インタビュー
DJ RENがリードマンちゃんねるの選曲術に出演
DJ LEADとDJ MARTINのリードマンちゃんねるのシリーズ企画、選曲術にRed Bull 3Style JapanチャンピオンのDJ RENが登場しました。 彼のクレートの管理はiTunesで年代別になっていることや、現場での選曲の展開方法、そしてキューポイントの付け方等について語ってくれています。又前半にはクラブプレイを想定したセット、そして後半にはトーンプレイのパフォーマンスが収録されています。
前半でDJ Renがパフォーマンスに使用している楽曲は:
Juice WRLD & Youngboy Never Broke Again – Bandit
JUICE WRLD & MARSHMELLO – COME & GO
A$AP Ferg – Plain Jane
JAY-Z – Dirt Off Your Shoulder
Drake ft. Lil Durk – Laugh Now Cry Later
DopeOnigiriの色々聞いちゃってすいません: FUJI TRILL
DJcity JapanのDopeOnigiriによる新企画インタビューシリーズ、「DopeOnigiriの色々聞いちゃってすいません」が公開されました。
この企画ではDJとしても活動するDopeOnigiriが同じく国内で活躍しているDJにインタビューを行い、現状について様々な質問を行っていくという企画です。その第1話目となる今回のインタビューでは東京を中心にDJとして活動し、相方のKNUXと共にプロデュースユニットのOVER KILLとしてもヒット曲をリリースしている、FUJI TRILLが出演してくれました。
上記のインタビュー映像をお楽しみください。
DJ Hi-CがRed Spiderとの対談でDMCや現在のクラブシーン等について語る
説明不要のDMCワールドファイナル5連覇を成し遂げたデュオの一人、DJ Hi-C (ex Kireek)が、大阪のベテランレゲエ・サウンド、Red Spiderの番組レッドスパイダーのZUM ZUM Channelに出演し対談した動画が公開されました。
27分の対話の中では連覇したDMCについてや、スクラッチというテクニックのDJカルチャー内での位置付け、そして現在のクラブシーンについて語られています。後半ではDJ Hi-Cの視点からReggaeをどう見いるかについて語られていて、実際に彼はDancehallトラック、Sean PaulのGet Busyを用いて2005年のDMC JAPAN ファイナルでパフォーマンスしたことについても触れています。下記はその時の映像になります。
インタビュー: MINMIとT-SPICEが楽曲「imacoco」やアーティストとしての今を語る
先日、ニューレーベルmasterbeauから新曲「imacoco」をリリースしたMINMIとT-SPICEにインタビューすることができました。拠点をロサンゼルスにしている彼らの楽曲制作のストーリーや現在感じていること、そしてDJへ楽曲を提供する理由を語ってくれました。インタビュー内でも語っているリリックに注目して楽曲を聞くのもまた違った味わいがあるかもしれません。
今回の楽曲「imacoco」の制作はどの様に行われたのですか?
MINMI: 2019年の終わりにこのトラックをT-Spiceから聴かせてもらって制作を始めたのですが、本当にインスピレーションの部分からセッションをしながらスタートさせました。T-SPICEがインスピレーションで作ったトラックに、アドリブで浮かんだメロディと自然に浮かんできた言葉でリリックを書き留めました。「imacoco」というタイトルが今になって、より自分の中ですごく重要なキーワードだなと感じています。元々、このタイトルというか言葉を入れたいなという風にも思っていたわけではなく、未来とか過去よりも目の前で起こっている現在に集中するっていう意味で最終的にタイトルに付けました。歌詞の中にもあるように「街が世界中に星座のように繋がっている」という部分は、オンライン(線状にある出来事)っていう意味でもあります。それにソウルとソウルというか、気持ちの部分では時間と距離を経ても繋がっているところ等の意味もあります。これからの未来スピードアップして世界中繋がっていくなという感覚が絵として、実際のビジョンとして浮かんで、歌詞に表しました。リリースしてみて、インスピレーションで出てきた言葉なんですけど、自分の今だったりコレからだったりの生き方の道標にもなっているなと思ったりもしています。リスナーやファン等に対しても今のメッセージ、自分の感じているフィーリングを今に集中させることで同じ波動や想いを持っている人が時間や距離を超えてどんどん繋がっていくと思います。今は時代的に先が読みにくい時代だけれど、今のフィーリングに従っていくことがすごくあるべき姿、会うべき人に会っていける気がします。そういうメッセージを前面に出したわけじゃないけど、裏に込められることが出来たのではないかと思っています。
曲の組みたて方としてはビートから作り始めたのですか?
