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BillboardがLatin Music Weekの新たな日程を発表

Rosalia performs at the Staples Center in Los Angeles. (Source: Instagram)
Billboardが今年で30周年になるLatin Music Weekをの新たな日程を発表しました。本来であれば今年の4月20日から23日にラスベガスで開催予定でしたが、コロナウイルスのパンデミックより延期になっていました。今年は10月20日から23日の間に行われます。
Billboard Latin Music Week 2020にはJ Balvin, Black Eyed Peas, Maluma, Ozuna, Rosalía, Carlos Vivesなど多くのアーティストが参加予定です。
Toosie Slideのプロデューサー、OZがDrakeとの動きについてBillboardインタビューで語る

OZ. (Source: Billboard)
スイスを拠点に活動し、Travis Scottの“Higest In The Room”や“Sicko Mode”、そして最近ではDrakeの“Toosie Slide”など数々のヒット曲を手掛けたOZがBillboardのインタビューを受けました。
Toosie Slideを1日で仕上げたことについて
「“Toosie Slide”が出来上がるまで時間はかからなかったよ。ビートは1日で出来上がって,1月の後半くらいにDrakeに送ったんだ。1週間後にDrakeからこのビートを愛しているよと言われ、ビートをすごく気に入ってくれたよ。そしてDrakeから返って来た時、これがもうヒットになると思ったね。」
ネットワーキングについて今と昔の違いは?
OZはMeek Millからメールが届いたのをきっかけに、そこから彼の話題は口コミで広がっていきました。「多くの人が自分のことを話題にしている中で曲を出し、さらに多くの人から曲を作ろうと連絡がくる。昔はプロデューサーはニューヨークやロサンゼルスに引っ越して楽曲制作に励んでいた。でも今は1つのメールやメッセージだけでヒットを生み出すことができる。」
様々なスタイルに影響を受けることについて:
「自分はビートを作り出したのは2005年か2006年から、ここ最近影響を受けたのはTrapのビートが中心になると思う。ただ、Pharrellなどのプロデューサーの時代があるおかげでそれに影響されてPop, Dancehall,など他のジャンルも手掛けたことがあるよ。」
Timbaland、Scott Strochや50 Centについて
「CaribbeanなタイプのビートやニューヨークのギャングスタなHip-Hopなビートも挑戦したけど、彼ら特別だね、全てのビートが特別だと思うよ。」
自分の知名度をあげるには
「プロデューサーとしてヒット曲や知名度がないと、アーティストは信用してくれないことが多い。ほとんどのアーティストは最初から軽くあしらってきたりする。ただ、自分の場合だと”Higest in The Room”がヒットした時から変わったね。今は多くの人が自分の音を信じてくれると思う。」
フルインタビューはこちらから。
Bad Bunnyがスターになれた理由とは

Bad Bunny at the Valley View Casino Center in San Diego, CA on Aug. 25, 2018. (Credit: Alan Hess)
現在多くのLatinアーティストがメインストリームの音楽シーンで活躍している中、Bad Bunnyのような成功者はいるのでしょうか?プエルトリコ出身の彼はスペイン語のみで歌いながら、スターアーティストになることができました。
Bad Bunnyは昨年末、デビューアルバムX 100PREを公開しました。このアルバムはBillboard Top 200で最高11位にランクイン、今でも19位と上位にランクインしています。今回のアルバムにはDrakeをフューチャリングに迎えた”MIA“や”Estamos Bien“、” Solo de Mi“などが収録されています。
下記では彼のインタビューの内容、そして”Si Estuviesemos Juntos”の映像を見ることができます。
なぜリスクを取るのか
“この業界で働き出した時、何事にも恐れずにいたよ・・・、他の人にはもう少し落ち着いて活動したらとアドバイスを受けていたけど、常に日頃から「今起き得る最悪の場面は何かな?」と考えていたよ。”
どのようにしたら社会問題に指摘ができるような内容の歌ができるのか。
“最終的にはそのようなメッセージになってしまうんだ・・・、結局は自分はそこまでしていないと思うよ。自分がやりたいことをしているんだ。自分のやり方で音楽をやらないと人々はつまらないと感じてしまうと思うんだ。”
出会ったファンがその時すぐにアプローチできる理由
“そこがポイントだ、そうあるべき姿だと思う。人と繋がりという事はね。”
なぜ友達を常に近くに置くのか
“自分の家族と過ごしているような感覚でいれるからだよ。家にいる気分になれるしね、普段と変わらない気持ちで入れるからさ。”
なぜ2人の同じプロデューサーをアルバムX 100PREに入れたのか
“それはアルバムの質だけでなくそれの感傷的な部分にも影響を与えるから。アーティストそのものを聴いてる気分になれるんだ。ただただラジオに流れるためだけの音楽を聴くとは違うんだ。”
Ozunaが新しいアルバム”Aura”について語る

