ターンテーブリズム

KAMIKAZE DJ BATTLE 2020 日本王者: DJ Is-k ウイニングセット


先日開催された「KAMIKAZE DJ BATTLE 2020」においてソロ部門とビートマッチ部門の2部門で優勝したDJ Is-k。今回はそのビートマッチ部門で優勝したルーティン動画をご紹介。ジャンルをクロスオーバーさせつつターンテーブリスト仕込みのテクニックを盛り込んだ5分間をお楽しみ下さい。

KAMIKAZE DJ BATTLE」とは、日本ターンテーブリスト界の草分け的存在DJ $HIN(Turntable Toorpers ENT)が2014年から主宰しているDJバトル。毎年、厳選なる動画審査を通過したDJ達が大阪の南船場CELLで行われる決勝大会で日本一を決めていますが、今年はコロナウイルスの影響をうけオンラインでの開催になりました。部門はスクラッチ、ビートマッチ、ソロの3部門。過去にはDMC世界王者のDJ RENAやI.T.F.日本王者のDJ AK、DJスクールTOYODA-GYMのオーナー及びYoutube番組”匠の手“のプロデューサー TOYODA-STYLEなども優勝しています。

今年の大会を制したDJ Is-kは前年もソロ部門で優勝しており、DMC JAPAN FINALにおいても2018、2019のファイナリストになるなど現在最も脂の乗ったターンテーブリスト の1人。ご紹介する動画のビートマッチ部門は、スクラッチや2枚使いなどのターンテーブルテクニック重視というよりは、選曲やミックスセンスなどのいわゆるクラブプレイに近いカテゴリーで競われる部門。

夏全開のイントロから始まり、トーンプレイをサラっと挟み、レゲエのパートではオリジナルダブも炸裂。現行のパーティーシーンに寄せたLil Johのメドレーでは「Outta Your Mind」のコーラスを残しながら正確な2枚使いをメイク。ラストは80’s ロックの大名曲”I Love Rock ‘N Roll”のアカペラを軸にメドレー、「神風旋風」のフレーズで締めています。

トラックリスト:

1. DJ Jazzy Jeff & Fresh Prince – Summertime (Mayda Remix)
2. Lumidee – Never Leave You (Uh Oh)
3. Justin Timberlake – Rock Your Body
4. Wayne Smith – Uuder Mi Sleng Teng
5. Boogie Down Productions  – I’m Still #1
6. Lil’ Jon ft. LMFAO – Get Outta Your Mind
7. Lil’ Jon, Kronic & Onderkoffer – Bad Bitches
8. Lil’ Jon – Get Low
9. Lil’ Jon ft. Usher – Yeah
10. Lil’ Jon & DJ Snake – Turn Down For What
11. Lil’ Jon – Bend Ova
12. Sean Paul ft. Fatman Scoop – Get Busy (Clap Your Hands Now Remix)
13. Joan Jett – I Love Rock ‘N Roll (Acapella)
14. AC/DC – Back In Black
15. Survivor – Eye Of The Tiger
16. Joan Jett – I Love Rock ‘N Roll (MAKJ Remix)

RedBull 3Styleにも言えることですが、この系統のDJセットを組むときはテクニックの配分が難しかったりします。やり過ぎても良くないし、何もやらないとパンチの無いセットになってしまう。。。DMC等の与えられた時間のほとんどを忙しく過ごすテクニック重視のセットとは明らかに違う時間の過ごし方が必要になるうえ、2枚使いにおいても崩し過ぎない工夫が必要になってきます。楽曲を聞かせつつグルーヴを保ちつつ盛り込むテクニックの種類と配分。優勝したIs-kはその辺りの”チカラ加減”がわかっているのでしょう。それ故ソロ部門とビートマッチ部門の2冠を達成出来たのだと思います。

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関連: KAMIKAZE DJ BATTLE ONLINE 2020が開催決定

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード07: DJ KAITO

今回はDJ KAITOが登場です。若干11歳でスクラッチバトルに出始め現在13歳になったばかりの彼はここ数年で凄まじいスキルを身につけていますので今回選出させて頂きました。大人顔負けの彼のシャープなスクラッチをどうぞご覧ください。

