Major LazerのWalshy FireがDancehallについて語る

Walshy Fire
Walshy Fire in the mix at Tuxedo Junction in Danbury, Connecticut. (Photo credit: Dan Nilsen)

Major Lazerのメンバーとして広く知られているジャマイカ生まれのWalshy Fire(本名: Leighton Paul Walsh)。彼はMC、セレクター(DJ)、プロデューサーとして個人でもかなりのキャリアを築いています。彼は2004年にマイアミの”Black Chiney“というサウンドシステムに参加し、8年間ツアーを行ったり、有名なラジオ番組でホストを務めていました。そして2012年にWalshyはMajor Lazerに参加しました。グループとしての活動が忙しい中、彼はソロとしても活動を続けています。今週の水曜日にWalshy FireはSocaのプロデューサーであるKubiyashiと共に、”Chicken and Dumplin“という新しいRiddimアルバムをリリースしました。今回のアルバムにはBeenie ManSean PaulShaggy、などが客演として参加しています。金曜日にはWalshy Fireはロサンゼルスのナイトクラブ”Contorol”で行われる、Mad Decentが主催するAvalonのパーティーでもヘッドライナーとして出演する予定です。

今回はWalshy FireにDancehallについてインタビューを行い、答えてくれました。

Q: ジャマイカ生まれであり、アーティストとしてのキャリアにおいてDancehallにも多く携わっている身として、現在Dancehallがメインストリームでもよく聴く機会が増えた事についてどう思っていますか?

A: 素晴らしいと思うよ、Dancehallは皆のものさ、世界中で聴けるのは本当にいい気分だね。

Q: 時々PopアーティストがDancehallのカルチャーを引用していて、本来クレジットを載せるべき場所でクレジットを載せていない為に批判されることがあります。その批判については当然と思いますか?

A: クレジットは全てのアーティストが求めているものだと思うよ。それは、全てのジャンルの音楽、アーティスト、ミュージシャンに当てはまることだと思うし、どこからサンプリングしたのかを知ってもらう必要があると思う。

Q: 以前のインタビューMajor Lazerとして「ReggaeとDancehallをもっと世でいい音楽として焦点を当てられ、名誉を取り戻したい。」と述べていますが、その目標を達成したと思いますか?

A: まだなにも言えないけど、すべき事はたくさんあるよ。


Walshy FireとKubiyashiの”Chicken and Dumplin”アルバムの視聴が可能です。ダウンロードはこちらから

Q: “Future Dancehall”というジャンルを作りましたが、その定義とは何ですか?

A: Future DancehallはDancehallにEDM調の音を取り入れたものだよ、曲のテンポはDancehallと変わらず(BPM94から100辺り)ただ曲の盛り上がる部分、落ち着く部分が分かれている。ただしそのジャンルを作ったのが自分だと思われたくないな。たくさんの人が僕より前に作っているからね。考えられるとしたら僕はおそらくこのジャンルを有名にした人の1人になるのではないかな

Q: あなたが好きなDancehallのRiddimは何ですか?

A: Answer Riddimだね

Q: あなたから見てジャマイカのセレクターとアメリカのDJの似ている部分と違う部分は何だと思いますか?

A: ジャマイカのDJ達は音楽的というより、そのDJのパーソナリティーが客に影響するのではないかな、誰も聞いたことがない曲をかけてもそのDJの個性を生かす事によって流行ることが多いからね。人々を笑わせたり、その時に思いついたパフォーマンスをしたり、そしてジャマイカのDJはミックスが凄く速いね。アメリカのDJはクラブを盛り上げる事に関して特化していると思う。流行している曲をかけたり、スクラッチや曲をブレンドするという手法でね。

Q: Major LazerとしてはMCとプロデューサーといった役割を担い、ソロとしての活動はDJとプロデューサーといった役割を担われていると思いますが、このそれぞれの違いはどんなところですか?

A: そうだね、僕はジャマイカとマイアミのスタイルをDJとして取り入れているよ


A recap of Major Lazer’s historic concert in Havana, Cuba on March 6, 2016.

Q: 自身のラジオ番組のホストとしての経験はアーティストとして何か影響はありますか?