Ozuna (Source: Instagram)
アルバム公開間近であり、Latin MusicのスターであるOzunaがBillboardにてインタビューを行いました。
プエルトリコ出身の彼は明日公開されるアルバム、Auraについて語りました。Akonとコラボしたスペイン語の楽曲について、Cardi Bとのコラボ曲、”La Modelo“の内容に触れました。
その他にもなぜ多くの人とコラボをするのか、J Balvinとの関係、また昨年の8月にリリースされた自身のデビューアルバム、Odiseaの記録を破ることができるのかについて語っています。
Akonとのコラボについて
「お互いの働き方やビジョンを共有し、クリエイティブな人と仕事をすることはすごく簡単なんだ。彼とあった日に1日で4曲作ることができたよ。1つはアルバムに収録されていて、あと2つはもう少し先に公開する予定なんだ。彼がスペイン語で歌い、僕は英語で歌ったよ。自分の英語は完璧じゃないけどお互い理解することができたんだ。」
J Balvinとの関係について
「彼は自分にとって間違いなく重要な人物だよ。彼の存在、そして意見を尊重して自分のプロジェクトに取り組んでいるんだ。彼が携わってない楽曲に対しても全力でアドバイスをくれる、そんな人なんだ。」
なぜ頻繁にコラボをするのか
「なぜならグループでいるのが好きだからなんだ。Reik、Anuel AA、Wisin & Yandel、J Balvinなどと仕事をすると、映像の撮影も一緒に行うことが多いんだ。その時にお互いがより仲良くなり、何かを作ることができるんだ。」
デビューアルバムについて
「大きな事をやりたい為に作ったわけでもないんだ。この作品は素晴らしい、前回よりも良いなどを宣言することは好きじゃない。ただ今人々は沢山の音楽を求めているんだ。かつてはそこまで音楽を多く作らなくてもよかった、でも今は毎週新しい音、ライム、テクノロジーが生まれ、アーティストも進化しなくてはいけない時代だと思うよ。Odiseaはリスナーにインパクトを与えたと思う、けど彼らはもっと音楽を求めているんだ。」
インタビューのフル映像は下記から見ることができます。
ビデオ: BillboardのLatin Music Conferenceで行われたインタビュー

Maluma at Billboard’s Latin Music Conference at The Venetian in Las Vegas on April 25, 2018. (Credit: Nicole Pereira)
Latin Musicを聴いている人が世界中で増えています。それに貢献したと言えるBad Bunny、Maluma、Pitbullなどのスターアーティストはチャートの上位にランクインする楽曲を数多くリリースし、大人数が入るショーも成功させています。
今回のBillboard Latin Music Weekでは多くのスターアーティストが集まりました。今回4日間開催されたイベントは2018 Billboard Latin Music Awardsと共に3日間のカンファレンスも行われました。
今回のカンファレンスではLatin Musicに携わるトップアーティスト、プロデューサーや影響力のある人物へのQ&Aも兼ねたインタビューが行われました。インタビューのトピックとしてはこの1年間のLatin Musicの流れ、どのようにして数々のコラボ作品が実現したか、また今後アーティスト達が携わるプロジェクトについてなどが挙がりました。
下記に有名アーティストのインタビュー動画を視聴することができます。多くのインタビューはスペイン語で行われています。Bad Bunny、Maluma、Pitbull、Ozuna、Mana、そしてソングライターのDescemer Buenoが出演しています。
Bad Bunny
Maluma
Ozuna
Pitbull
Iconic Songwriter Descemer Bueno
Maná
ビデオ: Nicky JamがJ Balvinと組みヒットした楽曲”X”の制作過程について語る
LatinミュージックのスターであるNicky JamがBillboardのHow It Went DownシリーズにてJ Balvinとのヒットシングル”X“がどのようにして作られたのかについて語りました。
Afro BrosとJeonによってプロデュースされて”X”はBillboardのHot Latin Songsチャート
において2位にランクイン、Hot 100チャートにおいて47位にランクインしています。また、3月のDJcity Top 50では8位にランクインしています。
Nicky JamはJ Balvinから送られてきたトラックを聴いてすぐにこの楽曲はヒットすると確信し楽曲に参加することを決意しました。またNicky JamはJ Balvinがビートに変化を加えようとした事に対して止めたことについて、また自身の歌詞の意味についてを語りました。
“X”のダウンロードはこちらから。
Latin Trapの歴史を、そのパイオニア達が語る

約10年前、ラテンアーティストが彼らの人生やライフスタイルを音楽で伝える方法がありませんでした。しかしアメリカの南部のサブジャンルであるトラップミュージックが彼らに響き、Latin Trapと言う新しいジャンルが生まれました。
Billboardの“A Bried History Of”シリーズでは今回、Latin Trapのパイオニア達からインタビューを受けています。
今回の映像ではOzuna、Bad Bunny、Farruko、Messiah、De La Ghettoが出演し、どのようにしてジャンルが生まれたのか、またLatin Trapの今に至るまでを語っています。
De La Ghettoは「自分の中でTrapアーティストで一番大事なのはBad Bunnyだ。」と語っています。BunnyはMajor LazerがTravis Scott、Camila Cabello、そしてQuavoをフューチャリングに迎えたヒットシングル”Know no Better“のリミックスにも参加しています。
先日Cardi Bも彼女のヒットシングル”Bodak Yellow“のLatin Trapリミックスを公開し、Messiahをフューチャリングに迎えていました。
「Trapはストリートや次世代のライフスタイルに最も近い表現の方法だ。」とFarrukoがコメントしています。
Bad Bunnyは「人々がしていることはアメリカのアーティストがやっていたことを少し模倣したものであり、アメリカで流行したスタイルを自己流で歌にした。」と述べています。
下記で彼らのインタビューを視聴できます。
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