スローな60bpmぐらいで怪しい浮遊感あるビートのイントロから切れ味鋭いクリックでワードをCUTしてます。短いワードに2Click FlareやBoomerang 0:47~を超高速で一瞬入れていますがとても正確なクリックです。S9(ミキサー)特有のCUTの出音も相まってより際立って聞こえますね。1:07~辺りで2Click Flareに縦フェーダーをプラスして3Click Flareの様に音数を増やしています。今でこそこの技は様々なターンテーブリストがやっていますがあの技を生み出したのは確かDJ Crazeだったと思います。1:14~辺りではBaby Scratchに2Click Flareのコンボ、ChirpではなくBabyでやることで音をビートに詰め込みやすくしていると思われます。1:25~ではTazerを2本指でやっています。1:36~からは音を変えて1:41~辺りではBaby ScratchにCrab 3Click Flareをやっているんですが強烈な出音ですね。1:55~からSnap(Tear)を2Click Flareの折り返しにうまく入れてます。この技はなかなか難易度が高いのですが既に物にしていますね。彼のセンスに驚かされます。

全体的に音を詰め込みつつ若さからなのかわかりませんが勢いがとてもあってFunkyなスクラッチでした。13歳でこのレベルなら今後どうなってしまうのでしょうか…将来がとても楽しみなスクラッチャーです。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード06: DJ REN

DJ IKUのCH419からRoom Service Mix #1 が公開

DJ IKUがGENRE BNDRのCH419から20分ほどにわたるAfrobeatsを中心にしたDJミックスを公開しました。

DJ IKUは『今回はアフロスウィング、アフロビーツのヒットした曲を中心にゆったりプレイしております。アフリカ由来のアフロビートとレゲエダンスホールの要素、そこにラップや歌、時にはJazzyなサックスも融合する、どこかアーバンな雰囲気が漂うアフロスィングはとてもバランスの取れた音楽ジャンルだと思っています。ゆっくり盛り上がりたい方には超オススメ。ラストはその場の思いつきでスクラッチを差しこみました。』とコメントしています。

トラックリスト

1. Aya Nakamura – Djadja
2. Beyoncé – ALREADY
3. MoStack – What I Wanna – Satoru Hype Intro
4. Kojo Funds ft. WizKid – I Like
5. Wauve – Day By Day
6. Brainee – Monday
7. Rema – Rewind
8. Mustard ft. Burna Boy – Ballin’
9. Jorja Smith ft. Burna Boy – Be Honest – Satoru Club Mix
10. Lotso – señoritaaaaa × Koffee – Toast (Blend)
11. Roddy Ricch – The Box – Adam Doubleyou & Nick Bike Controlla Bootleg
12. MoStack – Litness – IKU Acap Intro
13. Rema – Dumebi – Vandalized Remix
14. Afro B – Drogba (Joanna)
15. S1mba ft. Lil Tecca – Rover
16. DJ Moma – Abeg Abeg

関連: DJ IKUが新譜HipHopを中心としたワードプレイ、トーンプレイ、2枚使いを披露したルーティンを公開

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード06: DJ REN

匠の手第6弾はDJ RENの登場です。

Vestax NoTricks、Red Bull 3Styleと数々のチャンピオンである輝かしい経歴はこちらでは割愛させて頂きます。現在AbemaTVでの番組【AbemaMix】でもプレイする彼は今回の匠の手の為にオリジナルトラックを製作してスクラッチしてくれました!!ありがとうございます。オリジナルトラップビートに乗せた彼のグルーヴィーなスクラッチをどうぞご覧ください。

まず初めにワードでのスクラッチ。短いワードを細かく裏拍から2Click FlareやChirpでリズミカルでグルーヴのあるCut0:55~をしています。こういったカッコイイ音を出すにはレコード側の手とフェーダーの指がリンクしていないと出ません。バランスの良いCutがカッコイイ音を出してる手本の様なスクラッチです。

そしてAhhhでのスクラッチ1:18~。彼の繊細なタッチから奏でられるスクラッチはとてもブラックなノリが溢れ出ています。Ahhhの音の後半部分でDelayed 2Click1:30~、OG Flareでレコードをリリースしながら送ってフェードアウト1:37~。聴き心地良くとても巧いですね。綺麗過ぎる…

使用されてるスクラッチネタのワード等はビートのBPMに合わせています。遅くなったワードやAhhhを曲とマッチさせ計画的にこの曲(ルーティン)の雰囲気を作っています。そういった細かい設定もDJでもあるベテランのなせる技術ですね。(※PioneerDJのターンテーブルは50%までピッチが変更できるのでそれを使用していると思われます。)

Ahh Yeah1:40~ではミキサーS9のキューボタンで頭出しとBabyスクラッチを織り交ぜデジタルとアナログを融合させCrabスクラッチ1:47~をしています。こちらもキレが良い!そしてAhhhに戻り前半にやった技をフェードイン2:05~フェードアウト2:18~させ展開をつけてフィニッシュしています。

