ストリーミングは’DJコミュニティに大きな飛躍をもたらす’と語るBeatportのCEO、Robb McDaniels


Beatport Link in Pioneer DJ’s rekordbox (Source: Beatport)

BeatportのCEO、Robb McDanielsがMusic Weekマガジンにて自社の未来について語りました。Q&Aで形式で語られている中でBeatport Link(BeatportのDJ向けにスタートしたストリーミングサービス)についても述べられています。

Beatportのダウンロードからストリーミングへの移行:

“私達は現在もダウンロードに委ねている。まだ成長し続けるビジネスであると信じている。今現在もバイナルレコードでプレイするDJがいる様に、今後5年位はDJの中でも楽曲をダウンロードし、USBスティックに入れて使うフォーマットを好むDJが存在し続けると思う。顧客であるDJ達に、既存のフォーマットとしてあるバイナルレコード提供という形ではなく、別の音楽を手に入れる方法を様々な形で提供しようと考えている。”

Beatportにとってグローバルなチャンス:

“[中国、インド、南アフリカ、ロシア、そしてラテンアメリカ]はそれぞれ特徴的な個別のマーケットである。私達は価格設定に対して慎重にアクションを起こさないといけないと考えている。しかし同時に、DJとして機材を揃える費用や、それをどの様に習うかといった部分は大きな障壁であると考えている。パートナー企業はハードウエアとソフトウエアの費用とユーザビリティの面でビギナーDJに向けて競争を行なっている現状があると見ている。”

BeatportはSpotify等のプラットホームと競合しない:

“AppleとSpotifyについてだけれど、彼らがレーベルと結んでいるライセンスはあくまでも個人使用に限られている。私達のビジネスはプロとして人前でパフォーマンスするDJに楽曲を提供することを目的としている。私の見解では大手ストリーミング企業はこのビジネスに介入しようとは考えていないと思う。何故なら、レーベルや出版者の権利を一から新たに、同意を得て契約することを行わなければならないからだ。反対に、私達は15年間そこに特化してやってきた、とてもユニークなポジションにいると考えている。”

バイナルレコードはDJのフォーマットとして生き続けるか?:

“生き続けるだろう。私個人としてバイナルレコードが大好きだ。重たい沢山のバイナルレコードを持って飛び回るのはちょっとした苦痛だけどね。バイナルレコードからCDへ、CDからダウンロードというのは大きな移り変わりだった。ストリーミングは所有とは異なるアクセスという新たなフォーマットだ。ナイトクラブに何も持っていかなくても良いだけでなく、事前に全ての楽曲をチェックしてキュレートすることが可能で、パフォーマンス前に全ての情報を準備することができる。これはDJコミュニティに大きな飛躍をもたらす。私が思うに、頑張っているDJを大きく後押しすることになると信じている。”

関連: BeatportがBeatport LINKのサービスを発表

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