Traktor
生産終了のハードウェアとの互換性【Serato DJ Pro】RANE SLシリーズはサポート終了に

PCDJソフトウェアで現在も最大級のシェアを誇るSerato DJ Pro。そのハードウェア製品を多く担ってきたRane製ハードウェアの一部が生産 & サポート終了のアナウンスを昨年8月に正式発表しました。まだ国内ナイトクラブで長きに渡り利用されているSerato DJ / Scratch Live用インターフェースSL4もその中に含まれています。macOS Sierra以降、OSのアップデートに伴う内部の仕様変更によるトラブルが多く、MacのセキュリティやMIDI関連の各種項目など、適切な設定を行う必要があり、OSのアップデートに対して慎重になる傾向にあります。上記のハードウェアはmacOS Big Sur以降、もしくはApple M1チップ搭載のコンピューターには対応しておらず、ファームウェアの更新が行われる予定もありません。
Serato DJ Proのアップデートをこれから検討するユーザーに、わかりやすいコンピューターOSとの互換性および対応表をDirigentが公開しています。
[Serato DJ Pro]生産終了のハードウェアとの互換性
この事から国内ナイトクラブでは次なるハードウェアへ移行の流れが進んできています。

今後、ナイトクラブにはインターフェース内蔵型ミキサーをインストールしていくことが予想されます。様々なメーカーのDJハードウェアが進化していく中、今後のデフォルトシステムになるのは果たして??
Serato DJ Pro 最新OSサポートハードウェア一覧
Rekordbox DJ 最新OSサポートハードウェア一覧
TRAKTOR 最新OSサポートハードウェア一覧
Pioneer DJ製品 OS対応状況
Rane DJ製品 OS対応状況
DenonDJ製品 OS対応状況
Reloop製品 OS対応状況
レビュー: Beat Jump機能を使用して次の楽曲に備える
今週のTips and Tricksでは、MojaxxがSerato DJ Proに備わっているBeat Jumpについて解説しています。今回は直接的なパフォーマンス時における活用ではなく、楽曲を準備する場面で役に立つ機能の紹介です。
ビデオで説明されている機能はTraktor Proやrekordbox DJにも似たものが備わっています。
関連: Tips and Tricks: MasterSoundsのLiner 4VロータリーミキサーとエフェクトユニットFX Unit
ビデオ: Native InstrumentsのTraktor Pro 3.1
今週のTips and TricksではMojaxxが先日アップデートされたTraktor Pro 3.1を試している様子を見ることができます。今回のアップデートではバグの修正や新機能をみることができます。
Native InstrumentsがTracktor Pro 3.1をリリース

Traktor Pro. (Source: Native Instruments)
Native InstrumentsがTraktor Pro 3.1.をリリースしました。今回の新しいバージョンは先月行われたNAMM Showで初めて公開されました。
Traktor Pro 3.1には2つの新しいデッキサイズ「Parallel Full」と「Parallel Slim」が追加されました。これらはオプションで、従来の波形を積み重ねた波形表示に置き換えます。また既存のレイアウトを複製できるボタンがLayout設定に追加されたり、Controller Managerで各コントロールのマッピングができるようになりました。
またKontrol S4コントローラーのファームウェアもアップグレード、Kontrol S4コントローラーはPC不要のスタンドアローンミキサーとして使用できるようになります。
Traktor Pro 3.1の詳細はNative Instrumentsのホームページから。
レビュー: Native InstrumentのTraktor Kontrol S4コントローラー
ここ数年、DJ機材を発表していなかったNative Instrumentsですが、今年の10月にTraktor Pro 3ソフトウェアが発表され、Traktor S2とS4コントローラーも発表されました。
今週のTips and TricksではMojaxxがTraktor Kontrol S4を触りながら、Traktor Pro 3ソフトを使用している様子を見ることができます。
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