MINMI: 既に割と大枠としてビートは完成していました。ボーカルを入れた後に少しアレンジは入れたんですけど、大きな枠で見るとT-SPICEが用意してくれたトラックに歌を載せたという感じです。
アレンジしたパートはどんなところですか?
MINMI: アレンジをした部分で思い出深いのは、声にハーモニーをつけたところです。最初の英語の歌詞の部分「I will let you know ~」を一緒にキーボードを弾いてハーモニーをつけたんですけど、そこの作り込みが楽しい作業で印象的でした。あとは展開の構成は一緒に意見を出し合いながら作らせてもらいました。
T-SPICE: リリックを作った時、僕も一緒にいたんですけど、結構印象的だったのは曲を作る前からビジョン的な話をしていて、それがリリックを書く時間よりも長かったかもしれない。そこでいろんな話の中から、今って大事だよねっていう、結局大人なので、結果的には今でしょ!みたいな流れが曲を作る前から実はあって…っえ!違う(笑)?
MINMI: すごくそう(笑)!歌詞の部分でも、2人の会話だからできた延長線上の言葉だなと思う。2人とも仕事モードでやった感じではなくて、会話とか今の近況を話しながら生まれてきた言葉だよね。
T-SPICE: だから、いざリリック自体を書いていた時間はかなり短かった。
MINMI: 短かったよね、そう思います。
新しいレーベル、”masterbeau”ではどういった音楽性や活動で展開していくというビジョンはありますか?
MINMI: 私はもともとあんまりコンセプチュアルににクリエイティブなことをするよりも、その時のフィーリングを表現してくので、今の時点ではこういうものをっていう事はあまり決め込んでないです。ただ、日本で16、7年メジャーレーベルからリリースさせてもらって、その時にJ-Popというものをすごく意識して作ってたんですよね。自分のもちろん好きな音楽をやっていたけれど、日本の方が聴く大衆の音楽として楽しんで欲しいっていうところがあって。でも、それをある意味第一段階で卒業したという形でメジャーレーベルからインディーズレーベルになった感じです。プラスして、LAという場所に移住したという事もあって、日本に向けてだけっていう意識ではなく世界に向けて音楽を作っていきたいっていうのがこのmasterbeauレーベルで実験というか、挑戦できるなと思っています。今回の曲も本当にJ-Popという視点で見るとシングルでリリースする様な楽曲ではない感じだと思うので、一つ新しい事を作れたなと思っています。
新しい若手のプロデューサー・リミキサー達とコラボレーションをしていくことも増えそうですか?
MINMI: 逆にそこはものすごく私ハングリーなので、今でもストリートでいろんな子にセッションしようって声をかけています。もしDJcityさんやその周りでMINMIと何かやってみたいという人がいたら是非お会いしたいし、全然そこはやりたいです。
ありがとうございます。デジタルの世の中になった中、自身の作品がEditやRemixされ作り変えれれてコンテンツとして一人歩きしていくことに対してはどう思っていますか?
MINMI: 私はもともとサンプリングの文化で育ってきていますし、音楽はみんなで自由に実験したり、新しく生まれ変わっていったり、サンプリングしていかれたりという事に対してはすごくポジティブに捉えています。リミックスもそうですし、やっぱりアンダーグラウンドのところってそういう面白さや発見があるから、どんどん自分の音楽も自由に旅していろんな方にアレンジされたりリミックスされたりサンプリングされたものを聴きたいなと思います。
このインタビューを読んでいるDJ/プロデューサー達にとっては嬉しいことだと思います。実際にそういったアーティストがMINMIさんに自身の作品を届けるにはどういうアプローチが可能ですか?
MINMI: ソーシャルメディアで送ってくる方いるので全然聞きます。
莫大な量の作品が送られて来ることにならないですか(笑)?
