ターンテーブリズム
DJ IKUがDown Down Downで繋ぐワードプレイ
DJ IKUが実際のクラブパフォーマンス等でも使っているワードプレイとトーンプレイを今回も解説してくれいました。“Piece Of Your Heart”と“Get Get Down”に共通して含まれるのDown Down Downというフレーズから、そして“LA Traffic”へ変化していきます。
又、ルーティン終了後にワードプレイをする上での注意点や、スクラッチやジャグリンをする上での固定概念を外すことの大切さなども語っています。
使用している楽曲は:
1. Meduza ft. Goodboys – Piece Of Your Heart
2. Meduza ft. Goodboys – Piece Of Your Heart (Acap)
3. Paul Johnson – Get Get Down
4. Paul Johnson – Get Get Down (Acap)
5. LittGloss – LA Traffic
6. Car Crush (Scratch Sample)
DJ IKUがクラシック楽曲を使ったルーティン
Genre BndrのCH419シリーズの最新作が届きました。今回はクラシックとも呼ばれる過去の名曲をベースにDJ IKUがルーティンを披露しています。又、Red Bull 3Style台湾のチャンピオンであり、彼のDJ仲間でもあるMr.SkinとDinDinが運営する音楽スクールCocco Music Lab名義でリリースされたRemixも使用されています。
使用している楽曲は:
1. Maceo And The Macks – Soul Power 74 Pt. 2
2. House Rulez ft. Lee YoonJung – Do It! Cocco Music Lab Remix
3. James Brown – I Got You (I Feel Good) Vocal Track
The 20 PodcastにMatsuが出演
DJ/プロデューサーとして頭角を表しているMatsuがThe 20 Podcastに出演しました。インディアナ出身の彼はニューヨークを拠点に活動し、CrazeのSlow Roast Recordsでレーベルマネージャーを務め、DJcity, Beatsourceのメンバーでもあります。Matsuは世界的DJの大会であるRed Bull 3StyleやGoldie Awardsのファイナリストでもあり、バトルシーンでも結果を残しています。
彼は大会での経験について、またレーベルマネージャーとしての動き方について語っています。
上記でインタビューを見ることができます。また様々なプラットフォームからも視聴可能です、
DJ NDの’Made From Scratch’ エピソード19
今週、DJcityTVのMade From ScratchではDJ NDがベイビースクラッチ、ウェーブ、チャープ、そしてトランスフォーマースクラッチを組み合わせたコンボを紹介しています。
スクラッチツールはこちらから。
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DMCチャンピオンのMr. Switchがオーケストラとコラボしたターンテーブリズム演奏を披露
指揮者のGabriel ProkofievによるConcerto for Turntables and Orchestraが公開されました。今回はDMCチャンピオンのMr. Switchとウラル・フィルハーモニー管弦楽団と演奏している様子が映されています。
2006年からスタートしたConcerto For Turntables & OrchestraはDJをバンドをリードする役目であるソリストとして起用するシリーズです。スクラッチ、フレージング、ビートジャグリング、メロディックなトーンプレイやドラムスクラッチなどの技術が重要になります。DJ Yodaが行った2007年の初パフォーマンスから現在に至るまで合計で75回ほど演奏されています。
アルバムのオーダーはこちらから。
DJ Kwestが最新&注目の楽曲を使ったルーティンを披露
カリフォルニア南部を拠点に活動するDJ Kwestが、DJcityのピックアップする最新&注目の楽曲を使用したショートルーティンシリーズを公開。過去にはBOOM DJ Battleへの出場経験があり、ラジオプログラムPitbull’s Sirius XM Globalization やカリフォルニアリバーサイドのラジオKGGI, 99.1 FM.でも彼をチェックできます。では今週も見ていきましょう!
