GuiltyBeatzがアフリカの音楽について語る

GuiltyBeatz
GuiltyBeatz in East London (Credit: Naija Boi)

世界的なポップミュージックのシーンはこれまで、伝統的にアメリカの音楽によって支配されていましたが、現在はは変わりつつあります。Latin MusicもKpopも、アメリカを含む世界中で人気となっています。

アフリカは音楽史的に見るとかなり長い歴史があります。アフリカ音楽のリズムやメロディーは世界中の様々な音楽に影響を与えています。アフリカの音楽ジャンルは今まで世界的に有名ではなかったですが、それも変わりつつあります。ナイジェリア出身であるWizKidMr EaziDavidoなどのアーティストが世界中で影響を与えており、アフリカにもスポットライトが当たってきています。またDrakeMajor Lazerなどアフリカ出身ではないアーティストもアフリカの音楽を世に広めた重要人物でもあります。

アフリカの音楽シーンをより知るために、DJcityはガーナ出身の人気DJ/プロデューサーであるGuiltyBeatzにインタビューを行いました。彼はアフリカの大人気アーティスト達と共に動く側面に加え、Diploとスタジオに入るなどの動きも見せています。またソロアーティストとしても人気が出ており、シングル”AKWAABA”はMr Eazi、Pappy Kojo、Patappaなどのアーティストとコラボしております。


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アフリカ出身ではない人がアフリカの音楽について話をするとき、Afrobeatsというナイジェリアから派生した音楽にまとめられるケースが多いですが、自身の音楽についてどう説明しますか?

自分の音楽はガーナのAzonto、南アフリカのHouse、そしてエレクトロニックな音楽を組み合わせているよ。正直なところ自分は色々な音楽をごちゃ混ぜにするのが好きなんだ。音楽を作るのは好きだし、世界にシェアしていくのも好きだし、良いバイブスをみんなで共有したいね。

アフリカのDJシーンについて教えてください。

アフリカ全体のことを把握しているわけではないけど、西部、東部、南部、北部、そして中央部それぞれの地域によってシーンは異なっているよ。自分はこれまで、ケニア、タンザニア、ジンバブエ、ウガンダ、ナイジェリア、そして自分のホームであるガーナでDJをした経験がある。これらの国同士でもDJシーンは全然違うね。例えば西のアフリカではDJがパーティーやイベントを企画し、アーティストを呼びます。東のアフリカではDJはフェスティバルを企画します。このような動きから、各地のDJが音楽やカルチャーを支えており、ローカルのアーティスト達をサポートする動きをしているのもわかります。また、DJがアーティストとコラボレーションすることによって、限界を押し広げて自分の音楽をミックスしたり、他のジャンルの音楽と組み合わせてみたりという感じだね。DJがナイトクラブ、ラジオ問わずプレイを聞いていうお客さんに色々な音楽を触れ合いさせてると思う。

アフリカの音楽以外でシーンに影響を与えた音楽は何ですか?

様々な音楽が影響を与えていると思うけど特にダンスホールが大きく影響を与えていると思う。特にガーナ、ウガンダ、ケニア、ザンビアなどの地域でね。これらの国ではDancehallを聴かないことはないね。ガーナでは60年代から80年代までFunkから影響を受けている音楽が多いです。また1990年から2003年、2004年あたりまではR&Bの影響を受けた楽曲が多いと思う。当時ヒットしたR&Bの楽曲をサンプルし、同じメロディーで違う歌詞を歌うアーティストが多くて、当時のトレンドだったよ。

Mr Eaziとどう知り合ったのですか?

何年も前の話だね。彼の楽曲”Pipi Dance”がバズっていた時にビデオを見たんだ。ちょうどその時に彼からTwitterのDMが送られてきたよ。そして共通の友達の助言もあり、繋がったという感じだね。そこ彼彼にビートを送って仕事をするようになったね。それが2014年くらいの話だね。今では一緒にアメリカツアーをしているからね、SNSを侮ってはいけないよ。


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Mr EaziとのCoachellaでのパフォーマンスはどうでしたか?

ずっと夢の舞台だったからね、2017年にCoachellaでパフォーマンスをすることについて話をしていたんだけど2年ごに最高の友達とメインステージの舞台でパフォーマンスできるなんて、すごいことだと思う。本気で信じていたら願いは叶うんだと思ったよ。

Diploと一緒に仕事をするのはどのような感じでしたか?

Diploのことはずっと見ていたんだ。彼がDJ、プロデューサー、そしてアーティストとしてやっていることは感動的だと思う。彼の影響で自分の音楽を可能な限り、より広く深く追求したくなるんだ。何が興味深いというのも自分のファンがTwitterでいつDiploといつコラボするのかと質問してきたり、ガーナのラジオでのインタビューでも同じことを質問されたりしたよ。それが現実になったから嬉しかったしここまでの道のりがすごい長かった気がしたよ。

DiploそしてMajor Lazerはアフリカの音楽を世界中に広めたと言えますが、現地の人々はどう受け止めていますか?

Major Lazerがしたことは素晴らしいことだと思う。音楽だけではなく、DJ Maphorisa、Nasty C、Mr Eaziや Burna Boyなどのアフリカのアーティスト達とコラボをした事がアフリカの音楽をグローバルな舞台で勝負できるところまで持っていったんだと思う。”Particula”はビッグチューンだね、ガーナのどのイベントでも反応があるよ。

世界各地でパーフォーマンスをしてきたと思いますが、アフリカの音楽はUK以外の国ではどこが一番受け入れの体制がありましたか?

間違いなくアメリカだね。北アメリカツアーを行ったバカリンあだ、、、、。2、3時間の長いDJセットの中でアフリカンミュージックを沢山プレイしたけど、クラウドの反応はクレイジーだったね。それからカナダはいつも反応がいいね。ヨーロッパのフランスやスウェーデンもアフリカの音楽を大好きな人達がいる。ヨーロッパ全体的に良くて彼らは彼らで独自のダンスクルー、フェスティバル、そしてパーティを持っていてとてもいい方向に向かっていると思う。

“DJとして知っておいた方がいい、これからブレイクするアフリカのアーティストを教えてください。

沢山のいるけれど、中でも自分が注目しているのはMr Eaziの楽曲、”Empawz”に参加しているJ Derobieかな。彼のファーストシングルのリミックスにはPopcaanがフューチャリングされている。他にはJoeBoyかな。”Baby”をはじめとしてバズっているよ。PVが出たばかりで、個人的にすごく気に入っている。ガーナでは既に有名で新たな音楽シーンを作り出しているけど、これから彼らがどういう方向に行くか注目すべきたよね。KidiKuami Eugene、Kwesi Arthur、Joey B、King Promise、Pappy Kojo、Adina、そしてTeniと名前を挙げだしたらきりがないよ。アフリカ全域で素晴らしい才能を持ったアーティストが沢山出てきているよ。

ラテン系の音楽は世界的のPopミュージックシーンの中心にありますが、アフリカンミュージックも同じようになれると思いますか。

Black Coffeeはワールドツアーをしたり、イビザでのレジデンシー、夏の間はフェスティバルで引っ張りだこ。アフリカからの音楽が世界中に響いているんだ。目を見張るものがあるよ。世界基準のレベルにありつつある。昨年Reading and LeedsフェスティバルのBBC Radio 1 DanceステージでAfro Houseのセットをパフォーマンスをする機会があったんだ。Naija BoiがMCをしてくれてMr Eaziが歌ったんだ。お客さんの反応は凄かったよ。そこで音楽の可能性は無限なんだと感じたよ。

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