スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード11: DJ YOCCHI

匠の手シリーズ最新話では沖縄在住のターンテーブリストであり、IDA日本代表のDJ YOCCHIが登場。そんな彼のテクニカルなスキルをTOYODA-STYLEが丁寧に解説してくれています。

〈解説: TOYODA-STYLE

今回はDJ YOCCHIが登場です。ポーランドで毎年行われるDJ Battle 『IDA Dj Championships』のScratch Categoryでは日本を代表して世界のスクラッチャーと戦ってきています。沖縄在住でスクラッチミュージックをこよなく愛するその姿勢はSNSを通して人一倍伝わってきます。彼の細かく繊細でスピーディーなスクラッチをどうぞご覧下さい。

彼が選んだビートのBPMは70後半か80ぐらいでしょうか、スクラッチをやったことがない初心者もこれぐらいのBPMがやりやすいですが上級者になると話は別になります。なぜかと言えば音を倍で詰め込むスキルがあるとBPMもその倍の速さでリズムを取るからです。実質BPMは140後半から160ぐらいとなります。彼が最初にフックを複雑なワード(0:45~)で細かくCutしていますね。使用しているのはForward、2Click、Crabです。ヴァースからはAhhhを使用して(1:04~)パワフルでリズミカルなスクラッチをメイクしてます。TearやOG、3ClickにSnakeと様々な技を彼独特の間でハメていますね。彼のスクラッチの持ち味は速さと正確性で、その詰め込まれたフローはまるでスクラッチの神と呼ばれるQbertのようです。(1:27~)再度ここでフックを持って来て(1:34~)では技有りなハメかたしてますね。そしてそのまま2ヴァース目(1:51~)Ahhhの音を使い更に複雑なスクラッチで構成しています。Drag、両手を使ってのLazerにTazer、Crab、Snake、No Fader 1Click、スクラッチボキャブラリの数が多すぎて解説が追いつきません…すいません。この辺りの一つ一つの技は決して簡単な技ではありません。このBPM(スピード)でスクラッチをするのは少なからずは疲れて休む間があっても良さそうですがそのまま走り切っています。このタフでスピーディーかつ正確なスクラッチが彼の持ち味である事は間違い無いと思います。日本人離れした彼のスクラッチスキルは確実に日本人スクラッチャー3本の指に入るでしょう。今後のバトルでの動向が気になりますが是非世界一になって頂きたいです!

彼はSNSでスクラッチ動画を定期的にアップしています。スクラッチ動画を楽しむのも良いですし、技を盗むのも良し、コメントして彼の人柄を肌で感じてみるのもオススメです。僕も沖縄に行った際は是非彼とセッションしたいですね。

関連: スクラッチ専門番組【匠の手】エピソード10: DJ FUMMY

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