Sony MusicがDubsetを通してDJとリミキサーにミュージックリストを公開

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Dubset MediaホールディングスがSony Musicとパートナーシップを結びました。これによりSony Music登録者はレーベルの曲をDJミックスやリミックスで使用することができるようになりました。

この提携により、Sony MusicがDJやリミキサーに曲を提供することができ、レーベルの新しい収入源を生むことになりました。

Dubsetが保有する独自のトラック解析技術”MixBank”と”Cross Clearance Network”を使いプラットフォーム内で識別された曲は、レーベルと出版権所有者を判断し、誰のどのDJセットまたはリミックスに使用されているかを明確にします。

およそ35000のレーベルと出版社がDubsetに登録しており、Sony Musicがメジャーとしては初のレーベル提携になります。

Dubset MediaのCEOであるStephen White氏はこう述べています。

「何百万人もの音楽ファンがDJやリミックスのコンテンツをストリーミングしており、レーベル、出版社、パフォーマンス団体は、莫大な量の収益化がされていない状態です。業界は曲の使用管理を明確にする解決策を必要としています。」 

Sony Musicデジタルパートナー開発のAndre Stapleton氏は

「我々はDubsetと大きく協力し、アーティスト達を守るだけではなく、同時にオリジナルバージョンをプロモーションしながら、新しい収益を生み出すツールを提供しています。」

とコメントしています。

Dubset Mediaの最高戦略責任者であるBob Barbiere氏は

「不適切に収益を上げている「ユーザー生成コンテンツ(UGC)」は、すでに音楽業界に数十億ドルのダメージがあります。DJセットとリミックスはミュージックストリーミングサービスに登録される前に、オリジナルの音源と同じく、個別に登録、タグ付け、そして明確する必要があり、Dubsetではこの問題を解決しました。」

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