A: あの頃が凄く恋しいよ、僕は謙虚になることができたし、ただただ楽しみたい人たちと過ごすことができたからね。会えないくらい人気になったロックスターやセレブDJになりたいわけではなかったんだ、それは僕ではないよ。

Q: 2016年、Majer Lazorは外交関係が回復した後、初めてのアーティストとしてキューバでパフォーマンスを披露しましたがどのようなものでしたか?

A: DJとしての人生のハイライトになったね、僕たちのドキュメンタリー”Give Me Future“をチェックして欲しい。

Q: ソロ活動もしくはMajor Lazerとしてキューバのアーティストとコラボする予定はありますか?

A: Youtel(Orishas)と今仕事をしているよ。彼はかなりイケてるね。あとは今ジャマイカに住んでいるAri Lopezだね

Q: 最近気になっている新しいアーティストを教えてください。

A: Sizzlaの息子であるMeleku、Jah9、Masicka、そしてRicardo Drueだよ


マイアミで行われた”Rum Set Boat Party”にてWalshy FireとSillvaのB2Bセット

関連: Wax MotifがMajor Lazerの”Run Up”をリミックス

Popular

  • Fezbeatzが楽曲制作について語る

    Fezbeatzが全編プロデューサーとして参加しているREAL-TのセカンドEP、『REAL TAPE 2』から「THUG SCENE」がDJcityレコードプールに掲載されました。REAL-Tのコラボレーション作をはじめ、数々のヒット作を残しきたFezbeatzがプロデュースに関するインタビューに答えてくま...

  • Weekly Hot Tuesday (June 23)

    Saweetie - Tap In 2019年の"My Type"のヒットはまだまだ記憶に新しく最近ようやく再開しだしたクラブのパーティでも十分メイン時間にかかるサンフランシスコ出身、Saweetieの新曲が発表となったのでここでピックアップ。”My Type”はPetey Pabloの”Freek-A-Le...

  • Tokyo Young Visionのアーティスト達がDJcityに楽曲を公開

    東京を拠点に活動するHip-Hop クルーのTokyo Young Visionが所属アーティスト達の音源をDJcityで公開してくれました。今年の2月に1st アルバムを公開したNormcore Boyz、Normcore BoyzのDJを務め、クラブDJ/プロデュース双方で活躍中のDJ NORIO、そして...

  • Candeeのアルバム「Rockdwon」の楽曲をDJcityに掲載

    今年1月にファーストアルバムをリリースしたばかりのCandeeのセカンドアルバム「Rockdown」が早くも完成。ラップ、ビートともに前作よりさらに磨きをかけた作品には10曲が収録されたていて、今回はゲストフューチャーで7との「Unlucky」、KOWICHIとの「SUPERHOT」、LANAとの「35℃」、...

  • Playssonのニューアルバム「Real Trap 2」をDJcityに掲載

    ブラジル出身のラッパーで日本語とポルトガル語を使いこなすバイリンガルラッパーのPlayssonがニューアルバム、「Real Trap 2」をリリース。自身の過酷な経験やストリートでの実体験を率直に歌詞に込め、強烈な存在感を持つ彼は攻撃的な一面もありながら、男女を問わず愛されるキャラクターのPlayssonが2...

  • Spotifyの「DJcity Japan Selection」更新 (10/12)

    このプレイリストでは主に日本のナイトクラブでのトレンドを抑えた楽曲を現場目線でキューレートした内容となっています。 主に週に1度の間隔でプレイリストは更新されていきます。下記からDJcity Japan Selectionのプレイリストをチェック、DJの皆様は登録してみてはいかがでしょうか。 プレイリスト:...

  • Weekly Hot Tuesday (Nov 19)

    大阪で絶大な影響力を持ち、日本を代表するDJ MINAMI。これまで大阪の主要な大箱で活動範囲を広げ、国内外問わず継続的に活動の幅を広げ続けている。現在はGIRAFFE、OWL、Ammona、GHOST ultra loungeにてレジデントをつとめる。その彼が現場目線でおすすめ新曲を毎週紹介。 Tyga -...

  • MaRIがeydenをフューチャーした「Pussy Wet」

    ブラジルにルーツを持つ岐阜出身のフィメールラッパー、MaRI。 過激なリリックを駆使し、彼女ならではのファーストEP、「PENTHOUSE」が先日リリースされ、その中の注目曲「Pussy Wet」をDJcityに掲載しました。フューチャーされているラッパーはeydenそして、楽曲プロデュースには「ASOBI」...