Boi-1daがプロデュース、ダンスホール、Drakeなどについて語る

Boi-1da
Boi-1da inside his home studio. (Photo credit: Renée Rodenkirchen for coveteur.com)

重鎮のプロデューサーであるBoi-1daがYoutubeのトークショー”Pensado’s Place“に出演し、プロデュースについて語りました。

ジャマイカ生まれトロント育ちの彼はDrakeの専属プロデューサーであり、Drakeの”Best I Ever Had”、Eminemの”Not Afraid”、そしてRihannaの”Work”などのヒットソングをプロデュースしています。ここ最近彼がプロデュースした楽曲はG-Eazyの”No Limit“やKendrick Lamar“の”The Blacker the Berry”、Drakeの”Controlla”などをプロデュースしました。

Boi-1daは番組でホストを務めているDace Pensado、Herb Trawickと、彼のキャリアのスタート、ダンスホールが彼にどう影響を与えたか、プロダクションのプロセス、Dr.Dre、Drakeと仕事をすることについて、など様々なことを語りました。

Dr.Dreと仕事をしていて学んだ事:

彼は仕事に対して細心の注意を払っているんだ。全てのことに対して納得がいくまで作業を続けるんだ。本当にクレイジーと思うときもあるけどそれがDr.Dreなんだ。これが彼のプロセスなんだ、だから僕は彼の仕事に対して全く疑問はなかったね。

Drakeの楽曲”Controlla”をプロデュースしたことについて:

この楽曲のビートはDancehallに影響されて作ったものなんだ。たくさんのプロデューサーと話をした時、自分が小さい頃父親と車でドライブしていたときもダンスホールをずっと聴いていたので恋しいんだという話をしたよ。Sean PaulやBeenie Manが新曲を出していたらずっと聴いてたね。彼らの楽曲は本当に愛していたし、アーティストとしても大好きだったんだ。あの頃の楽曲でみんながナイトクラブで踊っていた時期がすごく恋しいよ。皆もうクラブでは踊らなくなったからね。だから”Controlla”や”Work”などはあの頃の感覚が戻った感じがするよね。

Drakeが彼のビートメイキングにどう影響を与えたか:

僕はビートメイキングを絵を描くのと同じように例えるんだ。プロデューサー/ビートメーカとして、アーティストが絵を描くためのキャンバスを作るんだ。そのキャンバスに多くの事柄が載っていたらアーティストが絵を描くスペースが無くなってしまう。だから丁度半分ずつになるようにするんだ、、、その大事さをDrakeと仕事をして学んだね。彼はいつも何が大事かを理解しているんだ。

フルインタビューを下記で見ることができます。(19:00から始まります)

トピック:

– カナダで育ったことが彼にどう影響を与えたか(19:30)
– 17歳の頃、ビートバトルに勝ったことについて(21:45)
– ダンスホールがどう彼に影響を与えたか(23:00)
– Trapについてどう思っているか(25:53)
– EDMについてどう思っているか(26:58)
– コラボしたことについて(27:23)
– 彼のプロダクションプロセス(28:25)
– Drakeの”Pound Cake”をプロデュースしたことについて(29:50)
– Dr.Dreとの仕事(30:53)
– “Blacker the Berry”について(32:30)
– 人々が彼の楽曲をミックスすることについて(34:00)
– “Controlla”の制作(35:41)
– 808をよく使用することについて(37:17)
– 彼が使うプラグインについて(38:05)
– Fruity Loopsに取り組んでいくことについて(39:30)
– どれくらいの頻度でビートを作っているか(40:03)
– 仕事をどのタイミングで終わらせるか
– ビートのクオンタイズ(44:00)
– 物事の取り組み(45:37)
– 誰と仕事をしたいか(46:15)
– Lana del Reyのアルバムについて(47:07)
– 若いプロデューサーにアドバイス(50:00)


関連: Cash Money RecordsがDrakeの利益について訴えられる

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