MINMI: 意外とそうでもないですよ、応募受付をした事ないですけど、たまにトラック聞いてくださいと言ってURLを添えて送ってくる方もいるので、それを聞いたり、その方のプロフィールに飛んでポストされているトラックなどがあれば聴いたりもします。
それでチャンスがあればって形ですね。
MINMI: そうです! 今までトラックメイカーとそういった感じで形になったことはないけど、SNSを通じてクリエティブな方に出会う事はあるので、そういう時代だなと思ったりします。それこそ海外のトラックメイカーにDMであなたのトラックで歌わせてもやった事はあるので。
T-SPICE: 今回の「imacoco」のリリースに対してプロモーションというかキャンペーンもやってて、クリエイターにSNSで声をかけたりとかMINMIさん自身がしていて、そこからインスタグラムのフィルターを作っている人と出会って、 その彼が「イマココ」っていうフィルターを作ったんですね。それをMINMIさんを中心にインフルエンサーの方とかが使って。1週間でそのフィルターが100万回再生されたんですよ。
MINMI: そのフィルターを作った方も18歳なんですよね。誰かイマココって言葉でフィルター作れない?っていうのに対して、「僕やります!」て返事が来て、そこから3日でフィルターができて、リリースしたら1週間で100万人が使ってくれる。そういう時代がもうきたなって思って、キャリアとか年齢や距離を超えて、やりたいって言ったら繋がれる時代かな?って思っていて、そこを私も楽しんでクリエイティブしていきたいです。
最後に、楽曲をリリースの度にJcityに提供してくださるのはどういった考えの元なのでしょうか?DJcityとしてはすごく嬉しいです。
MINMI: 私はストリートっていうカルチャーと音楽が好きでそこから自分も出てきたので、やっぱり街やクラブで、DJが自分の曲をかけてるていう事と共存して生きているアーティストだと自分は思っています。今でもレゲエでもそうですけど、自分が歌った曲をダブプレートでセレクターがかけて広めてくれて、という感じで相互の関係が成り立っていると思っています。自分が曲を作って、たくさんの人に楽しんで欲しい音楽をたくさんの人に届けてくれるDJ、楽しませ方も自分がライブで歌うのとは違うそれぞれのDJの人のかけかたがあって、そこに私はリスペクトがあるので、むしろ喜んでって感じです。
DJ 8MANが独自の選曲術、検索方法、そしてSERATOの使い方をリードマンちゃんねるで語る
2度のRed Bull 3StyleのJapanチャンピオンの経歴を持つDJ 8MAN。その彼がDJ LEADとDJ MARTINのYouTubeチャンネル、リードマンちゃんねるの企画である選曲術にゲストとして登場しました。このシリーズはこれまでに、DJ REVOLVERやDJ KANGOもゲストとして出演しており、DJがどのよに選曲をしてミックスをしているか、またその選曲がつまったラップトップには楽曲がどの様に分けられて整理されているか等、DJのクリエイティビティーと仕事への取組姿勢を見ることができる内容です。
DJcityの企画としてイントロクイズ「良〜く聞いてください」(The First & The Knolegeable)のホストをつとめるDJ 8MANは楽曲とアーティストの名前を覚えることの重要性を訴えていますが、その必要性を駆使してパフォーマンスをする要因が今回語られています。ヘッドフォンを付けないでミックスをする事でも有名な彼がどうして曲をうまくミックスできる秘密がわかるかもしれません。
映像では自身のクレート内の選曲検索方法と検索ワード、キューポイントの付け方そして楽曲に限らず情報を深堀する方法等を語っています。
ビデオ: DJ HACKsによるナイトクラブDJのインタビュー映像
BABY-Tがホストを務めるDJ HACKsのYouTubeチャンネルにて、数多くのナイトクラブで活躍しているDJ達のインタビュー映像が公開されています。国内外で活躍しているトップDJ達ですが、DJ BRAIZEは国内でのナイトクラブDJとして活動するにあたり、DJとして必要な動きについてを語っています。DJ LEADとDJ MARTINは海外でのDJ活動、また海外DJやイベンターとのコミュニケーションとその重要性について、そしてDJ HALはストリーミング配信におけるDJ活動について、それぞれ自身の経験を踏まえて述べています。
それぞれのインタビューでストーリーは違いますが、DJとしてどのような動き方が自分に合っているのかを見つけるためには参考になるコンテンツではないでしょうか?
DJ HacksのYouTubeチャンネルはこちらから。
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インタビュー: DJ HazimeとDJ Wataraiが共同プロデュース楽曲“Do It”について語る

MONSTER 02/08/2020 Photo by @cheesy_tats (Source: Instagram)
レジェンドDJ/プロデューサーでありClub Harlemで長年にわたりレジデントDJをつとめるDJ HazimeとDJ Watarai。その2人が共同プロデュースで¥ellow BucksとZeebraをフューチャーした楽曲“Do It”をHarlem Recordingsからリリースしました。
楽曲はAcapとInstバージョンを含めてDJcityでダウンロードすることが出来ます。
今回はDJcityのインタビューで制作過程や共同で制作を行うことについて語ってくれました。
今回のプロジェクトはどの様な経緯から誕生したのですか?
