REAL-Tの「SLANG」
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Super Hero DJのオンラインスクールにてDJ BYTE がトーンプレイのチュートリアル動画を公開しました。彼はRed Bull 3Styleの2015年世界王者です。ルーティンではPitbullの”Toma“とLaurent wolfの”Saxo”、Dayviの”Baila Conmigo“を使用しています。
<ルーティン解説>
先ずは左のデッキにPitbull “Toma”のアカペラ、右のデッキにドラムブレイクをスタンバイ。そしてドラムブレイク側のCUEポイントをタイミング良く押してビートを作りながら、それに合わせてアカペラをスクラッチで乗せています。
この時のパソコン画面に注目してほしいのですが、曲タイトルの右横あたりに「INT」(インターナル)という文字が青く点灯しているのが確認出来ますね。本来DVS機能を使う為には「INT」の上に表示されている「REL」(レラティブ)を選択しておかなければスクラッチ等のトリックはできません。今回BYTEが使っているRaneの”Twelve“というトーンアームが無いデジタルターンテーブル、設定は「INT」モードで動くようです。見た目や操作感は従来のターンテーブルと同じだけど、設定上はコントローラーという位置付けですね。この「INT」モードの場合は曲が停止中だと、CUEポイントを押した長さだけ曲が再生されます。よって冒頭のようなフィンガードラムが出来る訳です。
さて、、、続きにいきましょう。アカペラのフレーズ「Toma」で4小節スクラッチするとビートが”Saxo”のSAXメロディーソロに変わります。そのメロディーの1音をミキサーのCUEボタンとターンテーブルのピッチコントローラーを使い音程を下げていきます。この時Seratoソフト上のキーロック(マスターテンポ)機能はOFFにしておく必要があります。次に動画00:56秒あたりで別のSAX音にCUEボタンで飛び、今度は音程を少しずつ上げていきます。そして予めDayvi “Baila Conmigo”のメロディー音を1音ずつバラバラに配置しておき、それをCUEボタンで弾いていきます。
最後はBaila Conimigoオリジナル曲のSAX部分にジャンプしてBYTEは笑顔で終了。後半のトーンプレイは音階ごとに予めEDITしてあるのでクリエイティビティは低いですが、ド頭のフィンガードラム+スクラッチはRane”Twelve”の特性を生かした面白いトリックですね! そして選曲もBYTEらしくて安心します。
もう1つの動画はDJcity代表のDJ MATSUがCLBの”Booty Bounce“を使ったスキルフルなルーティンを披露しています。彼はRed Bull 3StyleのUSファイナリストであり、2018年の Goldie Awardsのワールドファイナリストです。
<ルーティン解説>
Booty Bounceの冒頭、アカペラのみになっている部分にループをしかけます。フレーズ「Ladies, Booty Bounce To This」のドロップをきっかけにサンプラーにアサインしてあるキック、スネア、ハイハットをフィンガードラムで乗せていきます。よく見るとサンプラーとCUEポイントを同時にミキサーのパッドで押しているので、おそらくユーザーモードで自由にアサインしているのかもしれません(※現在調査中、分かり次第追記)。
次に2回目の「Ladies, Booty Bounce To This」ドロップで楽曲のドラムが入っている部分にジャンプします。瞬時にインスタントダブルスをしつつ、左デッキのレコードを半拍分だけスクラッチして半拍ずらしの状態にします。しばらくクロスフェーダーのみを動かして半拍ずらしをアピールします。そして3回目の「Ladies, Booty Bounce To This」ドロップをきっかけに簡単な2枚使いに突入。4小節の簡単なビートジャグリングをした後すかざずCUEボタンを使ったフィンガードラムを開始。スクラッチも交えつつ左右のデッキを使い分けながらのフィンガードラムは見ている側を飽きさせません。
最後はこのルーティンのキーワードである「Ladies, Booty Bounce To This」のドロップにエコーアウトのエフェクトをかけながら無表情で終了。DJの基本である小節を守るのはバトルのルーティンでも一緒です。加えてMatsuのように”同じドロップをきっかけに展開が変わっていく”構成は音楽的だし聞きやすいですね。
DJって結構感覚的にPlayしてる人が多いと思うけど、やはり「音楽」を取扱う人としては「小節」「BPM」等の基本的な言葉の意味を再確認した方がいいかもしれませんね。(←自分に言い聞かせている)
Super Hero DJsは、Hedspin、Fong Fong、JFB、69BeatsやTrazeなどのDMC、3style等の大会で結果を残しているDJ達が自らが行ったルーティンを公開し解説しています。また、ルーティンで使用されたデータをそのままダウンロードできます。
チュートリアル動画の全編はSuper Hero DJsにサインアップをしてご覧下さい。(クーポンコード”djcity”を使用すると25% OFFのディスカウント)
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