Turntablism

【匠の手 シーズン2】Scratch Skills – Celly

Battle Aveとコラボ中である匠の手シリーズ、シーズン2に突入し海外のDJ達が参加してくれています。今回のエピソードではターンテーブリスト/プロデューサーとして活動し、IDAアメリカ大会にてスクラッチ部門で2年連続優勝しているCellyが登場。下記のTOYODA-STYLEの解説と共に映像をお楽しみください。

【TOYODA-STYLE解説】

シーズン2第5弾はCellyの登場です。彼も又数々のスクラッチバトルを制して来た猛者です。そして前回も登場したVestaxのレアなターンテーブル(Controller One)が使用していますね。後半のシンセ音をスクラッチした所は必見です。

戦歴

– 2018 & 2019 IDA USA Scratch Champion.
– 2016 Wild Cuts Scratch Champion.

ベースの効いたビートのBPMは大体70くらいですかね。スペーシーで少しレトロ感漂うビートがとてもクールです。
0:28~ワードをシンプルにスクラッチしながらフックを作り、徐々にギアを上げて行っていますね。目を引くスクラッチは0:42Transformer、California Rollの部分ですね。フローにメリハリがありスキルが高いのがよく分かります。

0:49~ではネタが変わりAhh Yeahでの1ヴァース。0:57でのTazer、1:10のChirpはクリーンで素晴らしいですね。彼はスクラッチの組み立てが非常に巧いですね。1:15~ フック2回目。1回目と少し変更して1:25~Boomerangぽいのを入れていますね。

1:30~2ヴァース目チェンビのAhhでのスクラッチなのですが、1:42~からビートが倍の速さにテンポアップし、そのノリでスクラッチもトップギアに。Delayed 3Click FlareやCalifornia Roll、Boomerangをおりまぜグルーヴィーなフローが良いです。

1:56~からはController Oneを駆使しシンセ音をスクラッチ。2:09辺りからはボタンを押してキーを変更して演奏しちゃってます。所々レコードをタッチしてスクラッチしながらアナログ感を出しとてもメロディアスな展開をメイクしてそのままフィニッシュ。
ここまでController Oneを使いこなしている方は世界中探しても中々居ないんじゃ無いですかね?スクラッチはもちろんですが音楽的センスが光るルーティンでした。脱帽です。

彼はターンテーブリストやスクラッチャー向けのSkratcher Portlandというページを運営し情報を発信しています。スキルの高いスクラッチャーや面白い興味深いビデオなどが見れますので是非チェックしてみて下さい。

関連: 【匠の手 シーズン2】Scratch Skills – DJ J Marz

【匠の手 シーズン2】Scratch Skills – DJ J Marz

Battle Aveとコラボ中である匠の手シリーズ、シーズン2に突入し海外のDJ達が参加してくれています。今回のエピソードではここ最近IDAのアメリカ大会やスクラッチコンペティションで結果を残しているDJ J Marzが登場。下記のTOYODA-STYLEの解説と共に映像をお楽しみください。

【TOYODA-STYLE解説】

2クール目第4弾はDJ J Marzの登場です。彼は数年前から数々のスクラッチバトルで上位ランクの常連でScratcher界隈ではよく知られている存在です。過去のインスタでの動画はフィンガードラムなどやVestaxのレアなターンテーブル(Controller One)でのルーティンもUPされてますのでチェックしてみてください。(概要欄にリンクあります。)

戦歴

– 2020, 2019, 2017, IDA USA Vice Champ
– 2018 Skratcher x DJ City Midwest Invitational Champ
– 2014 Battle Ave Cut2Cut Champ

彼のルーティン前にみなさんお気づきだと思いますがカメラアングルいつもと違いますがスルーして下さい(笑)今回はこちらのアングルでお楽しみ下さい。

序盤から切れ味のあるスクラッチでワードをCUTしてのフックから。この声はバスタライムズですかね。0:32~辺りのスクラッチカッコいいですね!2クリックフレアですが凄くクリーンにメイクされてます。細かく送り出しながらの構成ですが、0:37これ、シンプルで単純に見えますがタイミングが複雑なリズムで合わせていますね。

0:57~ではこのターンテーブルの機能で右手の親指に注目して頂きたいのですが、ボタンを押すとターンテーブルの回転数を変更できて音程を変えることができるんですね。その機能を使ってワードの一部分をメロディアスに演奏されています。素晴らしいですね!

