ダンスミュージックのパイオニアからみたDJの芸術

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イギリスのレーベルToolroom Recordsがダンスミュージックのパイオニアから見た、DJの芸術と進化にスポットライトに焦点を当てたドキュメンタリー動画が公開されました。

このビデオはAndy C、Roger Sanchez、Danny Tenaglia、などのレジェンドやToolroomの創設者Mark Knight、そしてDJ MagsのエディターのCarl Lobenが特徴を解説しています。

このドキュメンタリーはRoger SanchezがDJになるとはどういう意味かという議論から始まります。

“DJをするということは「皆が手をあげているところを見たい」「皆に音楽の旅を作るんだ」「ストーリーを伝えるんだ」「音楽で人の心を動かすんだ」だけではない。”

Mark Knightsはそれに加え、「何人かはCJ Mackintosh、Masters at Work、やTony Humphriesなどに影響を受けている。彼らはすでにその空間のムードを操ることや、人々に気持ちをコントロールするための能力を持っている。」

DJ達はここ数年で芸術がどう変わってきたかも議論しています。

Andy Cは「ここ最近のDJはプロデューサー業もこなす」と言い「彼らは自分で楽曲を制作し、それを現場でプレイする。私は毎日レコード屋に向かいレコードを買う時代の人間である」と、昔と今の違いを述べた。

SanchezはダンスミュージックのシーンがHip-HopからOpen Formatのシーンに変化してきていることを述べています。

「現在ナイトクラブでプレイすることができる音楽の種類はたくさんある。Soul、Funk、Disco、やJazz、フロアで動く限りなんでもミックスしていた。」

また今までのDJの長いセットというものから短いセットのパフォーマンスに変わってきているという流れになってきている。このトピックはドキュメンタリーでも繰り返し議論されています。

Kinghtは「もしヘッドライナーとしてブッキングされたのであれば、人々が求めているモノを提供すべきである」と述べる。「ただしDJとしての芸術というものはそれ以上の事であると考える。人々のジュークボックスになるのではなく、音楽をどう表現するのかが重要である。特に音源政策をするプロデューサーなのであれば更にそこを意識しなければならない。自分がパフォーマンスする空間にいる人々に自分の音楽を表現する機会が与えられるが、それを2時間以内で表現することは難しい。」

下記でドキュメンタリー動画を観覧できます。

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