ABEMAのHip-Hopチャンネルにてドキュメンタリー映像「DeeJays’ Talk」の公開が決定

ABEMAのHip-HopチャンネルにてDJcity Japanが制作したドキュメンタリー映像「DeeJays’ Talk」の公開が決定しました。全国各地にて最前線で活躍する合計33名のDJに行った同時インタビューがいよいよ公に、シーンを築き上げてきたベテランから若手のプロDJが様々な質問やDJとしての活動、きっかけについてなどを語っています。当作品は2部に分かれてていてABEMAにてそれぞれ前半と後半に分かれて放送されます。全編に渡って33名のDJが、様々な質問に回答しているで前半と後半両方見逃せないです。

■7/11(日)21:00~22:00
DeeJays’ Talk 人気DJ達の”リアル” #1 by DJcity

視聴URL: https://bit.ly/2SEDaDy
■7/18(日)21:00~22:00
DeeJays’ Talk 人気DJ達の”リアル” #2 by DJcity

視聴URL: https://bit.ly/3A7wDlL

DJcity Japanの10周年と「DeeJays’ Talk」の作品公開に先駆けて、O.Z.Y.K.I.XがデザインしたTシャツの販売も決定いたしました。当作品に出演しているDJがデザインに盛り込まれた3種類のTシャツがGENRE BNDRサイトにて購入可能です。Tシャツのデザインは下段にてご覧ください。

今回の映像についてDJであり、そして音楽ライターの浦田威にプロローグを書いていただきました。

【浦田威】

世界のシーンを見渡すと、優れたDJとはトレンドを生み出したり地域に密着して文化的なコミュニティーを形成したり、またある時は斬新な楽器の演奏方法(ターンテーブリズム)を編み出したり、これまで光の当たらなかった過去の良質な音楽を掘り下げて広く世に知らしめるきっかけにもなるなど、直接的に楽器を演奏して楽曲を制作するギタリスト、ピアニスト、ドラマーなどに代表される狭義のいわゆる「ミュージシャン」たちや作曲家、作詞家たちとは異なる角度から音楽シーン、カルチャーを豊かにし、新たな価値観をもたらす貴重な存在です。

そして世界の高額所得者ランキングにも名前を連ねるような海外の著名DJたちを例に挙げるまでもなく、DJシーン、DJカルチャーが成熟している欧米の国々などではDJとは社会的にも認知されている立派な職業の一種なのですが、ここ日本ではDJカルチャーが正しくテレビ、メディアなどで伝えられる機会は稀で、いまだにDJの社会的地位は低く偏見に満ちた報道や記事を目にする事も少なくありません。

それでは、ここ日本で活動するDJとは欧米などDJカルチャーの成熟した国々の、社会的にも認められたDJに比べて劣っている存在なのでしょうか?

その答えはノーであると、長い歴史を持つ日本のクラブシーン、DJシーンに敬意を払い、共に協力し歩んできた私たちDJcity Japanは知っています。

本作品では地域に根差して数十年、音楽文化を育んできた熟練のクラブDJや世界的なコンペティションの優勝者、才能豊かなターンテーブリスト、新進気鋭のDJたちなどキャリア、年令を問わず私たちがピックアップした総勢33名の優れた日本のDJたちに密着し、誇張や装飾を廃したシンプルなインタビュー形式で「DJ」という職業を深く掘り下げています。

単に他人の音楽をかけるだけでなく、音楽にかけるマインドや技術の研鑽、社会との向き合い方、etc..

全編に渡ってDJならではの喜びや苦悩が余すことなく表現されている本作品の中からは、DJの知人がおられる方、DJのご家族、そしてもちろんDJご本人やこれからDJを志す方ならば共感できる部分がきっと見つかるはずです。そして、「DJとはテレビ、ドラマで見るようなドラッグ、暴力を助長するような反社会的で怪しい存在ではないのか?」といったDJそのものにステレオタイプな偏見をお持ちの方々でも、作品を鑑賞していただければ彼ら(彼女ら)DJが驚くほど音楽に対してピュアな情熱を注ぎ、世界と同時進行で豊かな音楽カルチャーの発展に寄与している重要な存在である。という事実がきっと伝わるはずです。

本ドキュメンタリー映像「DeeJays’ Talk」をきっかけに、日本の豊かな才能を持つDJたち、および素晴らしいDJカルチャーが少しでも多くの方々に認知されるきっかけになることを、願ってやみません。

CHAMP T

DJcity EAST T

DJcity WEST T

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