HAZIME: Club Harlemが20周年の時にスタッフの方からもHarlem Recordingsを動かして「何かやりたいよね。」みたいな話が出たんだけど、ずっとそのままで具体的に何か動くわけでもなく、曲をリリースというよりはHarlem Recordingsを再始動するっていう話だけが出ていた感じだね。
そこからどうして楽曲プロデュースになったのですか?
WATARAI: 最初はHarlemでレギュラーDJをしている僕だったりHazimeだったりAlamakiだったりに、それぞれのDJ名義で楽曲を出していこうっていう感じだったんだけど。途中でHazimeからの提案で2人でやろうってなったんだよね。2人でどんどん進めていこうって。
楽曲制作に着手したのはいつぐらいからですか?
HAZIME: 去年の10月くらいだっけ?
WATARAI: うん結構前だよね。
HAZIME: 実は1月くらいには完成していたんだけど、タイミング的にずれ込んだんだよね。本当は4月1日くらいに出す予定もあったんだけど、新型コロナウィルスの影響でライブとかも出来ないし、少し様子をみましょうってことで4月22日変えたんだけど、状況も好転しないから最終的にただ様子見ただけになっちゃったんだけど。
楽曲制作の内容的にはどんなところから始めたのですか?
WATARAI: ビートが先でしたね。今回のビートに関してはHazimeのイメージで作りましたしラッパーのキャスティングもHazimeですね。
¥ellow BucksとZeebraというラッパーを起用することになったのはどんなところからなんでしょうか?
HAZIME: 俺もワタさんも20年選手じゃ済まないくらいこのシーンの中にいて、ベテランだけで一緒にやるっていうのは、もう面白くないと思ったんだよね。馴染みのメンバーで固めてやっても、俺達らしくはあるかもしれないけど、今それが面白いか、やるべきことなのかって思ったのと、俺達でしかやることの出来ないことをやるべきなんじゃないかと。一緒に切磋琢磨してやってきたラッパーと、イケている若手を組ませるって、これは俺等しか出来なくないかなっていうのがそもそもあって。俗に言うところの日本語ラップっていう意味では若手の20代前半から中盤の世代の子達が今人気あるけど、そこに俺らが完全に寄せて曲を作るのは、それこそCHARIがもうやっている事だし、俺等がやる必要はないなって思っていたので、シーンを引っ張ってきたZeebraとこれからシーンを引っ張っていくであろう¥ellow Bucksみたいなコンビがいいかなと思ったんだよね。
2人の名義の楽曲ですが、役割分担がオーガナイズされていますね。
HAZIME: リリックとかはラッパーに歌って欲しい内容を伝えたけど、俺がトラック作れるかって言ったら今は全く作れないし。アイデアをワタさんに伝えてさ、実際のトラック作るのもワタさんで、俺はもうそこは口出しだけ(笑)。俺はワタさんが普段やらない部分をやってまとめるっていう感じだよね。プロデュースっていうよりは2人で曲を一曲作りましょうよって感じ。
楽曲のビートの部分ではどう言ったところから作り上げたのですか?
WATARAI: 順番までは覚えていないんですけど、Hazimeからのこういう感じでっていう、割と細かく指示というか内容が伝えられていたんですよ。ギターメインの上ネタは嫌だとか、何個か注文があって。あとはお互いずっと同じ様な音楽を聴いてきて、こういうイメージなんだろうなっていうのが、要望から伝わるし、共通してわかる部分が多いから、どこから作っていったかは覚えてないですが、多分こういう感じなんだろうなって(笑)、想像して作りましたね。
HAZIME: いつもワタさんに曲をお願いする時も、あの曲のドラムでBPMをいくつで、ネタはあの曲でっていう注文の仕方をしている。めっちゃ楽なのが、それ以上言わなくても作ってくれるのよ。例えば3つ言ったら完璧以上にそれが返ってくるの。本当に俺はそれにめっちゃ助かっているのよ。
チームとして感覚がしっかりと共有されているんですね。
HAZIME: 俺はめっちゃそう。
WATARAI: こちらこそ。曲をリリースした後のプロモーション的な展開はどう考えているのですか?