全体的に纏りが綺麗なルーティンで彼のスタイルが前面に出ています。同じスクラッチをやっても同じ音が出ないのは何故か?という疑問の答えを彼は当然知っているのでしょう。スキルだけで魅せるのではない重要な要素を彼は今回教えてくれています。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード05: DJ YUICHI

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード05: DJ YUICHI

日本国内における数々のスクラッチバトルで優勝を獲得したTOYODA-STYLEが監修するDJのアーティスティックな手にフォーカスしたスクラッチ専門番組「匠の手」第5弾。昔から「日本人は手先が器用だ」とよく言われます。それが真実か否かは分かりませんが、箸を器用に操り、複雑な漢字を使う国「日本」がDJ界においてスクラッチ先進国であることは近年のDJバトルの成績を見ても確固たる事実です。鮨職人のようにネタ(スクラッチサンプル)とシャリ(ビート)を洗練された手つきで組み合わせるその技術をお楽しみ下さい。下記の解説は解説はTOYODA-STYLEが徹底的に行ってくれています。

今回はDJ YUICHIが登場です。Instagramでは有名なスクラッチャーでTearやStabがとても速いです。彼の高速なスクラッチをどうぞご覧下さい。動画初頭からトップギアでSay Whatのワードを高速スタブ(00:49~)して始まる勢いに圧倒されます。正確無比の彼のStabはみんなの憧れで、まさにStabキングですね。短いワードを難しいClover Tearに1click Flare (00:58~)を入れています。ゆっくりなビートでも難しいこの技をこの早いビートでメイクするのは至難ですが、これも彼の得意技かと思わされるぐらい軽くメイクしてますね。(01:14~)からAhhhに変わり速いTearを随所に入れてCutしています。01:37~辺りからStabの猛攻です。(01:49~)では手をバタバタさせたTearを入れています。これは彼しかやっているのを見たことがないのでオリジナル技ではないかと思います。最後に(02:16~)でスクラッチフェードアウトしていくんですが、ここでもキレの良いTearで完結していく所は流石ですね。男気満載のFunkyなスクラッチフローを見せて頂きました。

彼は現在Tablist Lounge Japan代表であり、茨城県をレペゼンするスクラッチクルーIBRK Kutting Brosに所属しています。同クルー所属の相棒DJ JUNYA(310kings)とのスクラッチパフォーマンスは圧巻のスクラッチショーケースですので機会があれば是非一度見て頂きたいです。また茨城県古河市を代表するRap crew Old River StateのDJでもあり8月15日新曲リリース&アルバム制作中との事です。Instagramではスクラッチの動画を定期的にUPしていますのでそちらもチェックしてみてください。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード04: DJ IKU

Bedroom Sessions: DJ Lordwin

世界中のDJが自宅部屋でルーティンを撮影する人気シリーズ DJcity Bedroom Sessions。今回はアフリカのケニアからDJ LORDWINが登場。ナイロビを拠点に活動する25歳の彼、世界的に有名なウォッカブランドのスミノフが主宰する、「Smirnoff Battle Of The Beats 2020」のファイナリストにも選ばれており、目標はRed Bull 3Styleの世界一だそう。今回の映像では母国であるケニア産のアーティストを織り交ぜながらワードプレイや2枚使いを披露してくれています。

< ルーティン解説 >
2016年リリースのDJ Khaled feat. Nas “Nas Album Done”からスタート。リリックの中で「アフリカ」と言っている箇所をループさせ、 ナイロビの事を歌っている2017年リリースのビッグチューン Mayonde “Nairobi”をドロップ(ミュージックビデオもケニアの首都ナイロビの雰囲気が断片的に味わえる作品になっているのでオススメ) 。続いてもケニアのアーティスト NYASHINSKIのMarathon Runnerを綺麗にミックスしていき「I’m Kenyan so you know I’m a marathon runner」のフレーズのところで音を切りサンプラーで自らのDJネームのシャウトを鳴らしつつ曲のコーラス部分へジャンプ。コーラス終わりで同アーティストの”Free”という曲をミックスしていきます。
続いてはノルウェーを拠点に活動するダンスホール、アフロビートのユニットMatataの”Mare Mare”をドロップ。この曲はケニアのLamaz Span Kobというアーティストをフィーチャーリングしており、次の曲もアフリカ系プロデューサーFully FocusのRushという曲です。途中で2枚使いをしていますが・・・リズムキープが崩れてしまっているのでまだまだ練習が必要ですね。

続いてもケニアのシンガーソングライターBrian Nadra 2019年リリースの”Bonge”をドロップすると曲中のフレーズ「Swalla」をループさせ、Jason Derulo 2017年のクラブヒット”Swalla”をワードプレイで繋ぎます。ラストはケニアのTikTokでバズっているM.O.Bの”Fess Ka fe bang”という曲で2枚使いからの半拍ずらしを見てせフィニッシュ。

