Jimmy Iovineがエンジニアとプロデューサーを始めた当時について、またInterscope Records立ち上げについて語る

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大御所プロデューサーとして知られているJimmy IovineがThe Howard Stern Showゲストとして招かれました。彼は初期のエンジニアとプロデューサーとしての活動、Interscope RecordsとDr.Dreと共に立ち上げたBeats Electronicsについてなどの約50年に渡る自身のキャリアについて語りました。

今回のインタビューは米国で放送されるHBOのドキュメンタリー“The Defiant Ones”のトレイラーに基づいて、行われました。

「僕はJohn Lennonと3つアルバムを制作したよ。たくさんの時間を費やしたね、そこで仲良くなって彼が僕をスタジオに招待してくれるようになったんだ」

Jimmy IovineはJohn Lennonとの絆が深まったのはDavid Bowieのヒット曲”Fame”のレコーディングの際にJohn LennonがJimmy Iovineにスタジオにいてくれと頼んだからだという。この曲はDavid Bowieの”Young Americans“のアルバムに収録されています。

「そのアルバムは…僕の音楽キャリアの大きな部分を占めているんだ。」

1975年、Jimmy IovineはエンジニアのBruce Springsteenのアルバム”Born to Run“を手がけ、Jimmyは仕事に取り組む姿勢が研ぎ澄まされたとのこと。

「SONYはBruceをクビにしようとしてた、秘密にしていたわけでもない。彼は売り物でもないし貸していたわけでもない、そこにBruceが必要としているものは何もなかった. … 彼からは仕事への取り組む姿勢を学んだ、自分が人生で会ってきたどの人よりも彼から多く学んだね。」

アルバムBorn to RunはBillboard、Hot 200のチャートにおいて3位までランクインしており、600万以上が売れたとのこと、また評判も最高だったと言われています。

U2が成功した後、Top PrettyやFleetwood MacのStevie Nick、そしてJimmy LovineがDavid Geffenの手を借り、Interscope Recordsを立ち上げたとのこと。

「Geffenとのビジネスはアートフォームだよ、彼との友情はかなり深く、僕に多くの知識を教えてくれたよ。」

最終的にJimmyはDr.Dreと繋がり、Sugu KnightのDeath Row Recordsと契約を結びました。司会者のSternは西海岸と東海岸のラッパー達の論争について彼に尋ねました。

「いろんな意味ですごく恐ろしかったよ。あの時代に戻るのか考えたくないね。」

JimmyはDr.Dreと出会った日についても語り、Dreが結んでいたスニーカーの契約について聞きました。

「”おい!Dre!!スニーカーじゃなくてスピーカーやろうぜ!”ってDreに言ったんだ。ミスるわけがないだろう、僕らはレコードを作っているんだぜ」



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