Bedroom Sessions: DJ Dalyte


今回のDJcityTV Bedroom Sessions、アメリカ・ニュージャージー州のDJ Dalyteが登場です。バトルDJとしてキャリアをスタートさせた彼は 95.7 The Beat KPATB98.5 Radioといったローカルラジオのプログラムにも積極的に出演しています。今回の映像ではオールドスクールな選曲を軸にジャンルを飛び越えたDJセットを披露。

< ルーティン解説 >

Hip Hop DJの教科書的な音源集 Ultimate Breaks & Beats にも収録されている Rufus Thomas”The Breakdown pt.2″からスタート。「Do You Wanna See」の掛け声に対しスクラッチで「YES」と応答。続いて「I Get Ready」のフレーズをエコーアウトさせるとGreg Niceの有名なフレーズ「Let’s Take it Back To The Old School, Let’s Take it To Union Square~」をドロップ。因みにこのアカペラのオリジナル曲は”Set It Off” (やや地味ですが浮遊感があって私は好き)

さて、ここからは少しお金の話。ソウル&ファンクを語る上で避けては通れないグループO’Jays往年の名曲”For The Money”を頭のベースラインから挿入。「Money, Money, Money~」のコーラスを聞いたところで90’s HipHopクラシックソング Notorious B.I.G “Mo Money Mo Problems”のコーラスをアカペラでカットイン。お金メドレーのラストはLil Dicky “$ave Dat Money”をMIXし、お金のハンドサインを軽く見せて次のパートへ。

ピアノのメロディラインが印象的な2012年クラブヒットソング2 Chainz “I’m Different”と2018年のクラブヒットソング6ix9ne “ZEZE”をブレンド。ミキサーのパッドで”I’m Different”のピアノを1音ずつ叩いていますが・・・トーンプレイでは無い模様。チラッと映るPC画面を見てもらうと確認できますが2曲のキーが合っているので耳障りにはならないですね。コーラスを聞き終えたところで今度は”ZEZE”のメロディーをパッドを叩いて繰り返し鳴らします。そこに2Pacの”I Get Around”をブレンド。そして指を立てるジェスチャー(バトルDJがトリックをキメる前によくやる仕草)、今度こそトーンプレイか!?と思いましたがここも違いました。(これは何プレイっていうんだろう!?)

“I Get Around”のコーラスを聞き終えたところでHip Hopオールドスクールの王道Run Dmc “Here We Go”をカットイン。間髪入れずに元ネタであるBilly Squier、”Big Beat”を挿入。(因みにBig BeatもUltimate Breaks&Beatsに収録されています) ”Big Beat”のコーラスに合わせてRun Dmcのフレーズ「Big Beat Drum !」を使って軽く掛け合い。続いてRed Bull 3Styleなどでもよく耳にする曲 Joan Jett “I Love Rock n Roll”をカットインしドラムブレイクの部分だけを一瞬流す → Run Dmc “King Of Rock”をカットイン。「ここはRockのパートだ」ということをわかりやすい選曲で見ている側に伝えます。ラストはRed Hot Chilli Pappers “Can’t Stop”とKanye West “Get Em High”のブレンド曲をドロップしてフィニッシュ。

トラックリスト:

1. Rufus Thomas – The Breakdown Pt. 2
2. Greg Nice – Let’s Take It Back To The Old School – Acapella Loop
3. The O’Jays – For The Love Of Money
4. The Notorious B.I.G. ft. Puff Daddy & Mase – Mo Money Mo Problems
5. Lil Dicky – Save Dat Money
6. 2 Chainz – I’m Different
7. Kodak Black ft. Travis Scott & Offset – ZEZE
8. 2Pac – I Get Around
9. Run DMC – Here We Go
10. Billy Squier – Big Beat
11. Joan Jett – I Love Rock ‘N Roll
12. Red Hot Chili Peppers – Can’t Stop
13. Kanye West ft. Talib Kweli and Common – Get Em High

いかがでしたでしょうか。懐かしい選曲揃いで面白かったのですが、曲をカットインするタイミングの小節がずれていたりクリエイティビティの部分においても、過去記事で先述してきたDJ達と比較すると若干見劣りしていた感は否めません。日本からも是非このDJcity bedroom sessionsに登場して欲しいと切に願っております。(ん? 自分がやれって!?)

DJ Dalyteの FacebookInstagramTwitter, Mixcloudをフォロー。

“Bedroom Sessions”でルーティンを公開しませんか?”brs@djcity.com“に動画をお送りください。

関連: Bedroom Sessions: DJ K-Fry

Popular

  • 【DJ RYOW】DJとして最もPLAYした曲

    今年2021年でキャリア20年となる名古屋を拠点に活動する説明不要のDJ/ BEATMAKER DJ RYOW。現在は自身がレーベルオーナーの「DREAM TEAM MUSIC」を運営し、過去に計12枚ものオリジナルアルバムをリリース。数々の国内外ビッグネームアーティストと共作し、ヒット曲を量産してきた傍ら、...

  • 【DJ CHANGG a.k.a BeatCity】DJとして最もPLAYした曲

    1996年にストリートダンスを始め、2000年にDJに転向しキャリアをスタート。広島出身/在住のDJ CHANGG a.k.a BeatCity。Hip-HopなどのBLACK MUSICを軸としながら、ジャンルや年代に関係なく幅広い楽曲を織り交ぜながら展開していくオープンフォーマットスタイルで、音楽の長所と...

  • DJ RAM : DJcity Japan Playlist

    横浜DeNAベイスターズのオフィシャルDJ RAM。スタジアムDJとして観客を盛り上げる役割と、Celavi TokyoやVoyager ShibuyaでのナイトクラブDJとしても活躍する彼。その彼ならでは19曲をプレイリストとしてDJcityに提供してくれました。 今回のプレイリストに関して本人より ...

  • DJcity Top 50 Oct 2021 Mix by A4

    2021年10月のTOP50ミックスを公開。今回もミックスを担当してくれているのはA4 (ACKO & DJ 4REST)。 DJcityの2021年10月のTop 50にランクインしている楽曲をベースに30楽曲が収録されています。まだダウンロードしていない最新楽曲やリミックスなどをチェックする...

  • 【DJ YOU-KI】DJとして最もPLAYした曲

    2000年より静岡県を中心にCLUB DJとしてキャリアをスタート。後に全国区に名を轟かせるきっかけとなるのが、Red Bull主催のパーティーロックをコンセプトとしたDJコンペティション"Red Bull 3Style"。2016年に日本チャンピオンとなり、同年チリで行われた世界大会では24ヵ国の各代表DJ...

  • 【DJ KENSAKU】DJとして最もPLAYした曲

    静岡県浜松市にある今年で20周年を迎える老舗Night Club「SECOND」の代表 DJ KENSAKU。Hip-Hopを中心に様々なジャンルを新旧問わず展開するスタイルで、長きに渡り地域密着型のCLUB DJとして活動。近年では自社で運営するDJスクールの講師として新人発掘、育成にも尽力し、GOOD D...

  • 【DJ AZUSA】DJとして最もPLAYした曲

    1986年から活動を開始し、今年の5月でDJ 35周年を迎えた日本を代表する女性DJの一人。静岡県御殿場をレペゼンし、静岡や金沢を代表するDISCOや、米軍CAMPなど数々の現場を経験し、関東在住時は、レギュラーで渋谷HARLEM、横浜HEAVEN等の著名NIGHT CLUBでプレイ。国内ダンサーから特に人気...