Kendrick LamarやSZAが所属するTop Dawg Entertainmentの設立者である Terrence “Punch” Hendersonによるインタビュー

Hip-Hopの代表的なレーベルとも言えるようになったレーベルであるTop Dawg Entertainmentの設立者であるTerrence “Punch” HendersonがComplexでインタビューを行いました。従兄弟であるAnthony “Top Dawg” Tiffithと設立したレーベルに所属している代表的なアーティストはKendrick LamarScHoolboy Q、Jay Rock、SZAです。

今回のインタビューではTop Dawg Entertainmentがどのようにして成功したレーベルになったのかというのをTerrence “Punch” Hendersonが語っています。

共同設立者であり、従兄弟のAnthony “Top Dawg” Tiffithとの関わり

「彼とはレーベルを一緒始めたんだ。最初は電話とかで少しアドバイスを与えてくれたんだ。そこから話が膨らんでいった感じだね。1人で仕事をしても限界を感じる場面があったんだ。けど彼は自分の仕事に対する考えや姿勢が好きだったんだ。そこから一緒に行動していくようになったね。」

Top Dawg EntertainmentがWarner Music Groupを離れた理由

「単純にはまらなかったし、そこにいたくないと思ったんだ。彼らも同じ気持ちだった思うよ。それに今はインターネットが発達しているからね、Twitterもあるし・・・とにかく仲介役を必要としていなかったんだ。もし仕事を一緒にしたい人がいれば直接連絡を取って、仕事をする形をとっていたね。」

Kendrick Lamar(K.Dot)との関わり

「最初に行うべきことは自分自身を紹介すること、そこで相手が自分のことを理解してくれるということをアドバイスしたよ。また彼は自分を題材にした楽曲を作りたかったんだ。そこで自分の物語を持っているラップのスキルを通して楽曲を作るべき、そうすれば皆聞いてくれるとアドバイスしたんだ。」

スタジオでのアーティスト達との過ごし方

「レコーディングより会話する方が長いね。曲に対してアイデアを出し合うんだ。内容は科学の事から宗教、歴史、そして地元で何が起こっているかまでね、そこからコンセプトやアイデアが生まれてくるんだ。」

アーティストの成長にどのような役割を果たしているか

「私はいつも彼らの成長を確信しているんだ。私自身ソングライターだしレコードも作れる。アーティスト達はいつも自分の音楽的な部分でも敬意を払ってくれているよ。自分をラッパーとは思わなかったけどソングライターだからこそ、業界に携わっている人間やレーベルの人間よりは自分のアーティストのことを分かっている。小節で行き詰まること、どのような歌詞を歌えば人々に伝わるのかなどがどのようなものか分かるからね。深いつながりなんだ。いつでも電話できるようにしているよ、その時に的確なアドバイスを与えたりもするんだ。」

音楽業界やビジネスと関わるモチベーチョンについて

「私はゴールに向けて頑張るタイプではないからね、ただ音楽を作って人と関わるのを楽しんでいるんだ。人と関わると様々な方法や道で行動できると思う、それがゴールだと思うよ。そこから付いてくるものに関しては素晴らしいと思うし感謝もしているよ。でも自分が本当に集中したい事は人々の人生を変える位の影響力のあるものを作るということなんだ。」

関連: Chance The Rapperのマネージャーはどのようにして音楽ビジネスを再考したのか

Popular

  • A-TrakがSerato DJ ProのSlip Modeを使用したルーティンを公開し解説

    今や世界的有名なDJ/プロデューサーとして活動するA-Trakは様々な機能を使用したルーティンを公開する事でも有名であります。昨年の11月には楽曲"rockstar"を使用したルーティンを公開し、解説しています。 今回彼はSerato DJ ProのSlip Mode機能を使用したルーティンを公開しました。S...

  • Beatsourceの‘TBT Hits’(Dec. 27)

    The Black Eyed Peas 今週のTBT Hits Joe Budden - Pump It Up Just Blazeプロデュースのヒットソング。 The Black Eyed Peas - I Gotta Feeling 2009年のニューイヤーにてほとんどのDJがプレイしたであろう楽曲 Do...

  • Bedroom Sessions: イタリアのTY1

    イタリア出身のターンテーブリスト/プロデューサーであるTY1がDJcityTVのBedroom Sessionsにてルーティンを公開しました。ITFのイタリアチャンピオンである彼はValentino Khanの"Pump"とNicki Minajの"Only"を使用しています。 プロデューサーとしても活動して...

  • Walshy Fireの”MikiDz Show”のセット

    Walshy Fire on the "MikiDz Show" Major LazerのWalshy FireがDJcityのMikiDz Showに出演しました。先日アルバム、Abengを公開した彼は、インタビューを行った後にハイエナジーでグローバルなDJセットを披露しました。 インタビューでは、カリブ海...

  • Tokyo Young Visionのアーティスト達がDJcityに楽曲を公開

    東京を拠点に活動するHip-Hop クルーのTokyo Young Visionが所属アーティスト達の音源をDJcityで公開してくれました。今年の2月に1st アルバムを公開したNormcore Boyz、Normcore BoyzのDJを務め、クラブDJ/プロデュース双方で活躍中のDJ NORIO、そして...

  • DJcity Lounge Essentials: May 2021

    新型コロナウイルスによるパンデミックで世界中のナイトクラブが影響を受けている中でこれまでのようなダンスフロアで踊り、パーティーを行うよりはソーシャルディスタンスを保ちやすいダイニングやラウンジのようなイベントが主流となっています。DJ達にとっても選曲スタイルは全体的に変わりつつあるのではないでしょうか?今回は...

  • ビデオ: アメリカ陸軍の兵隊がベテランズデーにDJスキルを披露

    アメリカでは多くのDJが昼間の仕事をこなしている中で、現役軍人として働いている人も少なくはありません。DJcityはMilitary DJ Networkと組み、2人の現役軍人でありターンテーブリストを紹介します。 ニューヨーク出身、32歳のDJ SL!は20歳から軍人として働きイラクやアフガニスタンで軍務を...

  • DJ SpiTeが日本とニューヨークで感じたシーンの違いについて語る

    前回のインタビューでDJ SpiTeはDave Eastや他のラッパーとの出会い、彼らとスタジオに入るなどの日本では経験できないエピソードを語ってくれました。今回のインタビューでは、日本とニューヨークでの楽曲に対するオーディエンスの反応の違い、それぞれの魅力など様々なことを語ってくれました。 ※前回のインタビ...