インタビュー: 現在最も需要のあるHip-HopプロデューサーのD.A. Doman

D.A. Doman
D.A. Doman (Source: D.A. Doman)

2018年に最もブレイクアウトしたとも言えるシカゴ出身のプロデューサー、D.A. Doman。BPM100辺りの楽曲を中心に多くのヒットソングを生み出してきました。曲の冒頭部分で聞こえる”D.A Got That Dope!”というフレーズはHip-HopのDJであればお馴染みなのでは無いでしょうか?

昨年Tygaが再ブレイクしたきっかけを作ったのもD.A. Domanです。BillboardのHot 100にランクインした曲を2つプロデュース、(“Taste“と”Dip“)、またDJcityで最もダウンロードされた曲のランキングにも入った”SWISH“も携わっています。

またBillboard Hot 100でピーク時に2位にランクインしたKodak Blackの”ZEZE“やKid Inkの”YUSO“などもプロデュースしています。

今年に入ってからもBhad Bhabieの”Bestie“やTygaの”Floss in the Bank“などのヒットソング、Rich The Kidの新しいアルバムから2曲、(“Save That“、The World is Yours 2 – Intro”)をプロデュースしており、現在最も勢いがあるプロデューサーと言えるでしょう。

そんな彼にDJcityがインタビューを行いました。

元々はTrap調のHip-Hopを多く作っていたのが、2018年からBPM100の楽曲を制作し始めましたが、その理由はなぜですか?

Chris Brownのシングル”Privacy“を2017年にプロデュースした時にできたアップテンポの曲がうまくいき、そこで他とは違うHip-Hopの楽曲を作りたいと思ったんだ。みんなその時は遅いテンポの楽曲を作っていたから”自分はアップテンポの曲を制作しよう”って心がけたよ。また個性のあるユニークな音楽を作りたかった。今になって多くの人がアップテンポの曲を作り出しているから影響を与えれたと思っているよ。”Taste”と”ZEZE”は大きなインパクトを与えたと思うよ。そこから何人かビッグなHip-Hopのプロデューサーから、”音楽シーンに影響を与えてくれたことに感謝する”といったダイレクトメッセージが届いたんだ。

確かにBPM100の楽曲は再び流行りましたね。その流行はいつまで続くと思いますか?

今トレンドに入ったということは、後にすぐフェードアウトしていくよ、でもHip-Hopは今すごく万能な音楽になっていると思うよ。一度で様々なエナジーを感じ取ることができるからね。例えばTrap調の楽曲は今でもすごく人気だけど自分が持ってきたアップテンポの楽曲の流れも同じくらい人気だからね。


DJcityでダウンロード

昨年大きな成功をしており、今後もその波に乗ると思いますが、プレッシャーを感じますか?

正直にいうと、音楽を愛しているから仕事を仕事と思わないんだ。今の勢いを続けるには音楽をずっと作ることだけかた。だからプレッシャーは全く感じないよ。

今までプロデュースしてきた曲で見落としたものはありますか?

自分は何事も見落とさない方がいいと思っているよ。”Taste”は勘違いされやすいけど違うんだ、そこには必ず理由があるんだ(笑)


DJcityでダウンロード

Tygaの曲をたくさんプロデュースしていますが、彼とはどのような関係性を持っているのですか?

彼とは良い関係を築いていると思うよ。自分の耳を信頼してくれているね。

今、Hip-HopとR&Bの楽曲を中心にプロデュースしていますが、他ジャンルの音楽を作る予定はありますか?

他のジャンルで今後リリース予定のものはあるよ。でもRapとR&Bが1番愛しているね、嫁と子供の次にだけどね(笑)


DJcityでダウンロード

今後リリース予定の楽曲があれば教えてください。

今後たくさんの作品が公開されていくよ。例えば、Ty Dolla $ignとの曲もあるし(こちらで確認できます)、彼はシンガーとしてもだけどソングライターとしても最高だよ。後は公式に発表されてないから言えないプロジェクトもたくさんあるんだ。Rich The Kidのアルバムから”Save That”と”The World is Yours 2 – Intro”が公開されたよ。”Save That”はアップテンポの曲でナイトクラブに合う楽曲だと思うよ。

インタビューの機会をくれてありがとう、そして全てのDJたちに感謝!