< ルーティン解説 >
1曲目は”悪いウサギ”Bad BunnyとNicky Jamの人気ラテンアーティスト2人が手を組んだ作品”Bad Con Nicky”からスタート。タイトルに含まれる「Con」はラテン語で「共に」という意味だそう。まずはミドルテンポなコーラスの歌い出しで準備体操がてら簡単な2枚使い、そこから同曲のトランジション部分になり一気にBPMが上がります。(+-0のピッチでbpm93から105へと変わる構成の曲になります)トランジション楽曲を使用する際のserato DJにおける注意点としては、楽曲の情報として予め設定してあるBPMの数値はトランジション後のBPMまでは解析して表示してくれないので、トランジション前の数値で表示されます。(ビートグリッドの設定を行えば追従して表示してくれるようです。詳しくはコチラの動画をご参照ください)
BPMが上がり曲調も陽気になったところで2曲目Jonas BrothersがKarol Gをフィーチャリングに迎えた新曲”X”をミックスしていきます。曲を完全にスイッチしボーカルが入ってきてから4小節のところで、フックの手前部分へとカットインでジャンプします。フックに突入すると同時にPhantomsの”One In A Million”を本シリーズにしては珍しいゆっくり丁寧なフェードインでミックス。ちなみにこの楽曲は故・アリーヤの1996年リリースの同タイトル曲をテックハウス調に仕上げたもの。動画01:42~からはミキサー内蔵エフェクトのFlanger(フランジャー)を使っていますね。”One In A Million”のような伸びやかな歌声が入っている楽曲には効果的なエフェクトだと思います。ヴォーカルが抜けてドラムスだけになり8小節聞いたところで、このシリーズではお馴染みのカットインミックス = いわゆる「ブッ込み」でMigos “Racks 2 Skinny”をドロップ。ラップが入ってくる前のドラムスで2枚使いからの半拍ずらし、その後はフックの歌い出し部分で2枚使い。半拍の短さまでループさせて最後はフックを聞かせてフィニッシュ。
トラックリスト:
1. Bad Bunny & Nicky Jam – BAD CON NICKY
2. Jonas Brothers ft. Karol G – X
3. Phantoms – One In A Million
4. Migos – Racks 2 Skinny
いかがでしたでしょうか。本シリーズでは手動でBPMのトランジションを行うことが多かったのですが、今回はトランジション構成の楽曲を使ってのSET。個人的には手動トランジションの方が職人感があって好きですが、聞いている側はそんなの知ったこっちゃないしスムーズなMIXの方が良いのは百も承知です。ただ、LIVE感を出すという意味でスリリングな手作業に魅力を感じてしまうDJも少なくないはず!?
ビデオ: 世界中のターンテーブリストによるショーケース ”Boom City Jam Session Vol 1.”
イギリスを拠点に置くBoom CityのInside Turntablistsシリーズでは世界中のターンテーブリスト達が参加したスクラッチ映像を公開しました。
参加したDJはAlx Plato, Kompoze, DJ SWORDZ, Redmist, Blam, Symatic, Peter Parker, Jimmy Penguin, Android, Kutclass, DJ Robert Smith, Kodac Visualz, Kubik, DubbaDutch, Bakon Oneになります。
映像で使用されたインストルメンタルは、以前特集されていたOslo Flowによって制作されました。
DJ IKUがCDJを使ったクラブ向けの2枚使いを解説
Genre BndrのCH419シリーズからDJ IKUの映像が公開されました。このルーティンは実際に彼がABEMAに出演した際にはターンテーブルで行っています。しかし今回のエピソードでは、普段はターンテーブルを主としたパフォーマンスをしている彼がCDJを使い、クラブ向けの2枚使いを披露しています。
使用する楽曲、CJ Flyの“Rudeboy”にキューポイントを付ける準備をした後、HIDモードで接続したPioneer CDJ-2000NXS2にてジャグリングをパフォーマンスしています。
使用している楽曲は:
DJ Kwestが最新&注目の楽曲を使ったルーティンを披露
カリフォルニア南部を拠点に活動するDJ Kwestが、DJcityのピックアップする最新&注目の楽曲を使用したショートルーティンシリーズを公開。過去にはBOOM DJ Battleへの出場経験があり、ラジオプログラムPitbull’s Sirius XM Globalization やカリフォルニアリバーサイドのラジオKGGI, 99.1 FM.でも彼をチェックできます。では今週も見ていきましょう!
