Tokyo Young Visionのアーティスト達がDJcityに楽曲を公開
東京を拠点に活動するHip-Hop クルーのTokyo Young Visionが所属アーティスト達の音源をDJcityで公開してくれました。今年の2月に1st アルバムを公開したNormcore Boyz、Normcore BoyzのDJを務め、クラブDJ/プロデュース双方で活躍中のDJ NORIO、そして...

NYCを拠点に第一線で活躍する日本人DJの一人、JAPANESE DEEが現地の状況やクラブでヒットしている楽曲をタイムリーにご紹介。「Reporting From New York」2022年12月にピックアップされた楽曲はこちら。
あっという間に12月ですね。今年の1月からこの5曲紹介を続けてきて、無事に1年間続ける事が出来ました。チェックしてくれてる皆さん、ありがとうございます。楽しく残りの1ヶ月を過ごし、良い新年を迎えられますように。そして来年も宜しくお願いします。
今年の大晦日もSkylarkというタイムズスクエアにある箱で年越しパーティーのDJが決まりました。タイムズスクエア周辺の、特にTVで全米に中継される『ball drop』カウントダウンが見られるホテルやクラブはとても人気があります。Skylarkもボールが落ちていくのが見えるガラス張りの箱なので、毎年チケットは一人$600以上なのにもかかわらずソールドアウトになります。この時期DJ仲間の中で、いつも話題になるのが、新年一発目にかける曲ですが、NYはやっぱりJay-Z & Alicia Keysの“Empire State of Mind”がド定番です。2022年に流行った曲の中ではBad Bunny“Titi Me Pregunto”とかBeyonce“Cuff It”とかも相応しい曲だと思います。ぜひ皆さんの推し曲やおすすめのエディットがあれば教えてください。
Quavo & Takeoff – Hotel Lobby
今月の5曲の先ず始めは、先月11月1日に銃弾に倒れ亡くなったMigosのメンバーTakeoffへの追悼の意味を込めてこの1曲から。今のHip Hopシーンを作り上げたグループと言っても過言じゃない、今の世代にとっては本当にデカすぎるスーパースターの突然過ぎる訃報。Migosナイトを開催できるくらいのヒット曲を世に送り続けたグループMigosの中でも一番のフローと言われていたTakeoff、俺も“Stir Fry”の彼のヴァースとかめっちゃ好きだし、“Narcos”も彼のヴァースまでかける。不仲が噂されていたOffsetが一番辛いんじゃないかと思うし、実際彼の追悼メッセージが一番読んでいて心に響いた。アメリカの銃被害は絶えることがなく一向に悪化している印象を受ける。Takeoffの出身地ジョージア州も事件のあったテキサス州も、銃の所持と携帯が合法の州で、当然銃犯罪が多い州。銃へのアクセスが限られていれば、この尊い命も奪われることはなかったのではないかと悲しく思う。“Hotel Lobby”はQuavo & Takeoffが今年10月にリリースしたばかりのアルバムOnly Built for Infinity Linksから先行リリースされていたシングル。彼の死後YoutubeのTop10にも返り咲いている。これからも彼が残してくれた数々のヒット曲を大切にかけていきます。Rest In Peace Takeoff.
Drake & 21 Savage – Circo Loco
先日リリースされたDrakeと21 SavageのコラボアルバムHer Loss収録の1曲。ラジオでクラブでSNSで聴かない日はないです。史上最悪のアルバムカバーとしても話題になってますが、モデルの女性Suki BabyことQuiana Yasukaさんは日系で、IGチェックしたけど普段はセクシーな感じでビックリ。この曲のThis b!+ch lie ’bout gettin’ shots, but she still a stallionっていうリリックが、Megan Thee StallionをDissってるって事でも炎上してます。(MeganがTory Lanezに撃たれた事件のこと)
Meganのファンや一部のフェミニストからかなり反発されてます。こういった噂や世論を受けて、DJはクラブでかけるのどうしよう?って悩む事多いですよね。今だったらYeことKanye Westも渦中。この人は定期的にキャンセル時期が来ますね(汗)。他にもR Kelly、Michael Jacksonなど。アーティストのプライベートと作品は別と割り切るか、それとも曲を聞いて不快になる人が多いようだったら遠慮するべきか、DJに委ねられるところです。R KellyはかけてるDJ時々いるけど、ドキュメンタリー観た後はリリックと問題が重なり過ぎてて、俺はまだ個人的に無理です。
Lil Uzi Vert – Just Wanna Rock
今一番クラブで盛り上がる1曲です。NJ Clubでとにかく高速BPMでハイエナジーのままぶっちぎる2分。NYCで撮影されたミュージックビデオのUziダンスもネタ(ギャグ?)になっています。このビデオのディレクターは今音楽界を超えて大活躍中のGibson Hazard。Kobe Bryantの追悼ビデオやDiddyの50歳のバースデーパーティーのビデオを手がけています。シネマのような壮大な世界観と高揚感あふれるリズムとエナジーが伝わる彼のビデオグラフィは音楽界やハリウッド、一流企業から引く手あまたです。
Oxlade – Ku Lo Sa
少し前からラジオでもよく耳にするナイジェリア出身のOxladeのAfrobeatsのヒット曲。俺はAfrobeatsが大好きで現場でもよくかけてますが、Tiktokでの流行りも重なってフロアでの反応が最近良くなって来ました。ラジオでもプッシュされています。Ku Lo Sa、クロサって何?って思ったらCloserの事ね。この曲はドイツのColorsっていう新人発掘系のプラットフォームになっているYoutubeチャンネルにフィーチャーされてから一気に流行りました。そのビデオでやったOxladeのダンス(っていうか手振り)がなぜかバカウケし、まんまTiktokで#KuLoSaChallengeとしてバズってます。とにかく声質がスムーズで滑らか。ハマる人多いと思います。
Angel Dior – AIO
スパニッシュの人口が多いNY北部のDyckmanで今1番熱い曲。昔はDyckmanで流行ってもダウンタウンまで流行りがたどり着かない事も多かったのですが、最近のスパニッシュ勢のグローバルな活躍もあり、最新の流行を追うにはDyckmanのドミニカの女の子のケツを追う!っていう、俺にとって天国のようなシーンになりつつあります。ドミニカ共和国のラッパーAngel DiorはこのDembow “AIO”の大ヒットがきっかけで、10月にBad Bunnyのツアーのドミニカ共和国サントドミンゴ公演でゲスト出演するなど世界的に注目を浴びています。最近ドミニカで『一番アツい場所』って言われているのがLa 42というスラム街なんですが、Angel Diorは『El Rey De La 42』(La 42のキング)と言われています。
今年はとにかくラテンが強かった1年。最後までノリ良く元気に突っ走りましょう!
関連: JAPANESE DEEがNY最前線クラブヒットをリポート「Reporting From New York (November.2022)」
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