D.A. DomanのFacebookInstagramTwitterをフォロー。また彼の楽曲はApple MusicSpotifyTidalで視聴できます

関連: MV: Kid Inkの”YUSO”

Popular

  • Bad Bunnyがスターになれた理由とは

    Bad Bunny at the Valley View Casino Center in San Diego, CA on Aug. 25, 2018. (Credit: Alan Hess) 現在多くのLatinアーティストがメインストリームの音楽シーンで活躍している中、Bad Bunnyのような成功者は...

  • DJcity Top 50 Aprミックス DJ Mr. Syn

    旭川のCAFE+BAR MONARCHのオーナーでありレジデントをつとめるDJcity JapanのDJ Mr. Synが2017年4月のDJcity Top 50の楽曲を使ったミックスを公開しました。DJcityユーザーのダウンロード数を元に集計している月別のTop 50チャートの楽曲のみを使用している為、...

  • ブラウザのキャッシュの削除方法

    DJcityサイトを利用していて、表示に時間がかかる等の問題が生じた際には、キャッシュを削除することにより改善される場合があります。キャッシュとは、ブラウザが、表示したウェブページのデータを一時的にコンピューターに保存しておく機能です。次に同じページにアクセスしたときに、インターネット上のデータではなく、保存...

  • Travis Scottの”SICKO MODE” ベストリミックス

    Travis Scott (Credit: David LaChapelle) Travis Scottの大ヒットソングでありナイトクラブでもヘビープレイされている"SICKO MODE"。この楽曲では多くのプロデューサーがリミックスを作りました。ここ最近ではSkrillexもリミックスを発表しています。 D...

  • Bicの「Bicライター」がDJcityに公開

    大阪を拠点に活動し、TORNADOのメンバーであるBicが先日リリースした楽曲「Bicライター」をDJcityから公開してくれました。774(DIGITAL NINJA)プロデュースであるこの楽曲ではBicライターを題材にしたユニークな内容となっており、パーティーや配信でもプレイしやすい作品なのではないでしょ...

  • DJ HAZIME & OZworld a.k.a R’kumaの新曲”She Iz”

    ラッパーとプロデューサーがタッグを組み楽曲をプロデュースし競い合うAbemaTVオリジナル番組、Smash HitでWinnerとなったDJ HAZIMEと OZworld a.k.a R’kumaのコラボレーション作、"She Iz"。DJ Wataraiが手掛けたトラックで、BPM 98のTropical...

  • 現在の国内ナイトクラブでセットアップされているDJ機材とは?【福岡編】

    本記事では2022年現在、国内のナイトクラブでどのようなDJ機材をインストールされているかを調査しました。各ナイトクラブのレジデントDJが、現場での使用機材や今後導入希望の機材について答えてくれています。本企画2軒目のナイトクラブは福岡の中心天神に位置する人気クラブIBIZA FUKUOKAのDJ機材を、当ク...

  • Tokyo Young Visionのアーティスト達がDJcityに楽曲を公開

    東京を拠点に活動するHip-Hop クルーのTokyo Young Visionが所属アーティスト達の音源をDJcityで公開してくれました。今年の2月に1st アルバムを公開したNormcore Boyz、Normcore BoyzのDJを務め、クラブDJ/プロデュース双方で活躍中のDJ NORIO、そして...

  • Fezbeatzが楽曲制作について語る

    Fezbeatzが全編プロデューサーとして参加しているREAL-TのセカンドEP、『REAL TAPE 2』から「THUG SCENE」がDJcityレコードプールに掲載されました。REAL-Tのコラボレーション作をはじめ、数々のヒット作を残しきたFezbeatzがプロデュースに関するインタビューに答えてくま...