世界のローカル DJ・クラブ情報(Italy🇮🇹, Florida🇺🇸, Singapore🇸🇬)

カウントダウンのパーティーは全国的に盛り上がりを見せた日本でも少しずつ変異種の広がりつつあります。ただ変異種の影響により海外からの来航者は入国できない状況でもあります。アメリカやヨーロッパでは最大感染者数が更新される中で今回の変異種の特性により規制が緩いままの場所もあるとのこと。そのような中で今回はDamianito(イタリア🇮🇹の)、DJ KA5(アメリカ🇺🇸のフロリダ)、そしてAnrev(🇸🇬)にそれぞれの状況を共有してもらいました。

Damianito(Italy🇮🇹)
◆クラブやバーの状況はどうですか?

イタリアは政府がクラブやバーを再び閉鎖し、DJも働けなくなりとても悲しい時期を過ごしています。 クリスマスホリデー以降、全てのクラブが閉鎖され、来月の再開を待っているところです。 

◆クラブ/バー/ラジオ以外で新しいDJとしての活動はどんなことをしていますか?

長いロックダウン期間を経て、ここイタリアではDJの在り方が大きく変わりました。 DJはほとんどどこでもプレイするようになりました。例えば、ピアノバーのような雰囲気のレストランやお店、プライベートなイベントやパーティーでもプレイするようになりました。もちろん、ストリーミングでDJをする人も増えており、DJセットを披露する主な活動の場をTwitchで行う人が多く、自分も多くの人をフォローしています。個人的にはロックダウン中ビデオコンテンツをたくさん作り、ストリーミングDJセットをより多く(週に2~3回)行う事に集中していました。

◆コロナが落ち着いたらどこに行きたいですか?(個人的&DJとして)

個人的には、復旧したらRedbull 3styleのクルーと一緒に世界中を旅して、昔のようにみんなをハグして、世界中のDJから刺激を受けたいですね。

DJ KA5(Florida🇺🇸)
◆クラブやバーの状況はどうですか?

マイアミのクラブや会場はフルオープンです。2021年初頭からほとんどの会場がオープンしています。2020年末に会場がオープンし始め、2021年初頭には全てがオープンしました。マイアミのお客さんは変わっていて地元の人はあまり出歩かないのですが、世界中から観光客が常に訪れているんです。音楽はヘビーなラテン系、新しいラップ、そしていつものヒット曲など、最新のものが揃っています。

◆クラブ/バー/ラジオ以外で新しいDJとしての活動はどんなことをしていますか?

今、DJのライブストリーミングがとても流行っていると思います。ただしマイアミや南フロリダでは、まだストリーミングをしているDJはそれほど多くありません。少なくともクラブが閉まっている間にやっていたDJはいます。ただマイアミがオープンしてからは、ほとんどのDJは通常の仕事に戻っています。

◆コロナが落ち着いたらどこに行きたいですか?(個人的&DJとして)

日本、アジア、そしてアメリカ以外の国に行ってみたいです。音楽が世界中の人々にどのような影響を与えるのか見るのが好きなんです。ここ数年、カナダ出身のDJたちと交流があるから、カナダでDJをやってみたい。

DJ Anrev(シンガポール🇸🇬)

◆クラブやバーの状況はどうですか?

シンガポールでCOVIDが普及し始めた2020年3月以降、すべてのナイトクラブやナイトライフの活動は完全に停止しています。今のところ再開の気配はありません。一部のバーは22時30分までの営業が許可されていますが、DJやあらゆるライブミュージック(生バンド・演奏)は禁止されています。ほとんどのナイトクラブはすでに閉鎖され、まだ営業しているクラブはそのスペースをナイトライフとは関係のない他のビジネスに使っている(多くのクラブはレストランやジムに転換している)。
そのため、すべてのDJは一夜にして職を失い、生き残るために他の選択肢(以前の仕事に戻る、配達をする、新しいビジネスを始める)を選ばざるを得ないDJ達がたくさんいます。

◆クラブ/バー/ラジオ以外で新しいDJとしての活動はどんなことをしていますか?

多くのDJが音楽制作を始めていて、オリジナルやリミックス、マッシュアップを制作しています。シンガポールには年齢を問わず、才能のあるプロデューサーがたくさん出てきています。しかし、ライブで観客に音楽を聞かせるという経験は私たちの誰もが懐かしく思うものです。この2年間、ライブをする機会がなかったので、DJコミュニティの多くはライブ・ストリーミングに移行しています。代表的な例をいくつか挙げます。まずは、2020年と2021年にMixcloud Liveで開催された「Legacy Music Festival」というものです。地元のアーティストと世界中の有名DJ/プロデューサーが参加する巨大オンライ・イベントとなっています。

Twitch、Mixcloud、Facebookで、あらゆるジャンルのさまざまなDJによるライブストリーミングイベントが多数開催されています。また多くのDJが主要プラットフォーム特にTikTokでVlogの撮影を試みたりしています。シンガポールで人気のあるプラットフォーム、BIGOを使ってDJプレイをライブ配信しファンからプレゼントが送られるようになったDJもいます。通常、シンガポールのDJはナイトクラブで専属のMC/ハイプマンと仕事をするので私たちはミックスに集中することができるんです。しかし、今は自宅でのライブストリーミングによって多くのDJがマイクを持ち、DJをしながらオーディエンスと交流しハイテンションになる方法を学んでいます(アメリカのようなスタイル)。

◆コロナが落ち着いたらどこに行きたいですか?(個人的&DJとして)

日本、中国!それぞれナイトライフシーンはとても熱いです。ナイトクラブは別次元で、毎晩何十ものミニフェスティバルのようなものです。またタイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアですね…パンデミック前はよく旅行していた場所で、これらの国のDJ友達に会いたいです。そしてUSA!ターンテーブルやヒップホップカルチャーの歴史に触れ、学ぶために全米を回りたいです。ヨーロッパとイギリスもですね、ヨーロッパには行ったことがないけどいつか行ってみたいです。とても美しい場所がたくさんある。南米だとコロンビアですね。あそこのDJカルチャーとヒップホップは素晴らしい。何人かのDJと一緒に仕事をしたことがあるから、実際に会ってみたいですね。

関連: 世界のローカル DJ・クラブ情報(Dallas🇺🇸, Tronto🇨🇦, Bogotá🇨🇴)

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