Japan Artist Club Hits (September 2021)

日本のHip-Hopクラブではここ2~3年の間、国内アーティストの楽曲がメインタイムでプレイされるようになりつつあるのではないでしょうか。東京渋谷で日本語ラップがよくプレイされるナイトクラブ、毎週火曜LAUREL TOKYOにて洋Hip-Hopと国産Hip-Hopを50%ずつ織り交ぜた人気PARTY “5050-FiftyFifty-“でRESIDENTを務めるDJ Yu-to & DJ NORIO。そして同じく国内産のHip-Hopが多くプレイされる大阪のTHE PINKで活動するDJ JUZZYとDJ MA-SHAがDJ目線でその月に多くプレイした日本を拠点に活動するアーティストの楽曲を解説!それぞれ3曲づつ紹介してくれています。

【Osaka Side】

LEX ft. JP THE WAVY – なんでも言っちゃって
グワッと勢い良く盛り上がる昨今のTrap系のHit Tuneとは少々違ったベクトルではあるものの、イントロからフロアーの反応がしっかり感じられ、LIVE終わりの1曲目に持って来たり、アカペラアウトの曲とミックスさせたりDJ達は色んな工夫を凝らしてかけた、今のTHE PINKでの盛り上がりを代表する1曲かなと思います。歌っているのも、LEX x JP THE WAVYという今一番ホットなコンビネーションなだけに注目度も高く、リリースされたその日からTHE PINKではプレイされていました。良い意味でフロアーの空気を軽率でチャラく解してくれるこの曲のフック部分での大合唱は言うまでも無いでしょう。

Awich ft. JP THE WAVY & YZERR – GILA GILA
この曲もリリースされたその日からTHE PINKでプレイされた1曲。歌いやすく勢いのあるフックでの盛り上がりはさる事ながら、ハイレベルが故にオーディエンスの合唱すらままならないものの、お客さんのバイブスを保てるスキルフルな18小節区切りという変則的なバースがこの曲の魅力を物語ってるんじゃないかと感じております。どこかUK Drillのフレーバーを感じさせるビートは現行US HipHopとの相性も良く、多用させて頂いております!

Jin Dogg ft. REAL-T – 街風
「こちら大阪 生野区」から始まる強烈なイントロで、フロアーで遊ぶ浪速のヘッズ達の血を一気に滾らせる一曲。リリックもかなり攻撃的でハードなBoom Bap系の曲なので、はじめはフロアーがついてきてくれるか不安な気持ちもありましたが、大阪を代表するスター2人による楽曲なのでそんな心配全く要りませんでした。(笑) 8月のとある土曜日、この曲がかかった時たまたま遊びに来てくれていたREAL-Tがブースへ来てゲリラライブを披露してくれたのは、この夏を代表するTHE PINKの思い出に残るサプライズの1つです。

【Tokyo Side】

LEX Only U, Yung sticky wom – STRANGER
不思議な人なのね〜と一度聞いたら忘れられないクセになる一曲。頭はちょっと入れにくいですが、大体アカペラ抜けとかで、頭から入れるって形で使ってることが多いです。『とっくにぶっ壊れちまったブレーキ』の部分は大合唱間違いなしのHIT TUNE!!

Awich – 口に出して
激エロです。そしてイケイケです。Twerkで勢いのある曲で、洋Hip-Hopとも合わせやすく使いやすいです。ギャルを踊らせにいきましょう!

DJ CHARI ft. MUD, Gottz – Do It Like That
よく『Shake Ass フレ フレ…』の所からぶっ込んで使ってます。キャッチーなtwerkで盛り上がるイメージです。頭からもカッコいいし、早めの時間から深い時間までいろんな場面で使える万能曲です。

関連: Japan Artist Club Hits (July 2021)

Popular

  • DJcity Podcast × MADAM WOO DJs: DJ C2

    今月のDJcity Podcastは東京と大阪に存在するジェントルマンズクラブ「MADAM WOO」とのコラボミックスとなります。今回1発目のコラボミックスはMADAM WOOを代表するDJの1人であるDJ C2が担当してくれました。DJ C2は今回「MADAM WOO」でプレイするようなイメージのミックスを...

  • DJcity Podcast Mix : NEW J

    NEW JはHip-Hopを軸としR&B、Bailieなどのジャンルレスな音楽をプレイを得意とするDJ。現在は毎週金曜日HARLEMで開催中のパーティー、BORN FREEのレジデントDJ。また、沖縄のラップグループ、3HouseのステージDJとしても活動する、若手注目株です。 その彼が、21曲が収録...

  • 【DJ KOYA】DJとして最もPLAYした曲

    2001年からスタートし18年もの間多くのクラウドに愛されながら惜しくも2019年に幕を閉じた毎週火曜CLUB HARLEM 「RED ZONE」にて、世界基準のDJスタイルや音楽を発信し続けてきたDJ KOYAが、DJとして最もプレイした楽曲3選 1. Dr.Dre ft. Snoop Dogg - Nex...

  • Spike Kuriboが”RAR SESSIONS 001″Mixを公開

    Spike Kuribo at CAT'S Fukuoka(Source: club-cats.jp) DJcityに数々の楽曲を提供してくれていることでおなじみの方も多いと思いますが、Spike KuriboがHouse Remixが多数収録された70分のMixをリリースしました。彼は福岡のナイトクラブでD...

  • 現在の国内ナイトクラブでセットアップされているDJ機材とは?【東京編】

    本記事では2022年現在、国内のナイトクラブでどのようなDJ機材をインストールされているかを調査しました。各ナイトクラブのレジデントDJが、現場での使用機材や今後導入希望の機材について答えてくれています。本企画を締めくくる6軒目のナイトクラブは東京六本木に位置する人気クラブZEUS NIGHTCLUBのDJ機...

  • Playssonの楽曲がDJcityに掲載

    REAL TRAP 名古屋を拠点に全国的に活動するギャングスタラッパーのPlayssonがDJcityにてHip-Hopパーティーではマストなクラブバンガーを中心に掲載してくれました。ハイエナジーな作品が多く、Playsson本人がストリートこれまで経験してきた内容のリリックに注目です。Hip-Hop DJs...

  • Beatsourceの「TBT Hits」(November 6)

    Fat Joe 今週のTBT Hits: Terror Squad – Lean Back 2000年を代表するクラブヒット、Scott Storchがプロデュース。 Keith Sweat – Twisted BillboardのHot 100で当時最高2位までランクインした90年代を代表する楽曲。 Bas...

  • 【dj honda】DJとして最もPLAYした曲

    1992年にNYへ単身渡米。同年、DJ Battle For World Supremacyに出場し準優勝を獲得。Hip-Hopシーンにおいて日本人DJが初めてその実力を認知されたこの歴史的瞬間から、dj hondaのアーティストとしての活動がスタートする。1995 年、1stアルバム『dj honda』をリ...

  • これからDJを始めるのに最適なスターター機材は? -Numark編-

    本企画はDJ機材メーカーが直々にオススメするスタートアップDJ機材を、現役で活躍するDJ達が実際に使用し、使用感や機能性など、生の声をレビューして頂きました。これからDJをスタートしたいと考えている皆様の参考資料として是非ご活用ください。 【Numark編】 Numarkが推奨するスタートアップDJ機材は↓...