1:08~からはスクラッチネタがAhhhに変わりヴァースへ突入。Tear、2Click Flare、Crab等を使用していますが注目したい所は瞬間的に入れるTransformerの速さですね。1:11ではCrabとTransformerのCombo技でよりエッジの効いた音をメイク。彼もやはり通してエフェクトを少しかけていますね。CUTがクリーンなのでより没入感が感じれます。1:29~では序盤のフックに戻りフィニッシュ。とてもクオリティの高い完成されたルーティンでした。まさかController Oneを使ったルーティンが見れるとは思いませんでした。現在は販売自体していないレアな代物なので今後もこの機材を使用した動画をアップして頂きたいものですね!

関連: 【匠の手 シーズン2】Scratch Skills – DJ RTST

【匠の手 シーズン2】Scratch Skills – DJ RTST

Battle Aveとコラボ中で、シーズン2に突入した匠の手シリーズ。海外のスクラッチャー達が参加してくれており、今回のエピソードでは数々のスクラッチコンペティションで結果を残しているDJ RTSTが登場。下記のTOYODA-STYLEの解説と共に映像をお楽しみください。

【TOYODA-STYLE解説】

シーズン2第3弾はDJ RTSTの登場です。僕が彼を知ったのはYouTubeで数年前ですがとても切れ味の有るスクラッチをするScratcherです。戦歴はBattle Ave主催の大会、2014 Cut2Cut NYC Champ、2014 DMC World Team USA。ここ最近はプロデュースやライブ配信等をやっていますね。彼のプレイが気になる方は是非概要欄のリンク先から覗いてみて下さい。

ビートのBPMは80ぐらいですかね。Battle Aveから3人目ですがみんなこの辺のBPMが好きなんでしょうかね?とても難しいBPMを選んできますね〜。0:26~始まりがホットキューを使ったクールな展開。カッコいいですね!!0:34~ワードでのフックの組み立てですが、最初は分かりやすく、Stop&Goでシンプルなスクラッチから徐々にギアを上げて行っています。使用している技はTransformer、Swing Flare、Snaps、Chirpを一つ一つのワードにカチッとハメて来ています。1:07~でのストップボタンを押してスクラッチを効果的に魅せる所も👍。1:23~のヴァースの入りも良いですね〜。Ahhhでの入りってみんな個々で色々な入り方ありますが、彼は8、1の2拍だけクロスフェーダーでビートをミュートしてホットキューで音ネタをチェンジしています。センスの光るポイントですね!ヴァースでのスクラッチはSwing FlareやCrabを多用してアグレッシブに攻め立てています。1:41~でのコンボ技はSnapsにCrabを入れてインパクトある音を出していますが出音が凄いですね・・・そしてそのままホットキューで序盤のワードを持って来てフィニッシュ。

彼もクロスフェーダーがハムスター(リバース)でのScratcherですがレギュラーの切れ方とやはりカットの出音が良く聞こえますね。気のせいかな?全体的にFXエコー½で少量かけながら飽きさせない展開は普段のDJからの経験からですかね。勉強になります!まだまだ個性的なスクラッチャーが肩を鳴らして控えていますのでみなさん次回もお楽しみに!!

関連: スクラッチ専門番組【匠の手 シーズン2】エピソード2: DJ Micky Slicks

スクラッチ専門番組【匠の手 シーズン2】エピソード2: DJ Micky Slicks

匠の手シリーズがBattle Aveとコラボし、シーズン2に突入しました。海外のスクラッチャー達が参加してくれており、2話目に出演するDJは有名なブレイクダンスクルーのローリーロッカーズのメンバーであるDJ Micky Slicksが登場。下記でTOYODA-STYLEが徹底的な解説を行ってくれています。そちらと共に映像をご覧ください。

【TOYODA-STYLE:解説】

2クール目第2弾はDJ Micky Slicksの登場です。

彼は、ベトナムのサイゴンで生まれ、現在はノースカロライナ州ローリー在住。 有名なブレイクダンスクルーのローリーロッカーズのメンバーとして、彼はスパークコン、アフリカ系アメリカ人文化フェスティバル、ビッグダディケインとのホップスコッチ2014、シャムロックブレイクダンスバトル、マスアピールなどのフェスティバルやイベントと協力してきました。 ターンテーブル、ヒップホップ、ファンク、ソウル、10年以上のBboyingによって生み出されたグローバルな音楽に対する彼の深い愛と感謝は、DJとしての彼のキャリアにつながっています。

前回のReyted Rでも感じましたが、彼らのビートの選曲が僕好みです、ブンブンにベースが出てる・・・良いですね!