HAZIME: こういう時期だから、これまでの展開と変わってきちゃうよね。みんなが今携帯みているから、それが良く出るかもしれないし、反応がないかもしれないし。従来のライブでのプロモーションが出来ないしPVも集まって撮るとか不可能だから。これまでのプロモーションのボリュームには足りないし、もしくは形が違うプロモーションになるから、どうなるかだよね。本当は5月2日辺りにHarlemの周年があって。そこでお披露目Liveやる予定だったんだけど。延期だから。で、その映像を編集して後出しPVにしようっていう風に予定してたんだけどね。まあでもね。でも逆に規制かかってるからさ。この中でやろうになって。 諦めてっていうか、割り切ってやるしかないからね。じゃあやらないはないからさ。もうやれることをやろうしかない今は。SNSでの展開等はどう考えていたりするのですか?
WATARAI: インストを公開してDo Itチャレンジ的なものを考えています。あとはHarlem Recordingsからなので、Harlemに携わっているDJ等にはたくさん協力してもらいたいなと(笑)。インストが出回ると出来上がってくるRemixのクオリティーがピンキリになると思うのですが、制作者としてこのクオリティーをコントロール出来ない部分は嫌だったりしないのですか?
WATARAI: それをきっかけにオリジナル楽曲を聞いてもらえるならいいと思います。言っていいのかわからないですが、自分たちの作品より良いのは出てこないと思っているので(笑)。わからないですけどね。
HAZIME: ¥ellow BucksとZeebraだから、中々それを上回るものは出てこないよね(笑)。
WATARAI: みんな簡易的にiPhoneでとったやつをSNSとかにアップするだろうから、話題作りとしてはいいのかなと。もしも物凄い高いクオリティーのモノが出てきたら、オフィシャルとしてリリース的なことってあったりしますか?
HAZIME: もし凄いのがあったら、ひょっとしたら、改めてレコーディングするかもしれない。プロデューサーという言葉は一昔前まではトラックを作る人がそうでしたが、現在はその言葉の意味がより細分化されて変わってきていると思いますが、どう捉えていますか。
HAZIME: 俺は一切自分でトラックは作らないからさ。見る人が見たら自分で曲も作ってないし、何がHazime名義だって思う人がいるかもしれない。でも、作品のクオリティーを高めるためにワタさんとやったりしているわけ。
WATARAI: 笑。いやいや。昔に比べるとプロデューサーっていう立場の人がやる仕事っていうのが明確になってきたかなと。昔はね曲を作れる人をみんなプロデューサーって呼んでいたから。けど今はHazimeみたいにちゃんとキャスティングもしてトラックメーカーも選んで、曲の内容から何から選んでパッケージをしっかり組める人がプロデューサーっていうんだと思う。僕は所詮トラックメーカーなんですよ。プロデューサーってよりは。もう20年以上こういうことをやってきて自分にはプロデューサーとしての才能はないなと感じていて、そこはもうあんまり追求しないで、自分はトラックメーカーとしてもっとどんどん追求していこうとやってきて今もそれを続けているんですけど。なので、今回みたいにプロデューサーとしてやっているHazimeとやることに意義があるし。凄いいいチームですね(笑)。お互いもっとこうだったらよりやりやすいのにみたいな部分はありますか?
WATARAI: 全然ないですね(笑)。
HAZIME: 僕達仲良しだから全然そういうのないよ(笑)
WATARAI: 変な話、どんなアーティストと一緒に作品を作りたいですか?と聞かれても僕わかんないんですよね。自分のトラック作ることしか普段考えていないから。この曲に誰のどんな声やリリックが合うかとか想像して普段から作ってないんですよ。あくまで自分の好きな世界で作っているんで。単純にインストとしてかっこいいものを作ろうとしているだけなんで。結構頼まれて作ったりすることあるんですけど、仕事をしていて一番話が早いのがHazimeなんですよね。毎回毎回、何も障害がないっていう感じなんですよね。やっぱり価値観が近いのかな。価値観のすり合わせじゃないですけど、確認作業みたいなことしたりするんですか?