トラックリスト:

1. Nas ft. DJ Khaled– Nas Album Done
2. Mayonde – Nairobi
3. Nyashinski – Marathon Runner
4. Nyashinski – Free
5. Matata – Mare Mare
6. Fully Focus – Rush
7. The Decimators – Bonge
8. Jason Derulo & Left Side – Swalla (Dancehall Remix)
9. DJ Madness ft. M.O.B. – Fess Ka Fe Bang

いかがでしたでしょうか。Bedroom Sessionシリーズでは珍しいアフリカ大陸からのエントリーという事で、色々と気になる映像でした。使用しているPioneerDJ M-S-9やPhese等の最新機材のケニアにおける普及率も気になるし、今回のトラックリストは殆どアフリカのアーティストでした。ここ1~2年、個人的にアフリカ発祥のAfrobeatを追いかけている身としてはその辺りの音楽事情も知りたいところ。やはり母国のアーティストや楽曲を中心にPlayしてくれると見ている側の教養にもなるので楽しいですね!今後もBedroom sessions には世界中の国から映像を届けしてほしいです。

DJ Lordwinの FacebookInstagramTwitterMixcloudをフォロー。

“Bedroom Sessions”でルーティンを公開しませんか?”brs@djcity.com“に動画をお送りください。

関連: Bedroom Sessions: Nick Spinelli

DJ IKUが新・旧、ジャンルを越えたショートミックスを公開

DJ IKUがGENRE BNDRのCH419からミックスシリーズ、Trick Quick Mixの第4弾を公開しました。

今回のルーティンについてDJ IKUは『イントロはMFSB「Love Is The Message」使いのEPMD「It’s Time 2 Party」そこからTy Doller $ign × Kanye West × Skrillexの「Ego Death」をはじめ、MVや歌詞が何かと話題のCardi B × Megan Thee Stallion 「WAP」、2 Chainzの「Money Maker」などの新譜を使って遊んでみました。個人的にはAJ TraceyのWest Tenは今後もヘビロテしていこうと思います。』とコメントしています。

トラックリスト:

1. EPMD – It’s Time 2 Party
2. Ty Dolla $ign ft. Kanye West, FKA twigs & Skrillex – Ego Death
3. Disclosure – Expressing What Matters
4. Earth Wind & Fire – Brazilian Rhyme – Danny Krivit Re-Edited
5. Blackbear – Hot Girl Bummer (ACAP)
6. Cee-Lo Green – Fuck You
7. Fuck You (Saxophone Melody) – LIKE THAT CHALL
8. Branchez – Shock
9. AJ Tracey & Mabel – West Ten – Club Hack Hype Intro
10. Cardi B ft. Megan Thee Stallion – WAP – Audiorokk ACAP Intro
11. Blueface ft. Dababy – Obama
12. Hypnotic Brass Ensemble – Spottie
13. 2 Chainz ft. Lil Wayne – Money Maker

関連: DJ IKUが新譜HipHopを中心としたワードプレイ、トーンプレイ、2枚使いを披露したルーティンを公開

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード04: DJ IKU

日本国内における数々のスクラッチバトルで優勝を獲得したTOYODA-STYLEが監修するDJのアーティスティックな手にフォーカスしたスクラッチ専門番組「匠の手」第4弾。昔から「日本人は手先が器用だ」とよく言われます。それが真実か否かは分かりませんが、箸を器用に操り、複雑な漢字を使う国「日本」がDJ界においてスクラッチ先進国であることは近年のDJバトルの成績を見ても確固たる事実です。鮨職人のようにネタ(スクラッチサンプル)とシャリ(ビート)を洗練された手つきで組み合わせるその技術をお楽しみ下さい。今回も解説はTOYODA-STYLEが徹底的に行ってくれています。

今回は、皆さんご存知のターンテーブリストDJ IKUが登場です。Red Bull 3StyleやDMC等数々の大会に出場し好成績を残して来た彼の戦歴は多すぎるのでここでは割愛します。気づいていた人もいたかもしれませんが実は匠の手のオープニングでスクラッチしているDJは彼だったのです。その彼の匠なルーティンをどうぞご覧下さい。今回の音源は匠の手の為に用意してくれたDJ IKUオリジナル音源です!ありがとうございます。