0:29からワードでのスクラッチでフックな展開。カチッと言葉を置きに来るのですがその間に入れるスクラッチが技有りですね。シンプルで尚且つエッジが効いています。特に0:31のSnapsの所とかですかね。0:34の部分では前後のワードをリズミカルに素早く行き来しクリーンにメイクしてます。0:42この部分凄いですね。Hydroponic Reverse Scratchを一瞬入れ込んでます。0:50からはAhhでカット全開な展開。とてもクリックが早く正確ですね〜。1:07では引きのでバタフライテアーを一発入れてますね。ここの展開ではちらほら入れてますが、ん〜素晴らしい。そして1:24からは再びフックですね。

通して聞くと彼は技を詰め込むというより技を効果的に聞かせるのが凄く上手いと思いました。展開にしてもシンプルで聞き手が凄く聞きやすいです。派手では無いんですがとてもスキルの高いScratcherですね。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手 シーズン2】エピソード1: Rayted R

スクラッチ専門番組【匠の手 シーズン2】エピソード1: Rayted R

匠の手シリーズがシーズン2に突入しました。なんとこのシーズンはBattle Aveとのコラボ企画となっており、海外のスクラッチャー達が参加してくれる予定です。第1話目に出演するDJは数々のスクラッチコンペティションで結果を残しているアメリカ出身のDJ Rayted Rが登場。下記でTOYODA-STYLEが徹底的な解説を行ってくれています。そちらと共に映像をご覧ください。

【TOYODA-STYLE:解説】

日本国内における数々のスクラッチバトルで優勝を獲得したTOYODA-STYLEが監修するDJのアーティスティックな手にフォーカスしたスクラッチ専門番組「匠の手」シーズン2は、あのBattle Aveとのコラボ企画。Battle Aveから選出されたDJは、まだ明かせませんが匠の手ファンには嬉しいサプライズになる事は間違いないでしょう。どうぞ期待を膨らませて水曜日をお待ちください。

シーズン2の第1弾はDJ Rayted Rの登場です。ご存知の方が多いと思いますが、彼は数々のスクラッチバトルで常に高い順位を獲得しているスキルが非常に高いスクラッチャーです。直近では今年2020のIDA USA Scratch Championで現在IDA世界大会のバトル真っ只中ですかね。海外では結構多いのですがクロスフェーダーがリヴァースでスクラッチする(ハムスター)DJでとても切れ味鋭い音を出します。同じ技をやってるとは思えない音を出しますので注視してご覧下さい。

ベースの効いたBPM80ぐらいのビートですかね。スクラッチの音に薄くエコーエフェクトをかけていてビートにマッチし引き込まれますね〜。先ずはワード0:28~からガッチリハメて来ています。ワード3音の内2音をChirp 2click Flareで2clickの折り返しをReverse Sliceに変化させて音数を増やしていると思われますが・・・この短い音でメイクするのは彼にとってEasyなんでしょうね。勉強になります。0:46~辺りから「Say Ahhh」のワードにチェンジ。0:58~でのCrabスクラッチとFowordのコンビネーションは実に細かく素晴らしいですね。1:05~からは一気に音を詰め込んできます。僕が目を引いたのは1:11~のスクラッチです。Autobahn, Snaps, Dleyed 3click Flare, と縦フェーダーを巧くスクラッチに組み合わせながら複雑なコンビネーションをメイク。1:15~は何やってるかよく分かりません笑。匠と言わざるを得ないクオリティーの高いルーティンですね。通して何回も見直しますと彼の独特なグルーブはハムスターでの速いクロスフェーダーの動き(クリック)がとても重要な気がします。