< ルーティン解説 >
1曲目はRichastic “Shy Guy”からスタート。この曲は1995年にワールドヒットを記録したDinana Kingの同タイトルをドイツのプロデューサー/DJ のRichasticがリメイク。フィーチャリングにはドイツのシンガー Frankie BalouとMr.Stylez。
まずはレゲエダンスホール調のドラムに合わせてコーラスの歌い出し部分を2小節スクラッチしてからリリースしてコーラスに突入。スクラッチしている箇所はドラムが抜けてボーカルだけになっているので擦りやすそうなポイントですね。その後の2枚使いは簡単そうに見えますが左右の音をスイッチするタイミングが裏拍なので2枚使い初心者の方は若干の慣れが必要です。コーラス終わりでアメリカのレゲエシンガーJustin Quilesがレゲトン界の重鎮Daddy Yankeeとドミニカ共和国のアーティストEl Alfaをゲストに迎えた楽曲”PAM”を冒頭の「Ahh」というフレーズからドロップ。「Ahh」の後はハイハットとメロディーだけなので”Shy Guy”のドラムスをミキサーのキューボタンで呼び出しブレンドして音に厚みを持たせます。
曲の展開がフックに向かうにつれてターンテーブルのピッチコントローラーでBPMを115あたりまで上げていきます。フックは曲のタイトルでもある「PAM」というフレーズを連呼しているので半拍ずらし(動画01:07~のところで一瞬やってます) をして遊んだら楽しそう。次にスクラッチを交えて後半のフック部分へカットインでジャンプすると、その後に来るドラムブレイクの部分で次の曲”Savage”のMajor Lazer Remixの冒頭ラップの歌い出し部分を4小節スクラッチしてからカットイン。続けざまに「Savage」を連呼しているコーラス部分へカットインで繋ぎ曲はエナジーポイントへ向かいます。
エナジーポイントに突入する4拍手前でFirebeatzの2015年のヒット曲”Samir’s Theme”の有名なメロディーフレーズをドロップ。8小節スクラッチしてリリースすると「Let’s Go」の掛け声の後に聞き覚えのある歌声が…!! 2009年にアルバム「Rockstar」からシングルカットされ大ヒットしたTaio Cruzの”Dynamite”のコーラスです。
この曲はアメリカのDJ/プロデューサー SPRYTEによるFirebeatz “Samir’s Theme”とTaio Cruz “Dynamite”のマッシュアップトラックで、DJcity限定配信とのこと。ちなみにDJ SPRYTE、今はオープンフォーマットのパーティーやフェスに出演しているようですが、昔はゴリゴリのターンテーブリストでした。私も初めて見たのはDJバトルのビデオです。HipHopを軸に男臭いルーティンを作っていた彼が、今はオーバーグラウンドでイケイケなDJをしている。ターンテーブリスト出身でその後プロデューサー/DJとして成功を収めた有名な例だとA-TRAKが真っ先に浮かびますが、SPRAYTEも同じ道筋を辿っているようです。
さて解説の仕上げに入りましょう。このマッシュアップトラックは”Dynamite”のコーラスが終わると”Samir’s Theme”のエナジーポイントにスイッチする構成になっています。そのエナジーポイントで先述したメロディーフレーズを擦りあげ、ラストは「Let’s Go」のフレーズにミキサー内蔵エフェクトのECHOかけてフェードアウトしてフィニッシュ。
トラックリスト:
1. Richastic ft. Mr. Stylez & Frankie Balou – Shy Guy
2. Justin Quiles ft. Daddy Yankee & El Alfa – PAM
3. Megan Thee Stallion – Savage – Major Lazer Remix
4. Taio Cruz – Dynamite – Spryte vs Tujamo Samir’s Theme Edit
いかがでしたでしょうか。カットインで次の展開へ移る場面が多く見られました。このカットインを現場でスムーズに出来るDJはカッコいいと思います。やはりそれなりのセンスと技術が必要で、カットインするのに最適なポイントの選定とタイミングが重要です。(あとは少しの勇気)
皆さんもイケてるカットインが出来るように練習してみてはいかがでしょうか。
DJ Fuzeによる今月の“20-Year-View”(May 2000 & May 2020)
ロサンゼルスのラジオ局、REAL 92.3でミキサーを務めるDJ FuzeがBeatsourceの企画である20-Year-Viewにて新たなルーティンを公開しました。2000年5月、2020年5月に流行した楽曲を交互に織り交ぜた内容となっています。
プレイリストはBearsourceで見ることが出来ます。
トラックリスト:
Vitamin C – Graduation (Friends Forever)
The Weeknd – Blinding Lights
Nelly – Country Grammar (Hot…)
Maroon 5 – Memories
Eminem – The Real Slim Shady – Instrumental
Eminem – The Real Slim Shady
Tyga & Curtis Roach – Bored In The House
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