Record Label
MixcloudがWarner Musicとライセンス契約を結ぶ
音楽ストリーミングサービスを行なっているMixcloudがWarner Music Groupとライセンス契約を結びました。Mixcloudがメジャーなレコード会社と契約を結んだのは今回が初めてとなります。
Mixcloudの発表によると、今回の契約で音楽ファンがクリエイターのチャンネルにもっと身近に音楽を視聴することができるようになり、またプラットフォーム上で楽曲クリエイターがコンテンツを収益化できるようになるとのことです。
2008年から開始したMixcloudは現在100万ほどのクリエイターがラジオ番組、DJセットやポッドキャストを公開しており、その数はおよそ1200万に及びます。また、このプラットフォームでは、コンテンツを制限する法的なラジオライセンスが使用されています。ここ数年クリエイター達が著作権の問題でアップした作品等が削除されるという問題が起こり、SoundCloudなどでも同じような問題が起こっています。
Mixcloudの創設者であるNico Perezのコメント
「当初から、私たちは権利者と協力して番組やミックス音源を収益化し、ストリーミング業界における情報を収集する重要性が大事だと考えています。メジャーなレーベルと直接的なライセンス関係を結ぶことにより、私たちはよりアーティスト、キュレーター、音楽ファン、そして業界にとって何がベストかを考えて行動しています。」
Warner Music GroupのOle Obermannのコメント
「今回の契約は、新しいビジネスモデルを取り入れ、業界を牽引する良い例となっているのではないでしょうか。ストリーミングが広範囲の音楽にアクセスできるようになるにつれて、プレイリスト、オンデマンドのラジオ番組やDJセットがお客様にとってより身近な存在になると考えています。」
Billboardによると、MixcloudはSony Music、Universal Music Group、そしてインディーズレーベルの権利団体Merlinとも今回のWanerと同様のライセンス契約について話し合っていると発表しています。
Warner Music GroupがSpinnin’ Recordsを買収
Oliver Heldens at Create Nightclub in Los Angeles. (Photo credit: NAFT Photography)
Warner Music Groupは、影響力の強いインディーズのダンスミュージックレーベルであるSpinnin’ Recordsの音楽出版およびアーティストマネジメント部門を買収しました。Music Business Worldwideによると、この契約はおよそ1億ドルに相当するとのことです。
1999年に設立されたSpinnin’ Recordsは Bassjackers、Fedde Le Grand、KSHMR、Oliver Heldens、 Quintino、Sam FeldtそしてTujamoなどのアーティストが所属しています。ここ最近ではAfrojack、Bingo Players、Dimitri Vegas & Like Mike、Martin Solveig、Martin Garrix、 Nicky Romero、Tiësto、Yellow Clawなどのアーティストが楽曲をリリースしています。
Spinnin’ RecordsにはTiëstoのMusical Freedom、Oliver HeldenのHeldeep Records、Don DiabloのHexagon、そしてKSHMRのDharmaなどのサブレーベルもあります。
Spinnin’ Recordsの設立者であるDe Graafのコメント:
「Spinnin’ RecordsはWaraner Musicを完璧な環境として捉えています。我々のチームは自身の築き上げてきたカルチャーとコミットメントがアーティスト達の飛躍になると信じています。Warnerとビジョンを共有し、Spinninのアーティストとその音楽をこれまで以上に成長させ、様々な機会を与えることができるでしょう。Spinninをここまでに成長するために様々な成果を出した親友Eelko(CEO)には感謝し、彼のパートナーシップとリーダーシップは我々がファミリーである証とも言えるでしょう。」
Warner Music Group CEOのStu Bergenは
「Spinninはストリーミングの時代に構築された会社であり、ローカルとグローバルのヒットソング、そしてマーケティングと商業が曖昧でした。両社にとってこの買収は、アーティストの新たな可能性を開き、世界的なリーチを拡大し新たな発想をもたらすことになるでしょう。Spinninのアーティスト達と仕事をすることが楽しみです。」
とコメントしました
Jimmy Iovineがエンジニアとプロデューサーを始めた当時について、またInterscope Records立ち上げについて語る
大御所プロデューサーとして知られているJimmy IovineがThe Howard Stern Showのゲストとして招かれました。彼は初期のエンジニアとプロデューサーとしての活動、Interscope RecordsとDr.Dreと共に立ち上げたBeats Electronicsについてなどの約50年に渡る自身のキャリアについて語りました。
今回のインタビューは米国で放送されるHBOのドキュメンタリー“The Defiant Ones”のトレイラーに基づいて、行われました。
「僕はJohn Lennonと3つアルバムを制作したよ。たくさんの時間を費やしたね、そこで仲良くなって彼が僕をスタジオに招待してくれるようになったんだ」
Jimmy IovineはJohn Lennonとの絆が深まったのはDavid Bowieのヒット曲”Fame”のレコーディングの際にJohn LennonがJimmy Iovineにスタジオにいてくれと頼んだからだという。この曲はDavid Bowieの”Young Americans“のアルバムに収録されています。
「そのアルバムは…僕の音楽キャリアの大きな部分を占めているんだ。」
1975年、Jimmy IovineはエンジニアのBruce Springsteenのアルバム”Born to Run“を手がけ、Jimmyは仕事に取り組む姿勢が研ぎ澄まされたとのこと。
「SONYはBruceをクビにしようとしてた、秘密にしていたわけでもない。彼は売り物でもないし貸していたわけでもない、そこにBruceが必要としているものは何もなかった. … 彼からは仕事への取り組む姿勢を学んだ、自分が人生で会ってきたどの人よりも彼から多く学んだね。」
アルバムBorn to RunはBillboard、Hot 200のチャートにおいて3位までランクインしており、600万以上が売れたとのこと、また評判も最高だったと言われています。
U2が成功した後、Top PrettyやFleetwood MacのStevie Nick、そしてJimmy LovineがDavid Geffenの手を借り、Interscope Recordsを立ち上げたとのこと。
「Geffenとのビジネスはアートフォームだよ、彼との友情はかなり深く、僕に多くの知識を教えてくれたよ。」
最終的にJimmyはDr.Dreと繋がり、Sugu KnightのDeath Row Recordsと契約を結びました。司会者のSternは西海岸と東海岸のラッパー達の論争について彼に尋ねました。
「いろんな意味ですごく恐ろしかったよ。あの時代に戻るのか考えたくないね。」
JimmyはDr.Dreと出会った日についても語り、Dreが結んでいたスニーカーの契約について聞きました。
「”おい!Dre!!スニーカーじゃなくてスピーカーやろうぜ!”ってDreに言ったんだ。ミスるわけがないだろう、僕らはレコードを作っているんだぜ」
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