確か数年前に彼は日本にプライベートで来日していたのを覚えています。次回来日した時は是非一緒にセッションして技を盗みたいものです。盗めそうに無いですが(笑)。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード12: DJ IZOH

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード12: DJ IZOH

匠の手シリーズ最新話では2012年のDMC世界チャンピオンであり、AbemaMixのレギュラーDJを務めるDJ IZOHが登場。日本のバトルDJ界を代表するトップDJのスキルを見ることができます。下記でTOYODA-STYLEが徹底的な解説を行ってくれています。そちらと共に映像をご覧ください。

【TOYODA-STYLE】

今回はDJ IZOHが登場です。遂にDMC世界チャンピオンの登場とあって今回はとても楽しみにしていました。現在AbemaTVでの番組【AbemaMix】でお馴染みの彼は金曜日にてプレイ中です。他のDJとは一味違うスキルフルなDJプレイは番組内のチャットでも常に話題となっています。男気溢れるそのプレイは日本のターンテーブリストの中でも目を引く存在で常にヒップホップを感じさせファンを魅了しています。バイブスで満ちた彼の匠なスクラッチルーティンをどうぞ御覧下さい。

冒頭からまさかのハイパーなDrumming(0:46)です。ビートは神道/illrでシンセの上物のイントロから激しいながらも繊細なビートメイクをしています。技の種類はForward、2Click、3Click、でストップ&ゴーで複雑なリズムをグルーヴ崩さず演奏しています。凄いですね… 途中でキューボタンを交えてドラミングする箇所(1:17)は現在進行形のターンテーブリストらしい技有りな所ですね。ここまで多彩なリズムフローを持っているのは流石の一言です。(1:24)からはAhhに変わり序盤で高速なTransformerでCut。Autobahnの変化系からButterfly Scratch(1:31)を綺麗にメイク。(1:35)からではFreshに変えハードなChirpから2Click FlareにSnapを混ぜたコンボ技(1:42)をキメてAhh2でTazer(1:47)を3Clickを交ぜてやっていますがここでも彼らしい余り見ないパターンを巧くリズムに乗せています。(2:02)辺りでは彼のオリジナル技と思われる送りながら手をパタパタさせてTearを入れていますね。その帰りにBabble Tap、Snakeを交ぜ、ラストにオリジナル技(2:20)を綺麗に決めてフィニッシュ。

今回のルーティンではスクラッチ音にエフェクトをかけて演奏しています。その一工夫でビートとスクラッチが一体化し新たな作品として生まれ変わっていますね。これぞターンテーブリズムの醍醐味でしょう。やはり彼は素晴らしいアーティストですね。今後の彼の活躍はきっとターンテーブリズムファンのみならず沢山の音楽ファンも楽しませてくれる事でしょう。より一層の飛躍を期待しています。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード11: DJ YOCCHI

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード11: DJ YOCCHI

匠の手シリーズ最新話では沖縄在住のターンテーブリストであり、IDA日本代表のDJ YOCCHIが登場。そんな彼のテクニカルなスキルをTOYODA-STYLEが丁寧に解説してくれています。

〈解説: TOYODA-STYLE

今回はDJ YOCCHIが登場です。ポーランドで毎年行われるDJ Battle 『IDA Dj Championships』のScratch Categoryでは日本を代表して世界のスクラッチャーと戦ってきています。沖縄在住でスクラッチミュージックをこよなく愛するその姿勢はSNSを通して人一倍伝わってきます。彼の細かく繊細でスピーディーなスクラッチをどうぞご覧下さい。