WATARAI: 全然しないですけど。やっぱこう聴いてきた音楽も同じだし。同じ現場で毎週DJもしてて。 なんとなくお互い多分この辺いいんだろうなみたいな。
HAZIME: ABEMAが結構デカくて。クラブプレイはどうしてもお客さん目の前にしてるから好きなようにいかないけど。ABEMAってリスト内でも、ある程度自分の世界観が作りやすいから。ワタさんのABEMAでのプレイとか聴いていると、あ、最近この辺も聴いてんだみたいなのもすぐわかるの。最後に今回の楽曲“Do It”について。
WATARAI: この曲に関して言わせてもらうと、あくまで僕らは90年代からDJしてて。 Old SchoolのBoomboxが好きで。ただそれをやりたいとかっていうことよりは、もう昔からずっとDJやってきて、今のメインストリームも知りつつ、自分達が本当にドープだと思うものを今回表現できたかなっていうところがあるので、そこはすごい意識して聴いて欲しいなっていうのはあります。
HAZIME: 俺達のこの活動自体がね、ヒップホップDJ、クラブのDJとして、みんないつが引退の時期なのかとも全然わかってないわけ。 誰もね。 俺らの先輩でも自然とやめちゃったなとか、最近聞かないよねっていう人はもちろん山ほどいたけど。いつが引退の適齢期ですとか定年ですとか無いわけよ。だから、こうやってやり続けてれば、全然できる余裕だぜ。でも逆にここまでやらないと、こうはならないぞっていうのをやっぱ俺ら見せてかなきゃいけないと思うわけね。それをだから逆に、なんだ年寄り2人が揃ってリリースして、全然話題にもならないじゃん、売れないじゃんとかっていうのは、自分自身達にもマイナスだけど、でもちゃんと2人が組んだらすげえいい曲作るよね、これよくねっていうのが俺らのその現役の長さとか強さとかをどんどん変えてくれるわけ。そういうのも俺はちょっと意識して、こういうプロジェクトを進めていってる。
sgdmgznからDJcity Japan 10thを記念したマガジンが発刊

DJのカルチャー誌を発行するsgdmgznからDJcity Japanの設立10年を記念したマガジンが発刊されました。DJcity Japanと関わりの深い33名のDJがインタビューに答えています。各々のDJが赤裸々にDJをはじめたきっかけ、DJとして影響を受けた出来事、そしてDJ観等を語ってくれています。
このマガジンは無料(送料別途500円)でオーダー受付中です。
収録インタビュー:
IKU, 8MAN, SHINTARO, REN, B=BALL, YOU-KI, RINA, FUMMY, BRAIZE, CAUJOON, HAL, HAZIME, HIRO, KEKKE, KOYA, MR.SYN, RAM, REVOLVER, YUSKAY, ACKO, BENKAY, GEORGE, HATTAN, KENTO, MINAMI, MITCH, S.U, U.S.K, YB, YOSHY WIZER, YU-RI, 4REST, DopeOnigiri etc
一部インタビューページをご紹介します。
IKU

KEKKE

SHINTARO

このマガジンは無料(送料別途500円)でオーダー受付中です。
DJ KEKKEがライブMixと共に振り返る#1222360

photo by Daisuke Sugaya. (Instagram:@d.iam)
先日DJ KEKKEがワンマンのロングプレイで開催したVUENOSでのパーティー#1222360。当初予定していた、6時間を1時間上回った420分に渡ってオープニングからクローズまでを彼が担当しました。パーティーには多くのミュージックファンそしてDJをはじめとした業界の人も訪れていました。
DJ KEKKEが盛り上がりをみせたパーティーへの準備や長時間プレイをすることの大切さ等をDJcityで語ってくれました。また、当日のライブMix音源やリキャップ映像も公開されています。
早速ですがパーティーを振り返ってみてどうですか?
パーティー当日がもちろん良かったんですけど、当日までのSNSでの情報公開のやり方や作り込みが良かったんだろうなと思いました。当日パーティーに来る前までに、みんなの興奮や期待値を高めることができたんだと思います。ラジオでYANATAKEさんが「クラブに入った瞬間からパーティーができあがっていた」と言ってくれたんですけど、クラブに入った瞬間から今日は、ヤバいパーティーになるという期待感を作り込めたのが狙い通りうまくいきそれが成功に繋がったのだと思いました。
普段は1時間程度のプレイ時間だと思うのですが、6時間プレイすることで大きな違いはどんなところにありましたか?