まずビートのイントロに合わせてビートをズラしながらドラミング(ドラムスクラッチ)00:47~で再構築しています。ターンテーブリストらしい入り方はセンスが良くて素晴らしいですね。勉強になります!00:59~辺りからAhhhで2クリックフレア→オートバーンと続きますが出音がとても綺麗です。リズムに正確にハメるのは基本ではあるんですが難しく技術が高いのが聴いてわかります。01:14~辺りではスライスから巧みにフレアでカットして01:16~ではリバーススライスから2クリックを入れて技ありな面白いフローをメイクしてます。カメラアングルが変わったタイミングでFreshのネタでスウィングフレア01:25~からブーメランへスムーズに移行してます。そして随所にディレイ2クリックフレアを入れています。スクラッチをよく理解していないとなかなかできません。そして01:36~からイントロと同じ様にドラミングを入れてアウトロを作りしっかりおとして構成されています。アーティストとしての姿勢が如実に形に…アーティストとしての姿勢が如実に形になった計算されたルーティンですね。さらっとやってしまう所が実にカッコイイです。しっかりネタ(スクラッチサンプル)とシャリ(ビート)が交わった職人のなせる技でした。

彼は現在ジャンルベンダーYouTubeチャンネルでCH419というDJ専門番組でホストをやっています。現在のトップDJから色々な情報やHOW TO等を細かく紹介していますので見て損はない内容です。是非ご覧になってみて下さい!

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード03: DJ SOUMA

DJ IKUが新譜HipHopを中心としたワードプレイ、トーンプレイ、2枚使いを披露したルーティンを公開

DJ IKUがGENRE BNDRのCH419から新しいミックスシリーズ、Trick Quick Mixの第3弾を公開しました。

DJ IKUは今回のルーティンについて、『今回は新譜HipHopを中心にクイックミックスしています。1曲目の「Oh Boy」から「Hate The Other Side」,「Back Home」への流れは元ネタ繋ぎ。「I Need A Doller」からの「Still Wiz」への繋ぎはSeratoのKEY SHIFT機能を使ったトーンプレイ。ラスト、「West Coast Shit」のフレーズをいい感じ(使い易い感じ)に綺麗に言ってる曲を見つけるのに少し苦労しました。』とコメントしています。

トラックリスト:

1. Cam’ron – Oh Boy (Inst)
2. Trey Songz ft. Summer Walker – Back Home
3. Juice WRLD & Marshmello – Hate The Other Side
4. ALOE BLACC – I Need A Dollar
5. Wiz Khalifa – Still Wiz
6. 6ix9ine – P#NANI
7. Saweetie – Tap In
8. Blow The Whistle – Too Short
9. Ant Banks ft. Mc Ren – Gotta Hustler
10. Pop Smoke ft Tyga & Quavo – West Coast Shit

関連: DJ IKUがDDJ-SB3を使ったルーティンとオススメ機能を紹介(1/2)

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード03: DJ SOUMA

日本国内における数々のスクラッチバトルで優勝を獲得したTOYODA-STYLEが監修するDJのアーティスティックな手にフォーカスしたスクラッチ専門番組「匠の手」の第3弾。昔から「日本人は手先が器用だ」とよく言われます。それが真実か否かは分かりませんが、箸を器用に操り、複雑な漢字を使う国「日本」がDJ界においてスクラッチ先進国であることは近年のDJバトルの成績を見ても確固たる事実です。鮨職人のようにネタ(スクラッチサンプル)とシャリ(ビート)を洗練された手つきで組み合わせるその技術をお楽しみ下さい。下記の解説はTOYODA-STYLEが徹底的に行ってくれています。

今回はDJ SOUMAが登場です。知る人ぞ知るスクラッチクリエイターの彼のフリースタイルをどうぞご覧ください!

映像でのカメラアングルは2アングルとなります。Freshのネタから細かく刻まれるスタブスクラッチ(01:08)から斜め横からのアングルに切り替わる所(01:18~)を良く見ると細かい手をスワイプする動きがあります。数年前からヨーロッパ方面から流行り始めたと思われるバタフライテアーを技の合間(01:57~)に入れて音数を増やしています。

熟練のスキルが無いと綺麗に音が出ないので難易度が高いのですが彼は難無く至る所に嵌め込んでいますね。(01:38~)の所からチェンビのAhhhに変更してそのままオートバーンを入れてますがよく聞くオートバーンとは違う様に聞こえます。それは彼の長い指が関係しているのか?クリーンでオリジナルなフローを醸し出しています。

現在彼の活動はポータブルセッション(ポータブルタンテ知識や改造にかけては世界レベル)を定期的にやられたりルーパーで有名なSkratch Nerdにスクラッチビートを提供したりと精力的に活動されています。今後の活動も是非チェックして頂きたいDJの1人です。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード02: DJ KEN-ONE

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