Hedspin

世界で活躍する著名DJ達は今の状況とどう向き合うのか?


Jazzy Jeff wears a Genre BNDR face mask. (Source: Genre BNDR)

ここ最近、急速に広がるコロナウイルスは世界の音楽コミュニティに影響を与え始めています。テキサス州オースティンで開催予定であったSXSWフェスティバルの中止、マイアミのUltra Music Festival中止、Red Bull 3Styleワールドファイナルの延期、フランスで開催予定であったTomorrowland Winterの中止など数々の大型イベントの開催が自粛されていますが、今後もたくさんのイベントやフェスなどに影響が出るのではないでしょうか。 DJcityは著名なDJと話をして、これらのキャンセルをどのように乗り越え、次のステップを検討しているのかを調べました。

Four Color Zack:

「音楽のイベントに限らず、人が集まるイベントや集会等のキャンセル数が徐々に増とえていくのではないでしょうか。おそらく時間の問題でしょう」とコメントしています。Four Color ZackはRed Bull 3Styleのワールドチャンピオンであり、来月モスクワにて開催予定であったRed Bull 3Styleワールドファイナルに参加予定でした。またコロナウイルスの影響で中国で行われる予定であったツアーもキャンセルになったとのことです。

Hedspin:

同じくRed Bull 3StyleワールドチャンピオンであるHedspinは上記に付け加え、「自分はここ10年ほど、年に2~3回アジアへのツアーを行なっています。今回の件で影響を受けているのは中国本土や香港で活動している自分のDJやプロモーターの友人です。ナイトクラブ等が閉まり、人々も外出しないため経済的なダメージを受けていると思います。」

ヨーロッパでのコロナウイルス拡散に関して、Hedspinはヨーロッパの市場についても懸念しています。「スイスは政府から、1000人以上が参加するすべてのイベントをキャンセルするか、さらに許可が下りるまで延期する必要があるという情報を受け取りました。この発表は、自分のヨーロッパのツアー日程にも影響します。」とコメントしています。

Dani Deahl:

DJ/プロデューサーのDani Deahlは自身のツイッターにて
「ミュージシャンは収入の大部分をツアーから得ています。コロナウイルスが原因でキャンセルされたフェスティバルとショーは、今年のインディーアーティストにとって大きな経済的損失になります。お気に入りのインディーアーティストをサポートするためにアーティストのグッズ等の商品を購入することを検討してください!。」とコメントしています。

DJ Spryte:

DJ/プロデューサーのSpryteは、「幸運なことに、ツアーDJ以外にも複数の収益源があります。ただ、もしこの事態が起こっていなければもっと地元でギグを調べたり、地元の会場と協力して音楽を何らかの形で提供したいと思っていました。現在起こっていることはすべて、2009年に発生した豚インフルエンザで起こったことと非常によく似ています。旅行のスケジュールがあまり影響を受けない部分は少し楽観的な見方をするように心がけています。ただ、全員が今の自体を把握しとかないといけないと考えています。」とコメントしています。

DJ Scene:

DJ Sceneは旅の移動などで実施していることを述べてくれました「自分はいつも消毒シートを何年も鞄の中に入れて持ち歩くようにしている。移動の際窓際の席に座る場合はテーブル、アームレスト、シートベルト、ヘッドレスト、そして壁なども拭くように心がけているんだ。共感してくれる人は多く、これまで人に何枚消毒シートを渡したか覚えていないよ。」

「今はDJmixなどに集中するのがいいと思う。音源、映像問わず、トレーニング中、ドライブ、家の掃除など人々は楽しめるコンテンツなのではないか。新しいコンテンツを見つけるにはいい機会なのかもしれない。Boiler Roomのセットはかなりいい例なのでは?」ともコメントしています。

今回のコロナウイルスで生じた問題や似たような状況が起きた場合に直面した時は早めの予防、対策を行うことが重要なのではないでしょうか。

関連: ヨーロッパのDJ/アーティストは2021年からUKにてイベント出演をする際はVisaが必要に

3style世界王者DJ Hedspinがアフロビートとダンスホールのルーティン動画をDJcityTVにて公開

 
Red Bull 3Styleの2011年ワールドチャンピオンであるHedspinがカリビアン調のルーティン動画を公開。
毎年恒例、8月にトロントで行われるカリビアン・フェスティバルに影響をうけて作ったようです。

このルーティンではCharly Blackの”Up Top (Rope Riddim)“やPopito and SkalesのAfrobeatな楽曲”Gbana”を使用しています。

 

<ルーティン解説>

まずはUp Top(Rope Riddim)を画面向かって右側のデッキからスタートさせます。
すかさずDJミキサーS9の左デッキ側の「LORD」ボタンをダブルタップ、Serato DJのインスタントダブルス機能で同曲の同じポイントから再生。
インスタントダブルスについてはこちらの動画を参照して下さい。
次にS9のオートループの長さを半分にするボタン「1/2×」を押す。彼はこのボタンにSerato DJビートジャンプ機能(1/2送り)をアサイン設定しているので簡単に半拍ずらしの状態を作ることができます。
(動画がスタートしてからここまでわずか3秒なので見逃さないように!)

続いて00:22秒のところでGbanaを挿入しつつ、Up TopのフレーズをQUEボタンとベイビースクラッチの組み合わせで遊ぶ。この時にS9内蔵エフェクトのEchoを薄くかけてあげる所がポイント。
00:42秒からはGbana「DJ Play That Beat」のフレーズでベーシックな2枚使い。
この2枚使いのポイントとしては、いきなり難易度の高い技をやるのではなく、最初は簡単なループから始めて徐々に難しい技へと移行していく、という展開が好ましいです。
2枚使いのパートが終わり、01:10秒に最後の「DJ Play That Beat」を聞き終えたところからフィンガードラムが始まります。
S9のパッドを叩きつつスクラッチも巧みに駆使しており実に見事なビートを構築しています。
このパートも2枚使いの展開と同じ発想で、後半になるにつれて音数が増えているところがポイント。

スクラッチや2枚使い等のターンテーブルテクニックと同様に、フィンガードラム等のパッドを叩く技術も身につけておいた方が他のDJと差をつけられるかもしれませんね。練習あるのみ…

使用機材:
ターンテーブル: PioneerDJ PLX-1000
ミキサー: PioneerDJM-S9

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関連: Cutting Room: カナダのトロント

Skratch BastidとHedspinがDJ Jazzy Jeffの”Play Retreat”でルーティンを披露

今年の8月にDJ Jazzy Jeffが地元のデラウェアで”Playlist Retreat”を主催しました。今回のイベントではJ. Cole、DJ Dahi、Mr. Carmack、Lord Finesse、Young Guru、Z-Trip、Peanut Butter Wolf、そしてSkratch Bastid等の有名な顔を多数見ることができました。

またカナダを代表するターンテーブリストであるSkratch BastidとHedspinが短いルーティンを披露しました。

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関連: ビデオ: DJ Jazzy Jeffの”Playlist Retreat”裏側

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