彼が選んだビートのBPMは70後半か80ぐらいでしょうか、スクラッチをやったことがない初心者もこれぐらいのBPMがやりやすいですが上級者になると話は別になります。なぜかと言えば音を倍で詰め込むスキルがあるとBPMもその倍の速さでリズムを取るからです。実質BPMは140後半から160ぐらいとなります。彼が最初にフックを複雑なワード(0:45~)で細かくCutしていますね。使用しているのはForward、2Click、Crabです。ヴァースからはAhhhを使用して(1:04~)パワフルでリズミカルなスクラッチをメイクしてます。TearやOG、3ClickにSnakeと様々な技を彼独特の間でハメていますね。彼のスクラッチの持ち味は速さと正確性で、その詰め込まれたフローはまるでスクラッチの神と呼ばれるQbertのようです。(1:27~)再度ここでフックを持って来て(1:34~)では技有りなハメかたしてますね。そしてそのまま2ヴァース目(1:51~)Ahhhの音を使い更に複雑なスクラッチで構成しています。Drag、両手を使ってのLazerにTazer、Crab、Snake、No Fader 1Click、スクラッチボキャブラリの数が多すぎて解説が追いつきません…すいません。この辺りの一つ一つの技は決して簡単な技ではありません。このBPM(スピード)でスクラッチをするのは少なからずは疲れて休む間があっても良さそうですがそのまま走り切っています。このタフでスピーディーかつ正確なスクラッチが彼の持ち味である事は間違い無いと思います。日本人離れした彼のスクラッチスキルは確実に日本人スクラッチャー3本の指に入るでしょう。今後のバトルでの動向が気になりますが是非世界一になって頂きたいです!

彼はSNSでスクラッチ動画を定期的にアップしています。スクラッチ動画を楽しむのも良いですし、技を盗むのも良し、コメントして彼の人柄を肌で感じてみるのもオススメです。僕も沖縄に行った際は是非彼とセッションしたいですね。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード10: DJ FUMMY

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード10: DJ FUMMY

今週の【匠の手】は第10回目のエピソードとなり、日本のターンテーブリストを代表する1人、DJ Fummyが出演しました。数々のタイトルを持ち、先日にはT-Painのインスタグラムにも登場して話題となった彼のテクニカルなルーティンをTOYODA-STYLEが下記で解説をしてくれています。彼のサプライズ盛り沢山のルーティンをどうぞ御覧下さい。

解説:

匠の手第10段はDJ Fummyの登場です。みなさんは彼を既にご存知かと思います。僕が彼を知ったのは既に2013 DMC Japanのチャンピンになった後でした。第一印象は若く勢いがありジャグリングやパフォーマンスに目が行く印象でしたが、ここ数年でスキルの伸びが凄まじく様々なDJバトルに出場しタイトルを手にしています。彼の自信溢れるプレイと鬼気迫るDJスタイルは皆を魅了しています。

始まりはKanye WestのリリックでBoomerang(0:50~)やChirp、Autobahnを一語づつCutしビートにハメながら所々Chirpを入れています。

リリック全文↓

I know I got a bad reputation
Walking-round-always-mad reputation
Leave-a-pretty-girl-sad reputation
Start a Fight Club, Brad reputation

彼曰く、ギャル殺しの神リリックのようです(笑)

スクラッチネタが変わり(1:13~)Watch Soundの部分をDelayed 3Click Flare(1:16~)を一語づつハメていますね。このビートのBPMにしっかり音を乗せれるのは簡単では有りませんが、余裕でメイクしてますね。彼がこの技を物にしているからでしょう。(1:24~)ではゲップの声ですかね?この長い音を彼の持つスクラッチボキャブラリーの多さとスクラッチ音に対してどの技をハメたらカッコ良くメイクできるか?という考えが見て取れます。センスが光りすぎてますね。使用してる技はTransformer(1:27~)、Babble Tap(1:30~)を両手で(1:33~)では右手首(Scribble)を左手の拳で叩き音に変化を付けています。この技は彼の色々なルーティンに取り入れられていますので彼の必殺技になってますね。名前は分かりませんがハンマードリルみたいですね。この技の元ネタのDJはBattle AveのBattleで見た記憶があります。

ルーティンも後半になりDamn(1:48~)のワードで高速Delayed 3Click Flare、O.G.Flare、Chirp 3Click Flareをメイクしてます。この辺りの音の詰めかたは素晴らしいですね。僕好みです。(1:59~)から強烈なDrumming Scratchをしています。様々な技を使用していますが僕的にグッとくる所はハイハットの部分を一瞬ながらもTransformer(2:04~)でCutしてる所ですね。最後は歯切れ良く締めくくってくれました。

今回の彼のルーティンを見た感想ですがスキルは勿論高いのですが、目を引く所は音をスクラッチする時に選ぶ技が凄くビートにマッチしている所ですね。また展開も飽きさせず様々なワードを組み入れるセンスも彼の持ち味でしょう。

