Technics

レビュー: Technics SL-1200MK7

Technicsは今年の初め、NAMM Show 2019にてSL-1200MK7を発表し、DJ業界に大きな影響を与えました。今週のTips and TricksではMojaxxはSL-1200MK7のトルク・ブレーキスピードの調整や逆回転再生などの機能についてレビューしています。

関連:レビュー: ReloopのRP-8000 MK2ターンテーブル

TechnicsがSL-1200MK7ターンテーブルを発表

Technics SL-1200MK7 turntable

Technicsが新しいダイレクトドライブターンテーブル、SL-1200MK7を発表しました。Technicsからのターンテーブルの発表は9年ぶりになります。

Technicsによると、新しいモデルはこれまでの”SL-1200シリーズと同じデザインを継承し、同じ操作性、信頼性、および耐久性を維持しています。

またSL-1200MK7では新しくリバースプレイバックの機能、ピッチコントローラの幅が広がり、またフォノや電源ケーブルが進化したとのことです。

Technicsは今回新製品の値段と販売日は公開しませんでした。

今回SL-1200MK7はラスベガスで行われているCESのイベントで発表、Skratch Bastidなどがテストパフォーマンスを行いました。

Technicsのホームページにて情報を確認できます。

関連: レビュー: Reloop RP-7000 MK2ターンテーブル

Classic DJ Gear: Technics SH-EX1200ミキサー

今年の3月に行われたターンテーブルオーケストラでは総勢30名の名だたるDJ達が参加し話題を集めました。参加したDJの中にはDJ QBert、D-Styles、Mr. Switch、DJ Swampなどがいます。

このオーケストラの映像を見たファン達がDJcityTVのホストであるMister Remixに、Technics SH-EX1200ミキサーついての紹介動画が見たいという問い合わせが多くありました。そのため今回はバトルシーンでも大活躍したと言えるSH-EX1200をClassic DJ GearシリーズでMister Remixが紹介しています。

関連: Classic DJ Gear: Vestax PMC-06 Pro

ビデオ: Technicsによるターンテーブルオーケストラ

DJ QBert
DJ QBert

テクニクスが30人のDJによる世界初のフルオーケストラ演奏動画”The Philharmonic Turntable Orchestra”を公開しました。

使用されたのは過去のクラシックレコードとミキサー、SL-1200シリーズのみ。DJ達によるスクラッチやビートジャグリング、ドラミングなどのテクニックが披露されています。1951年3月20日に日本で初めて発売されたLPレコードの曲をはじめ、さまざまなクラシック音源なども使用されまるでターンテーブルを楽器として使用したオーケストラ演奏となっています。

出演したDJはDJ Kentaro、DJ Qbert、DJ Swamp、DJ D-Styles、DJ Switch、Kireek(DJ Yasa/DJ Hi-C)、DJ Izoh、DJ Ken-one、DJ Rena、DJ Fummy、DJ YOU-KIなど国内外を代表するターンテーブリスト達が集まりました。

下記で動画を視聴できます。

関連: 13歳のDJ RENAがKame World Classic DJコンペティションで優勝

珍しいTechnicsのターンテーブルがネットで販売される

Technics Sp10Mk3 NGS

珍しいTechnicsのターンテーブルが発売されました。価格は$38,895でSp10MK3 NGSというモデルのこのターンテーブルはハイエンドオーディオを取り扱う Audiogonにて先週発売されました。

このターンテーブルはフェラーリコルサの赤を彷彿させるデザインで80年代前半にTechnicsにより開発され、後にArtisan Fidelityによって手作業で製作されました。

Artisan Fidelityのサイトによると、彼らのデザインチームはディレクトドライブのモーターシステムを中心とし、アートという形を追求したと述べています。

このターンテーブルは、4月2日まで$38,895にて販売受付されています。海外送料は$695とのことです。

詳細についてはAudiogonの掲載ページにて確認可能です。

関連: Technics Clarifies Commitment to DJ Community

TechnicsがGrand Class SL-1200GRターンテーブルを公開

technics-600

Technicsが新しいダイレクトドライブ方式ターンテーブル、Grand Class SL-1200GRを先日ラスベガスにて行われたCESにて発表しました。

SL-1200Gの様に、SL-1200GRはDJというよりはオーディオ愛好家向けとして開発されています。そして2016年にリリースされたSL-1200Gの技術を受け継いでいます。

Technicsからのプレスリリースでは次の様に語られています:

『SL-1200Gのパーツを新しく開発しSL-1200GRを生み出しました。コアレスなダイレクトドライブモーターと正確なモーターコントロール技術、高剛性プラッターと高センサートーンアーム等がその代表的なものです。これらの高機能によりSL-1200GRを使うオーディオ愛好家はアナログレコード音楽をより深く楽しむことができます。』”

プレスリリースでは販売価格やリリース日については述べられていませんが、DJ TechToolsのレポートでは$2,000 (SL-1200Gの販売価格は$4,000)とされています。

