A Million
4. Migos – Racks 2 Skinny

いかがでしたでしょうか。本シリーズでは手動でBPMのトランジションを行うことが多かったのですが、今回はトランジション構成の楽曲を使ってのSET。個人的には手動トランジションの方が職人感があって好きですが、聞いている側はそんなの知ったこっちゃないしスムーズなMIXの方が良いのは百も承知です。ただ、LIVE感を出すという意味でスリリングな手作業に魅力を感じてしまうDJも少なくないはず!?

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関連: DJ Kwestが最新&注目の楽曲を使ったルーティンを披露

DJ Kwestが最新&注目の楽曲を使ったルーティンを披露


カリフォルニア南部を拠点に活動するDJ Kwestが、DJcityのピックアップする最新&注目の楽曲を使用したショートルーティンシリーズを公開。過去にはBOOM DJ Battleへの出場経験があり、ラジオプログラムPitbull’s Sirius XM Globalization やカリフォルニアリバーサイドのラジオKGGI, 99.1 FM.でも彼をチェックできます。では今週も見ていきましょう!

< ルーティン解説 >

1曲目はRichastic “Shy Guy”からスタート。この曲は1995年にワールドヒットを記録したDinana Kingの同タイトルをドイツのプロデューサー/DJ のRichasticがリメイク。フィーチャリングにはドイツのシンガー Frankie BalouとMr.Stylez。

まずはレゲエダンスホール調のドラムに合わせてコーラスの歌い出し部分を2小節スクラッチしてからリリースしてコーラスに突入。スクラッチしている箇所はドラムが抜けてボーカルだけになっているので擦りやすそうなポイントですね。その後の2枚使いは簡単そうに見えますが左右の音をスイッチするタイミングが裏拍なので2枚使い初心者の方は若干の慣れが必要です。コーラス終わりでアメリカのレゲエシンガーJustin Quilesがレゲトン界の重鎮Daddy Yankeeとドミニカ共和国のアーティストEl Alfaをゲストに迎えた楽曲”PAM”を冒頭の「Ahh」というフレーズからドロップ。「Ahh」の後はハイハットとメロディーだけなので”Shy Guy”のドラムスをミキサーのキューボタンで呼び出しブレンドして音に厚みを持たせます。

曲の展開がフックに向かうにつれてターンテーブルのピッチコントローラーでBPMを115あたりまで上げていきます。フックは曲のタイトルでもある「PAM」というフレーズを連呼しているので半拍ずらし(動画01:07~のところで一瞬やってます) をして遊んだら楽しそう。次にスクラッチを交えて後半のフック部分へカットインでジャンプすると、その後に来るドラムブレイクの部分で次の曲”Savage”のMajor Lazer Remixの冒頭ラップの歌い出し部分を4小節スクラッチしてからカットイン。続けざまに「Savage」を連呼しているコーラス部分へカットインで繋ぎ曲はエナジーポイントへ向かいます。

エナジーポイントに突入する4拍手前でFirebeatzの2015年のヒット曲”Samir’s Theme”の有名なメロディーフレーズをドロップ。8小節スクラッチしてリリースすると「Let’s Go」の掛け声の後に聞き覚えのある歌声が…!! 2009年にアルバム「Rockstar」からシングルカットされ大ヒットしたTaio Cruzの”Dynamite”のコーラスです。
この曲はアメリカのDJ/プロデューサー SPRYTEによるFirebeatz “Samir’s Theme”とTaio Cruz “Dynamite”のマッシュアップトラックで、DJcity限定配信とのこと。ちなみにDJ SPRYTE、今はオープンフォーマットのパーティーやフェスに出演しているようですが、昔はゴリゴリのターンテーブリストでした。私も初めて見たのはDJバトルのビデオです。HipHopを軸に男臭いルーティンを作っていた彼が、今はオーバーグラウンドでイケイケなDJをしている。ターンテーブリスト出身でその後プロデューサー/DJとして成功を収めた有名な例だとA-TRAKが真っ先に浮かびますが、SPRAYTEも同じ道筋を辿っているようです。

さて解説の仕上げに入りましょう。このマッシュアップトラックは”Dynamite”のコーラスが終わると”Samir’s Theme”のエナジーポイントにスイッチする構成になっています。そのエナジーポイントで先述したメロディーフレーズを擦りあげ、ラストは「Let’s Go」のフレーズにミキサー内蔵エフェクトのECHOかけてフェードアウトしてフィニッシュ。

トラックリスト:

1. Richastic ft. Mr. Stylez & Frankie Balou – Shy Guy
2. Justin Quiles ft. Daddy Yankee & El Alfa – PAM
3. Megan Thee Stallion – Savage – Major Lazer Remix
4. Taio Cruz – Dynamite – Spryte vs Tujamo Samir’s Theme Edit

いかがでしたでしょうか。カットインで次の展開へ移る場面が多く見られました。このカットインを現場でスムーズに出来るDJはカッコいいと思います。やはりそれなりのセンスと技術が必要で、カットインするのに最適なポイントの選定とタイミングが重要です。(あとは少しの勇気)
皆さんもイケてるカットインが出来るように練習してみてはいかがでしょうか。

関連: DJ Kwestが最新&注目の楽曲を使ったルーティンを披露

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