現在DJ YUTOGold Playというクルーを組んで新しい事に挑戦しています。この先更に飛躍するDJの一人でしょう。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード09: DJ $HIN

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード09: DJ $HIN

匠の手は今週でエピソード9に突入しました。今回はTurntable Troopers ENT.のトップであるDJ $HINが登場。以下の解説はTOYODA-STYLEが徹底的に行ってくれています。

今回はDJ $HINが登場です。大阪を拠点に90年代から日本のスクラッチシーンを牽引しあの有名な国産バトルブレイクス【KAMIKAZE BREAKS】を世に送り出したDJ兼プロデューサーとしての顔を持つ言わずと知れた日本を代表するDJです。今回使用されたビートは今年のIDAの課題曲を匠の手エディットとして撮影して頂きました!感謝します!スクラッチを知り尽くした彼の技の数々をどうぞご覧ください。

映像の始まりからスクラッチしたくなる縦ノリのビートにワードをリズム良くCutしフック(0:54~)を作っています。リズムキープは流石ですね。正確でしっかりビートにマッチしてます。次の展開ではチェンビのAhhでレコード側の手が何かを揉む動きにReverse OG.Flare(1:22~)をハメていますね。これは彼独自の技【モミモミ】だと思われます。その後Chirp 2Click Flareを綺麗に入れています。(1:40~)ここではPrism Scratchを2パターンに速さを変えて抑揚をつけています。2Click Flareの折り返しをReverse Sliceに変更してTearを入れる技ですがサラッとやっていますね。(1:47~)辺りではReverse Bubble ScratchからHydroponic Reverse Scratchをテンポよくビートにハメてます。ん〜、上手いですね〜。匠ってます。
(1:52~)からはStabを徐々に入れて後半で三連符で高速にメイクしてScratch Verseはここで終わりHookを最後に持って来てFinish。Scratch Musicのベーシックな形を洗礼させコアなスクラッチファンも唸らすルーティンでした!

最後に彼が運営するTurntable Troopers ENT.ではDJスクールを大阪にて開講しております。彼の教え子にはあのDMCのファイナリストでIDA JAPAN ChampionのDJ Reikoがいます。スクラッチスキルは勿論インストラクターとしても一流の彼に習いたいなら是非チェックしてみましょう。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード08: DJ JUNYA

スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード08: DJ JUNYA

今回はDJ JUNYAが登場です。彼は以前匠の手に登場したDJ YUICHIと茨城県をレペゼンするスクラッチクルー【IBRK kutting bros】に所属しています。彼のスクラッチもまたスピードがあり正確でブラックなノリを醸し出すFunky Tecnicianです。息をつく暇もない切れ味鋭い彼のスクラッチをどうぞ御覧下さい。

解説はTOYODA-STYLEが行っています。

使用しているビートのBPMは60前半ぐらいでしょうか、Funky Fresh(01:10~)のワードをChirps, Stabs, Forward, Crab等の技を倍速でビートにハメしています。(01:10~)辺りでは単純な技なのですがこの速さでメイクできる人はなかなかいません。スキルの高さが伺えますね。(01:37~)からはAhhYeahでの怒涛のStab Scratchで入り2Click,Crabを入れながらグルーヴィーに崩していますね。彼はこういったウネリを作るのがとても巧いですね。そしてチェンビに変わり(01:55~)Tear,OG,Crab,Transformer等織り交ぜ(02:09~)からBaby 2Click Comboですかね、すごくバランス良く詰め込まれているので出音のキレが凄じいですね。感服いたします…

最初から最後まで彼のスクラッチは小さいウネリと大きなウネリを作り、見ている人を引き込む力を彼は持っていると感じます。凄くFunkyで魅力的な彼のスクラッチはこちらでも見ることができます。彼とは実際会ったこと有りませんがウワサでは熊も後退りするぐらいの体格だとか…。その体格から繰り出される音は生で聴かないと本当の彼のスクラッチを知ることができないかもしれませんね。

彼のInstagramではスクラッチの動画や7インチでのルーティンが見ることができますのでチェックしてみては如何でしょうか。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード07: DJ KAITO

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