更にDJ TechToolsはSL-1200GRはトルクが少し弱めで回転し始めるや、少し軽めのアルミ製のダイキャストプラッター(SL-1200Gはアルミと
真鍮製のプラッター)とも語っています。

すべての機能や情報はTechnicsのサイトで公開中です。

関連: TechnicsがニューモデルSL-1200Gターンテーブルとその製作ビデオを公開

TechnicsがニューモデルSL-1200Gターンテーブルとその製作ビデオを公開

1200-600

1月にTechnicsの復活がアナウンスされた時にはDJコミュニティーにて大きな驚きとなりましたが、今回はTechnicsが新しいターンテーブル、SL-1200Gと限定バージョンSL-1200GAEの製造プロセスをみせたビデオを公開しました。

クラシック音楽が流れる3分のビデオでは、高技術な工場にて製造者がテストと組み立てをしている様子が描かれています。最後には完成された製品が箱に詰められて出荷されるところまでの演出があります。

リミテッドバージョンはすでに売り切れですが、SL-1200Gは9月9日に発売で予定で、9月9日までに店頭予約し購入すると特典が付いてくるとのことです。価格は330,000円とのことです。

関連: Reloopから設立20周年を記念したRP-7000ゴールドモデル

Popular

  • Tokyo Young Visionのアーティスト達がDJcityに楽曲を公開

    東京を拠点に活動するHip-Hop クルーのTokyo Young Visionが所属アーティスト達の音源をDJcityで公開してくれました。今年の2月に1st アルバムを公開したNormcore Boyz、Normcore BoyzのDJを務め、クラブDJ/プロデュース双方で活躍中のDJ NORIO、そして...

  • DJcity価格改定のお知らせ

    2022年10月1日よりDJcityのサブスクリプション料金を変更させていただきました。初めてご利用される方のスタートアッププランが1500円/30日間、スタンダードな30日間プランが4,000円/1ヶ月、そしてお得な180日間プランが20,000円/6ヶ月に改定いたしました。何卒ご理解賜りますよう、お願い申...

  • 最大の特典!150円でDJcityをご利用出来ます!

    今年最大のチャンスをお見逃しなく! DJcityメンバーシップが90%オフで、最初の月は¥150でご利用できます(通常価格¥1,500)。チェックアウト時にプロモコードDJCITY2024を使用してください。 最新のリミックスやDJエディット、イントロバージョン、クリーンエディット、アカペラなどをダウンロード...

  • MC TYSONのアルバム「Message 6」

    MC TYSONが本日10月10日、新しいアルバム「THE MESSAGE 6」をリリースしました。DJcityに全楽曲を掲載しました。 2025年1月30日には、日本武道館での大規模な単独公演「KING KONG in 日本武道館を控えており、それに向けた意欲作となっています。このアルバムには、レジェンドの...

  • デスクトップアプリを使って曲を一括ダウンロードする方法

    DJcityのサイトが大幅にアップデートし、先週はダウンロードの履歴を見る方法についてのチュートリアルを公開しました。今回はデスクトップアプリを使ってまとめて楽曲をダウンロードする方法を解説します。 まずは、お気に入りのトラックを「クレートに追加」します。クレートボタンを押すと「楽曲を追加し、デスクトップアプ...

  • DJcityのデスクトップアプリがアップデートされました

    DJcityのデスクトップアプリがアップデートされました。今回の大きなアップデートとしてはユーザーはダウンロードしたファイルのアーティスト、タイトル、バージョン、bpm、ジャンル、キー、年を編集することができるようになりました、 アップデートとしては ・ダウンロードしたファイルをアーティスト、タイトル、バージ...

  • DJcityポッドキャスト DJ YanatakeのHip-Hopミックス

    レコードショップCiscoのヒップホップ・チーフバイヤーとして渋谷・宇田川町の一時代を築き、日本におけるヒップホップ・ムーヴメントの一端を担い、現在はblock fmの番組INSIDE OUTにてディレクターを務めるDJ Yanatake。その彼が日本とアメリカのHip-Hopの新しい楽曲をフュチャーした41...

  • これからDJを始めるのに最適なスターター機材は? -Numark編-

    本企画はDJ機材メーカーが直々にオススメするスタートアップDJ機材を、現役で活躍するDJ達が実際に使用し、使用感や機能性など、生の声をレビューして頂きました。これからDJをスタートしたいと考えている皆様の参考資料として是非ご活用ください。 【Numark編】 Numarkが推奨するスタートアップDJ機材は↓...

  • 全国のDJスクール

    ただいま、日本国内において様々なDJスクールが多数ございます。これからDJを始めたい方もこれからスキルアップをさらに目指したい方も含め、どんなスクールがあるのか興味のある方も多いのではないでしょうか?今回は、独自に調べた内容を踏まえ日本国内におけるDJスクールをご紹介します。 ■東京 OTAIRECORD M...