手応えで言うと普段やっていた1時間のプレイというのは秒で終わっていたのだなと感じましたね。DJが短い時間しかプレイしないことが、クラブシーンにとっても発展を生み出さない部分でもあるのかなと改めて感じました。そしてパーティーの作り込みも、もっと考えた方がシーンも良くなるし、DJも長い時間やった方がもっと上手くなるし責任感も生まれるって思ったんですよね。それに、オーディエンスとDJの感覚は別ものだと思ったんですよ。でもこの感覚を合わせることが一番大切じゃないですか。前から感じてはいたんですけど、DJは曲をつなげる時ってヘッドフォンで片方の耳から次の曲を聴きながら、オーディエンスが聴いている音楽も反対の耳で聴いている状態なんですよね。だからDJって次にかかる曲を聴いているから勝手に自分だけがテンション上がっていて無駄にクイックに繋いだりしちゃったりするんですよ。当たり前のことなんですけど、オーディエンスはフロアーでスピーカーから流れている曲だけしか聞こえていないんです。当然の如く、その環境下で判断して盛り上げていかなければいけないんですけど、オーディエンスは踊っていたり、お酒を飲んでいたり、会話をしていたりで実はそんなに音楽はダイレクトに入っていなかったりするんですよ。だからこそ、そのリスナーと同じ目線になれる、ヘッドフォンを外してでも今フロアーに流れている生の外の音を自分で感じて踊ったりとかしないとたぶん同じ目線で同じ雰囲気やバイブスになれないと思うんですよ。それは1時間のプレイとかじゃ多分無理ですね。短い時間のプレイタイムではやっぱりゲストDJっぽくなっちゃいますね。どんどんこっちから仕掛けていくというか、全部クイックでこっち来いよ的なスタンスになっちゃいがちですね。そうなるとこれはお客さんは疲れるし、雰囲気の流れなんて絶対にできるわけないなと思いましたね。最低でも2時間とか3時間ずつとかやらないと、本当のお客さんの立場でプレイというのは結構厳しいなと思ったんですね。ゲストDJとかだったら、お客さんからの期待感で注目を得れるから、突発的な反応があるかもしれないですけど。いざ本当にちゃんとバーでお酒を買っているテンションとか、会話してるテンションとか、踊ってる人のテンションとか、階段から降りてくる人のテンションとかと同じテンションには多分なれないですね。

photo by Daisuke Sugaya. (Instagram:@d.iam)
見ているこっちもDJ楽しそうにやっているなというのが滲み出てましたね。あんなにエネルギー出してやってるの見たことないかもですね(笑)。
ははは(笑)。たぶんホント音楽かけてくうちにハマっていきましたねアレは。別に最初からテンション上げてこうという感じは全くなくて。何かよしやるぞっていうテンションよりは、いきまーすみたいな、ゆっくりやろうって決めてたんで最初。あとは、お客さんにはつられないって決めてたんですよ。もうワンマンだからクラブから帰ることは絶対ないと思ってたんで。だったらもう俺がその表現したいオープンのパフォーマンスや、どんなにHip Hopを求めている人が来てもずっとHouse1時間以上絶対やろうと思ってたんで。それが逆に良かったのかもしれないですね。クラブ全体にそのHouseの早いビートが響いて、パーティー感が徐々にでてきて、そういうのがすごい良かったのかもしれないですね。パーティー感がでたっていうのは本当にやっている立場ですが楽しかったです。

photo by Daisuke Sugaya. (Instagram:@d.iam)
DJcity Japanブランドムービー: Where We Find Music
Genre BndrがDJcity Japan10周年パーティーを追いかけたブランドムービー、Where We Find Musicを公開しました。映像には35名のアーティストが登場しています。フッテージはAbemaMixでのライブストリーミング、DJ Bar & Lounge WrepでのKickOff Party、大阪のPiccadilly Uemeda、そして東京のWarp Shinjukuの様子がおさめられています。
ビデオ出演者リスト
8MAN / A4(4REST & ACKO) / B=BALL / BENKAY / BRAIZE / CAUJOON / DopeOnigiri / FUMMY / GEORGE / HAL / HATTAN / HAZIME / HIRO / IKU / KEKKE / KENTO / KOYA / MINAMI / MITCH / MOGGYY / MR.SYN / RAM / REN / REVOLVER / RICKY / RINA / S.U / SHINTARO / U.S.K / YB / YOU-KI / Yousless(YU-RI & Yoshy Wizer) / YUSKAY
DJマガジンのsgdmgznよりDJcityの10周年を記念したカルチャーマガジンが2月にリリースされることが決定しました。上記のビデオに出演しているDJのインタビューが収録予定です。
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